2021.3.17 井田 透視度10~12m 水温17℃
この日のツアーは、
天気よし。海況よし。生物よし。透明度よし。
完璧でした。
ただ、1つだけ失敗してしまった。
しかも、少しではない。かなりの判断ミスでした。
今の井田の浅場は絶景です。
水深2,3mにゆらゆら揺れる海藻(マメダワラ)と、
その上を、体を青くしたソラスズメダイが舞っている。
そこに太陽がの光が入ると、本当に綺麗だ。
安全停止を終えた後に、まったりその中を泳ぐものなら、
それはもう気持ちよくて気持ちよくて、
ついつい長居してしまう。
文句なしの最高です。
中層へ深度を落とせば、
スズメダイの群れやら、タカベの群やら、
キンギョハナダイの群れやらが漂っている。
水底まで、下がれば、マクロ系の生物だっている。
カエルアンコウやら、クダゴンベやら、
オオアリモウミウシやら、
写真好きにはもってこいの生物が揃っている。
本当に最高だ。
この日で、
MSD認定となるホリケンにとっても最高のコンディション。
前回は、トイレに行きたすぎるあまり、
景色を堪能できなかったホリケン。
今回はトイレにしっかり行けて、
ベストなコンディションだ。
そこまでは完璧だったのに・・・。
やってしまった。
何故か、話の流れ、『沼津深海魚水族館』に行くことに。
ここに行くために、ご飯屋は水族館の近くに行こう。
ちょうど良い位置に、『丸天』というご飯屋がある。
看板メニューは、『かき揚げ丼』。
しかも特許を取得しいているそうだ。
男たちに喉が鳴る。
お腹を空かせた男たちは、すぐさまかき揚げ丼を3つ頼んだ。
僕とホリケンは、余裕だろうと踏んで、大盛をお願いする。
「きっと大盛にしてちょうど良いくらいだろう。」
2人はそう思っていた。
すると、店員さんが、
「いや、やめた方が良いです。」
・・・・・・??
大盛を頼んで、断るなんて、
ちょっと僕とホリケンを甘く見過ぎじゃないかい。
2人は、店員さんを疑いながら、かき揚げ丼の到着を待った。
店員さん、疑ってすみませんでした。
あなたの忠告が無ければ、完食出来なかったでしょう。
親切にどうもありがとうございました。
僕とホリケンはなんとか完食。
イッセイさんは、半分でギブアップ。
その後に深海魚水族館を楽しみましたが、
口の中、胃の中が、油、油、油で終始しんどかったです。
翌日目が覚めるまでは、その不快感がずーっと残って・・・。
あれは、やってはいけない最大のミスです・・・。
ゆきや