2019/6/30・伊東 透明度10-15m 水温22℃
この日の雨と南西風は強かった・・・。
雨粒の残像は、高速で横に流れる直線になっていたし、
船の上では、武器のように僕らの頬に突き刺さる。
慎重に海況の判断を・・・
と思っていたけど、
海はまるで空と無縁を装うように、
暖かく綺麗な表情を浮かべシラケているから救われる。
海に入る前の緊張は何だったのか・・・
それどころかどうだ、潜降した矢先、
(予定ではここで一度動きを停め、呼吸を整える
手筈になっていたのだが・・・。)
そこに、アオウミガメが居た。
すぐそこに悠然と泳ぐカメ。
カメを指差しては、
両手広げ肘をまげて平泳ぎみたいなポーズで、
何とかカメがいることを伝えようとする僕。
僕の普通ではない動きに、みんなにも緊張が走る。
と、その後方で、
カメどころか、僕にさえ一瞥もくれず、
悠然と自分の世界に没頭するおじ様たち・・・。
カメ悠然と泳ぐ。
僕たち必死にあとを追う。
おじ様たち悠然とどこかへ泳ぐ・・・。
なんだか潜降して5分・・・
もの凄い忙しいさ・・・。(笑)
壮大な風景、群れ、カメ、悠然と泳ぐおじさま達、と
ワイドに遊んだ一本目。
二本目には、ミナミハコフグ、ウミウシ、ガラスハゼなど
小さいものをねちっこく切り撮っていく。
ヌノちゃんの単独行動著しく、いろんなもの見つけるし、
おじ様含む3人が、僕の進行方向と真逆に進んでいくから、
やっぱり忙しいっ!!
学生ダイブマスターのレイナが手伝ってくれなきゃ
と思うとゾッとするゎ・・・。(笑)
塩辛、もずくに、焼き魚っ
金目、刺身に、炊き立てご飯っ
水中でバラバラだった僕らも、
美味しいご飯があればひとつになれます。
満場一致で囲んだ「一吉」のちゃぶ台で語れば、
あらゆる暴挙もすべて楽しい思い出になります。(笑)
くるま番ありがとう。
いつも美味しいの
ありがとう!ございます。
撮りましょか?
と、声をかけてくれた若い釣り人にも感謝っ。
雨も上がって腹いっぱい。
さて、
帰りましょ。
まさ