何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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「オオモンカエルアンコウ」カテゴリーアーカイブ

流れますように。

 

 

 

2022.11.17 神子元 透視度10ー20m 水温23℃

 

 

 

 

 

「神子元は毎回流れが凄い。」

 

 

 

「神子元はハンマーヘッドシャークの群れが凄い。」

 

 

 

 

 

 

色んな人にそう言われているのでしょう。

 

 

 

 

確かにその言葉は間違いではないです。

 

 

 

 

大半は流れているし、群れが見れます。

 

 

 

 

 

見つめ合う2人@神子元ダイビングツアー

 

 

 

 

 

でもね、極たまーにあるんですよ。

 

 

流れが全くない神子元が。

 

 

ホントたまーにあるんですよ。

 

 

 

 

 

まるで湖。

 

 

そう感じてしまうほど、穏やか。

 

 

 

 

 

 

中性浮力@神子元ダイビングツアー

 

 

 

 

 

初神子元が流れ無しになっちゃったカナヤさんと、

 

初神子元の時に激流をくらったショーちゃんは

 

さぞ拍子抜けしたでしょう・・・。

 

 

 

 

 

「僕はこっちが良いです。」

 

 

 

 

なんてショーちゃんは言っているけれど、

 

これはこれで厳しいのよ。

 

 

 

 

 

いつもだったら、勝手に進んでいくはずなのに、

 

 

この日は流れがないから、自力で泳ぐしかない。

 

 

しかも夏と違って、

 

ハンマーたちは島から遠ざかり、水深を下げ始めている。

 

 

 

 

 

僕らはそこまで行かないと見れない。

 

 

 

 

 

・・・遠いのよ。

 

 

 

 

 

サメ@神子元ダイビングツアー

 

 

 

 

見れはしたけど、僕のカメラレンズはポンコツで・・・、

 

証拠写真程度。

 

 

 

 

穏かっていうのは、良いことだけじゃないんだよ・・・。

 

 

 

 

 

けど、穏やかだったからこそ、

 

神子元でカエルアンコウが見れちゃって・・・。

 

 

 

 

 

現地のスタッフたちはこっちの方がテンション高かったようで。

 

 

 

 

 

 

オオモンカエルアンコウ@神子元ダイビングツアー

 

 

 

 

 

 

予想はできるけど、

 

完璧には当てられない潮の流れ。

 

 

 

 

それでも、次回2人が行く時はどうか流れていますように。

 

その方が見れる確率だってグンッと上がる。

 

 

 

 

 

どうかどうかブン流れますように・・・。

 

 

 

 

一本松@神子元ダイビングツアー

 

 

 

 

 

 

たま

 

 

 

 

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浮力を会得する者

 

 

 

 

2020.10.9 平沢 透視度5~12m 水温24℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中を優雅に舞う、オオモンカエルアンコウ。

 

 

 

初めて目撃してしまいました。

 

 

 

大きさは、約30cmほど・・・でかい。

 

 

 

 

 

 

 

手を使わないよーに
決して寒いわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

着々とレベルを上げている人、

 

この日から、ダイビングを始める人、

 

まだまだ泳ぐことに慣れている最中の人、

 

色々な状況を抱えている皆で、じっくり中性浮力の練習。

 

 

 

 

 

 

 

足が下がってしまったり、

 

手をバタつけてしまったり、

 

足に空気が行き過ぎてしまったり、

 

各々試行錯誤しながら、ゆったり魚の群れに飛び込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すっごい量

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄い量だ。

 

進めば、進むほど現れる魚の群れ。

 

タカベ、イサキ、ネンブツダイの幼魚、

 

スズメダイに、アカカマス。

 

 

 

 

 

 

かいてきー!!

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、皆の横を奇妙な塊が泳ぐ。

 

 

 

 

 

 

左にオオモンカエルアンコウ
左にオオモンカエルアンコウ

 

 

 

 

 

 

今まで、岩に張り付いている姿しか見たことのない、

 

オオモンカエルアンコウ。

 

 

 

 

 

泳ぐのがヘタクソだとばかり思っていました。

 

どうやら、違ったようです。

 

 

 

 

優雅に泳ぐその姿は、

 

とても苦手とは思えません。

 

 

 

 

これから、中性浮力を習得する者と、

 

すでに中性浮力を会得している者(オオモンカエルアンコウ)。

 

 

 

 

 

 

 

必死に浮力を確保しながら、

 

その奇妙な生物を眺めていたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

良い手本を見せてもらいました。

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

片路300mの末路

 

 

 

 

 

 

2020.8.7(金) 初島 透視度3~20m 水温18.7℃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初島には、もうイルカはいない。

 

 

 

 

約3年ほど続いていた、

 

イルカが狙えるダイビングは、6月下旬頃には終了。

 

 

 

 

その為か、初島に訪れるダイバーは少なくなっていた。

 

 

 

 

 

 

凄く綺麗、ただ・・・寒い

 

 

 

 

 

 

『イルカ見れないなら、初島は何が見れるの?』

 

 

 

 

 

初島=イルカ

 

きっとそういうイメージが強いはず。

 

正直僕自身もそう思っていた。

 

なので、こういった質問は頷ける。

 

 

 

 

 

 

ただ、違う。

 

イルカだけでは無かった。

 

どうやら、ネコザメが100%見れるポイントがあるようだ。

 

 

 

 

 

 

そのことを、この日共に初島へ訪れた男性2人に話すと、

 

『それは、見たい。』と即答だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

イサキの軍団

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急いで、現地の人に話を聞きにいく。

 

『そのポイントに行けますか?』と。

 

 

 

 

 

それに対して、

 

『行けますけど、ボートポイントになりますよ。

 

ボートは今日出せません。

 

ビーチからだと300mくらい泳がないといけないです。』

 

 

 

 

 

・・・とおい。

 

 

 

 

 

メジナさんの行進

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『行けるとこまで行こう。』

 

この言葉により、僕たちは片道約300mを往復することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

3人全員男なので、要注意はエアの消費。

 

エアーの節約を念頭に置いて、泳ぎ始める。

 

ずーっと泳いでいるため、18℃台の海も心地よく感じる。

 

 

 

一度も止まることなく、

 

久々の綺麗な水を堪能しながら、突き進む。

 

 

 

 

岩の上を一つ一つ確認する。

 

『ネコザメ、ネコザメ、ネコザメ』

 

 

 

 

 

 

 

時折、『今どの辺にいるのか』不安になりながら、

 

さらさらに進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

泳ぎ始めて20分経過。

 

 

そろそろ引き返そうと考えていると、

 

 

 

 

 

 

 

いたー

 

 

 

 

 

 

 

いた。

 

 

 

 

 

 

 

片道約300m。

 

泳いで泳いで泳ぎ続けて、

 

ようやく見つけた、2匹。

 

 

 

 

 

 

 

正直、途中で諦めかけました。

 

ヒラメで遊ぼうか迷いました。

 

群れに突っ込んで、楽しもうか迷いました。

 

 

 

 

 

 

 

諦めずに良かった。

 

見れた時の達成感ときたら、言うまでもない。

 

 

 

 

そしてその後に

 

ビールを飲んでいた顔ときたら、言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右の分かります?

 

 

 

 

 

 

 

ただ、ネコザメを見た後の帰路ときたら、

 

 

・・・言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきや

 

 

 

 

 

 

スリルもいいスパイス?

8月8日(木) 井田 透明度:2~12m 水温:24~27℃

 

 

ちょうど1年前に今の場所にお店が引っ越しました。
今日で1年なんですー。
そんなまったりとした会話を遮る電話の音から始まったこの日。

 

 

遅刻、忘れ物、不測のポイント変更。

 

 

私たちの心に深く刻まれた記憶。それは・・・

 

 

台風9号のうねりが入った『井田の大波』ヤバい。

 

 

台風9号@井田ダイビングツアー

 

 

写真では伝わりづらいのですが。
時折胸くらいの大波が打ち寄せるエントリー口。

 

 

色々ありまして、なぜか井田に流れ着いた私たち。
うねりがあっても井田がいいと言ったみんなも、顔がこわばる・・・。
でも、岸壁からジャイアントで入ってしまえば・・・

 

 

イワシ群れ@井田ダイビングツアー

 

スミレナガハナダイ幼魚@井田ダイビングツアー オオモンカエルアンコウ@井田ダイビングツアー

 

スケロクウミタケハゼ@井田ダイビングツアー アカオビハナダイ@井田ダイビングツアー

 

 

360°イワシの大群に囲まれたり。
台風前の刹那の出会い?スミレナガハナダイの幼魚を発見したり。
かれこれ半年以上の付き合いのオオモンカエルアンコウに挨拶したり。

 

その選択に間違いはなかったと思えるラインナップ。

 

 

 

そして満足感を胸に水面に浮上し、
岸にぶち当たる巨大な波を見て・・・

 

 

 

これはポイント選択ミスなのでは?と、再び疑問を覚える(汗)

 

 

 

大波をくらったトシさんとユーキが見事な着地を決めた時は、
思わず拍手喝采、笑ったなー。

 

でもみんな、さすが経験値高いだけに、
あの大波を上手に乗り越えて、無事で何よりです。笑

 

MSDまでの道のりはあと少し、ですからね。
ちゃんと人任せにせず、各自コンパス見るよーに。。。

 

 

ディープスペシャリティ@PADI ディープスペシャリティ@PADIランクアップ

 

 

紆余曲折ありましたけど。
一番大切なのは、無事美味しいご飯が食べられること。

 

 

アジ丼@沼津ランチいけすや
台風のおかげかすんなり入店♪

 

でも実はちょっとだけ、
あの大波のエキジット、楽しんでいました。
たまーにでいいのですが、スリルもいいスパイスです(笑)

 

みか