何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
7月17日(金) 田子 透明度:3〜10m 水温:20度
大雨が降り続き、伊豆全域の海に茶色く濁った水が流れ込みました。
東に行けども、西に行けども、南伊豆まで、まっ茶色な水面。
でも、この日の私たちに、水の色なんて関係なかったようです。
ウミウシリクエスト、ありがとうございます。
ご希望のボブさんは、もう少し大切に焦らしておきます?
卵を産んでいるクラサキウミウシさん。
以前はノウメア・ワリアンスという名前でした。
和名がついたそうです。
近似種のアラリウミウシとの違いもしっかり表記されています。
・・・難しい話はおいといて、
貴重なウミウシの産卵シーンは嬉しいものです。
あとの難しい話は・・・頼むよ、タマちゃんまで(笑)

みか
7/16 田子

梅雨の時季、
毎日降り続く雨、
そんな日々の中で、極たまに訪れる晴れの日、
いつもならよくある晴れの日、だけど、
こう毎日雨が続くと、
なんだかものすごく特別な日のように感じてしまう、
暖かい太陽がとても嬉しく、
休憩中もみんな好んで日向へ(笑)
そんな1日だったのですが、
海の方は
海況は良し!
だけどちょっと濁り気味でして・・・
こんな時はゆっくりウミウシでも探してみますか。

サガミイロウミウシも

センヒメウミウシも

おっとこんなウミウシぼくちゃん見たことない・・・あんまりよく撮れてないけど・・・
海から帰ってきて調べたところ、
「カグヤヒメウミウシ」というウミウシでした、
南方では「シンデレラウミウシ」という種がいますが、
それと似てますが縁が少し違います。
透明度がアレですけど、
田子の沖の浮島根は
キンギョハナダイ、タカベ、イサキ、カンパチ 群れが賑やかになっていました。
あとは黒潮カモ~ン。
まさし
7月12日 田子 透明度5-8m
自粛期間があったからなのか、
今年はウミウシさほど見ていない気がします。
この日は田子でじっくりウミウシ見たい!という希望を貰い、
田子にある白崎というポイントへ。
白崎の水深が深いエリアにはウミウシがたくさんいる事が多い。
そこからじっくりとウミウシ探しっ!
一緒に行く大ベテラン勢に、少しでもいいものを見せたいと。
意気込みつつも、ウミウシ探しの目は衰えてないかなー。
(もともと、小さいの探すの得意じゃなかった。。。)と、
心配しながら潜ると、
ウミウシがたくさん!

セトリュウグウウミウシ
これは田子の白崎以外で見たことがないです。
なんでこんなに発色綺麗な色が自然界で出るのでしょう?
そこも、私の好きなウミウシの理由の一つです。

ニシキウミウシの幼体
いる場所が面白くて紹介した個体。
なぜ海藻の先っぽなんて、
バランスのとりにくそうなところにいるのか。
でも、写真をよく見てみると、ニシキウミウシではなく
テヌウニシキウミウシなのかも?
鰓の前が2対で大きく張り出すという、
特徴は一致します。。
でも、幼体の写真が図鑑に少なく、悩ましいところ・・。
あとはタマちゃんに判別を任せよう!
他にも、出てくる出てくるウミウシたち。
おかげで、私も皆も気持ちはほっくほく。

フジナミウミウシ

ミツイラメリウミウシ

センヒメウミウシ

フジイロウミウシ

クラサキウミウシ
普通種からちょっと珍しい子まで様々。
フジナミウミウシとかたぶん初めて見たし、
センヒメにも興奮したなー。
まだまだ探せばいっぱいいそう!
1本では白崎を満足しきれず、2本目も同じポイントへ!
悪い透明度なんか気にせず、マクロ三昧な2本でした!
すなお
2020.6.30(火) 井田 水温21.8℃ 透視度3m~10m

たまーに
『ウミウシは飼えるんですか?』と質問されます。
本当にたまーに。
結論から言うと、非常に難しいと言われています。
数日であれば、生きていけるみたいなのですが、
長期間となると難しいみたい。

理由は食べるエサが原因のようです。
5月頃ブログでウミウシの生態について書きましたが、
ウミウシのエサは様々。
コケムシという草のようなものであったり、
カイメンというスポンジのようなものであったり、
ウミウシであったり。
ウミウシの種類によって、エサは変化します。
じゃあ、そのエサを用意すれば良いのではないか。
どうやら、コケムシによって微妙な違いがあるようで、
特定のコケムシじゃないと食べないそうです。
ほとんどの人は、それを採取できないため、
飼う人がいないそうです。
ただ水族館には一年を通して
ウミウシを飼育しているところがあります。
大阪にある『ウミウシminimini水族館』。
ウミウシを飼育してからの
7年で約250種ほどのウミウシを飼育していたようです。
他にも飼育している水族館はあるみたいですが、
期間限定が多いようです。
大阪の水族館が、なぜ飼育に成功しているか。
どうやら、海の真横に建てられているそうで、
毎日のように新鮮なエサ取りに行けるみたいです。
是非とも、この水族館に行って話を聞きたい。
色々落ち着いたら、行ってみようかな・・・。


ちなみに、ダイバーに人気のカエルアンコウは、
家で飼育できるようです。
ウミウシとカエルアンコウを同時に家で飼えるとしたら、
その様子を見て、お酒飲めますね。
ゆきや
2020.6.18 (木) お店より
店の上に住んでいる豆柴の「こなつ」は、
今日もお店でくつろいでます。
さっきは、すなおさんとお散歩に。
今はマサさんとボール遊びを。
いや、マサさんの運動に付き合っています。
割と眉毛しっかりめ
ついつい「こなつ」に目が向いてしまいがちです。
そんな中でもミカさんは
いつも通り「ぴーちゃん」にそっと寄り添っています。

僕は、今日届いた図鑑を熟読。
・・・ニンジンシリシリミノウミウシ。
また、新しい名前のウミウシが現れました。
ウミウシの勉強に終わりはないですね。

つい先日販売が開始された「ウミウシ 1260種」。
今回はイラストで説明されていて分かりやすいかもしれません。
気になる方は、小声で教えてください。
さて、僕もそろそろ「こなつ」に遊んでもらうとします。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。