平成31年3月2日~3日(土・日) 田子 透視度15~20m 水温16.2℃
安全停止を開始しようとした瞬間、
ゴマキさんが水面に向かって浮いていくのを見て、
すぐさま止めにかかる。
ゴマキさんを捕まえた瞬間、
右手側にカクさんが浮いてくるのを見つける。
ゴマキさんを掴みながら、カクさんのとこへ行き、
2人を同時に降ろす。
水底にいるはずのサカさんを探すもどこにも見当たらず、
周りをキョロキョロすると、僕の左手側で発見。
結果4人全員が水面に。
そんな怪しいAOW講習。
OW講習を同じ日に受けてから約半年、
お互いそれぞれのペースで続け、
AOWを申し込む。それも全員同じ日に。
偶然だろうけど、こうも揃っちゃうと、
運命といってもいいのかもしれない。
なぜか苦手なことも似ている。
ナビゲーションでやる、コンパス。
直線ナビゲーションとナチュラルナビゲーション、
2つの方法を使って、やるんですよー。と伝える。
『・・・・・・。』
『分かりました。良いですかー、ここはですねー』
ともう一度力説。
『・・・・・・・・・・・・。』
怪しすぎる。どうしたものか。
結局、30分近く説明し、いざ海へ行ってみると。
ちゃーんと綺麗な四角形を作って戻ってこれちゃった。
僕としては、分けわかんない方向に行って、
皆で爆笑したかったんだけどなー。残念。
本人たちはだいーぶホッとしてたけど。
ナイトを潜るのが不安だったカクさん、
実際行ってみると、夜行性の生物がわんさか見つかる。
トビエイ、ヒラメ、スナダコ、夜光虫等々と
日中じゃ見つからない生物がたくさん。
カクさんはナイトを楽しんでくれたみたい。
良かったぁ。
ビールを持つと、全ての人がこの笑顔になる。
すんごいその気持ちわかります。
AOW最終ダイブでは、沖の浮島根へ。
予想外の北風に
船をどんぶらこ~どんぶらこ~っと揺らしながら、約10分。
到着し、すぐ潜降。
いよいよ本格的な海に行き、
今までとは全然違う海を体感した3人。
それぞれどういう思いを抱いたんだろうか。
全員エキジットして、船上で皆を見ると、
皆仲良く空気を飲んじゃったみたい。
いい経験をしたね。
これで皆は一回りも二回りも強くなったよ。
こんな姿になっても
みんな立派なAOWだよ。
より面白い海。精一杯楽しみましょう。
僕も精一杯楽しむし、楽しませられるように頑張るんで。
ゆきや