2020.02.05(水) 大瀬崎 透視度10~12m 水温17℃
『ネギ味噌わらじとんかつ』、
ただこれが食べたいんです。
タイキ君は前回行けなかったリベンジを果たしたいんです。
わらじのように、どでかいトンカツ。
想像するだけでお腹が空いてきそう。
閉まるのは午後2時。
いつも行く食事処よりかは、少しばかり早く閉店してしまう。
ちょいと急がなきゃいけないかも。
胃の中から手が出てしまいそうな目標を掲げた僕たちは、
そそくさと大瀬崎の海の中へと消えていった。
暖冬の影響かなんなのか、
ここまでなかなか顔を見せてくれなかったウミウシたち。
そんなウミウシたち、
2月に入りやっとちょこちょこと出てきてくれた。
ただ、どれも小さい。
頭の片隅で膨れ上がったわらじとんかつのイメージ像とは
雲泥の差。
ツノザヤウミウシが一体何匹集まったら、
わらじとんかつのようなサイズなるのか。
100ひきなのか。
1,000びきなのか。
10,000びきなのか。
はたまたウミウシ1匹が
30㎝サイズになった場合を想像してみる。
・・・・きもちわるいですね。
セッティングから片付けまでテキパキと動いたおかげで、
ありえない速さで大瀬崎を後にした。
すぐさま、わらじとんかつに店に連絡をする。
・・・・あれ、出ない。
忙しいのだと思い、時間を空けて何度か挑戦してみる。
5度目にしてやっと出た。
少し一安心。
これから、行くのでお願いしますと伝えようとすると、
店員さんが食い気味でしゃべり始めた。
『ごめんね、10日まで休みなんだよね。』
今までの急いだのはなんだったの。
ずっとわらじとんかつのことばかり考えていたのに。
口はもうトンカツモードなのに。
と言うか今日5日よ。あと5日も休むの。
こうして、タイキ君の2度目のわらじとんかつへの挑戦は
幕を閉じました。
わらじとんかつの為に早く行動したせいで、
早くいろいろな弊害を受けた僕たちは、
箱根まで足を伸ばし、あつあつの湯舟へと消えたのであった。
ちーさん、金目しゃぶしゃぶも良いけど、
わらじとんかつは必ずリベンジしましょう。
ゆきや