7/1 江之浦
江の浦というポイント
僕らがホームグラウンドとしている伊豆半島、、、ではなく
神奈川県の小田原市に位置します。
東京からとっても近い。
そして、この江之浦のダイビングポイント、
漁港のすぐ隣、
深度差もなく遠浅なポイントなので、
ダイビングをゆっくり練習したりするにはうってつけのポイント。
岸から近く遠浅であるため、ボートポイントのようなダイナミックな地形や、ものすごい魚群は望めませんが、
この日のダイビング練習中はちょっと予想外でした、
ワカシ、、、、ワカシの群れです!
といっても、みなさんはワカシ?
となるでしょう、、、
「ワカシ」とは、
ブリの小さいものを言います。
ご存じの方もいるかもしれませんが、
ブリは出世魚(しゅっせうお)と言って、大きくなるにつれて名前が変わっていく魚なのです。
その出世魚にあやかり、出世するようにと、縁起物の魚ともされています。
ワカシ(20㎝程)➡イナダ(40㎝程)➡ワラサ(60㎝程)➡ブリ(80㎝~)
と呼ばれます。
呼び方は違えど全て同じ魚なのです。
釣り人の場合、釣った魚の大きさを測る事で判断できますが、
ダイバーの場合、目撃した時のおおよその目測といいますか、適当といいますか(笑)、
ワラサたくさんいましたね、違うよ、あれはブリだよ!、違うよワラサだよ!
なんて事でケンカはやめましょう(笑)。
ちなみに「ハマチ」という魚の名前を聞いたことがあるでしょうか?
実は、このハマチもブリと同じ魚なのです。
関西のほうではブリの事をハマチと呼ぶ?
とか
天然ものをブリ、養殖ものをハマチと呼ぶ?
とか、
ただ単にハマチと呼んでいる?
とか、
地方によって呼び方も変わったり、色々あるようですが、
ちょっとはっきりと決まっていないみたいですね。
同じ魚なのに、いちいちめんどくさいよ、
と思いそうですが、
知ると、なんだか雑学が1つ増えたようで嬉しくなったりもします(笑)
そんなところにも魚の面白さが隠されているかもしれません。
最後にもう一つ、
お刺身のブリは白身と思っている人が多いようですが、
実は分類的には赤身だそうです。
それでは、
失礼いたします。
まさし