2023/7/15-17・神津島 透明度が15-30m! 水温24-26℃!
さて、
これから私達が伺うのは星空保護区の神津島
国際ダークスカイ協会の認定を受けているらしい
これは島民の方に詳しく聞くしかないっ。
聞くと、
「保護区認定を受けるための代償で街灯が暗くなった・・・」
という事だけ教えてくれました・・・(笑)
地元の人にとっちゃぁね、
星空なんて昔の方がキレイだったんだろうし、
いつも見てた風景が星空保護区って突然呼ばれもね、なんだかピーンとこないもんでしょう。
その気持ちわかります。
どれどれどんなもんでしょ、と
夜ご飯食べた後に裏山の広場に行ってみたんですよ。
空を見上げたら・・・「うわぁぁぁぁ!」
「星空保護区っ!」って激しく納得してました。(笑)
昼の余熱でぽかぽかのアスファルトに寝そべって、
雲かと思うほどの天の川をいつまでも眺めてる自分がおりました・・・。
初めて訪れた神津島は驚きの連続で
長くこの業界に居ながらなぜこの海を知らなかったんだ!!と思う事ばかり。
”神津島まぁまぁ面白いよ”
って聞いたことはあったけどボクは
「まぁまぁ」を過小評価してたんだなぁ。
ココのいいと思ったトコあげてみますね
①とにかく水が青くてあったかいっ
テーブルサンゴの大きさやその量から
大島や南伊豆よりもはるかに平均水温が高いことが伺えます。
聞くところによると常時黒潮の影響を受けて、
もっと南方の八丈島よりも平均透明度が高いらしい。
ただし、11月以降GWまでは風が強すぎてあんまりダイビングには向かないんだって
②生き物が多いっ
南方系、温帯系の生物がたっくさん泳いでて、
その幼魚達もいっぱいいるっ。
子供達が多いのは海が豊かな証拠。
こんなに水がキレイなのに栄養価も高い海なんでしょうね。
③地形が豪快にして奇抜
陸上の風景見ただけで圧倒されてたのに、
海の中の景色にも目ん玉ハート形、
口からヨダレ、心わしづかみにされます。
起伏が激しく刃物で切られたような断層、
そうかと思えば滑らかな曲線を描く岩肌、
かと思いきや広いゴロタエリア、
こっちには砂地が広がってるぅっ。
④島の周りにポイントがあるからどっちの風にも強い
今回は南西からの風強く、
島の東側のみで潜りましたけど、全8本で同じ海無し。
奥行きの深さ、レパートリーの多さ、
潮の当たり方で表情を変える神津の海に
半端ない可能性を感じます。
⑤高速船移動だから初日も最終日も2本潜れる
快適な船旅で、しかも無駄な時間なしっ。
船着き場の目の前にお迎えの車があってほぼ徒歩移動がない!
荷物多くなりがちなダイビングでは非常にありがたいっ。
初日2本、中日4本、3日目2本、計:8本!
⑥町営温泉が最高に気持ちいい
波打ち際の塩泉の露天風呂と展望露天風呂があって
内湯には十分な数のシャワーとなんとサウナと水風呂まであって、これ以上はないでしょっ!? しかも400円!
⑦星空保護区!
前述のとおり。
⑧前浜(まえはま)綺麗、湧水汲み放題っ
広くて白い目の前のビーチでは海水浴もダイビングも出来る。
こんこんと水が湧いていて日本で一番海から近い湧水なんじゃないかなと思う。しかも冷たくて美味。
ダイビング船が出る港にも水道設備が充実してて、
潤沢な水を使ってウェットスーツなんかも楽々着れるのが良かったねっ!
難点は? うーんと、ううーんと、、、
あ、日影があんまりない・・・くらい。
日焼け止め厚塗りし過ぎて能面になってたレナがね、
(その写真載せたかったけど・・・ぐっと堪えた)
めんどくさくなって2日目から日焼け止めを止めたらね、
案の定、顔焦げてたからね、そこは要注意でしょうね。
しかもね、僕は聞いちゃったんです・・・
知る人ぞ知るダイビングの秘境、
「銭洲」までここからなら2時間弱で行ける事をっ。
ぐむぅ・・・それはなんて魅力的・・・
とりあえず今回はおとなしく8本で引き上げますけど、
次は遠征も絡めて僕たちは再びここに戻るでしょう。
以上で、
「星空保護区・神津島」レポート終わりますっ!
日影がないからね・・・
アチーアチーとずっと呻いてたエグチの
愛煙家・炎天下地獄の写真も添えて。
神津島に行くチャンスをくれたオシオツキさんはじめ、
お試し企画にご同行頂けた皆様、
すごく、ありがとうございましたっ!
広がっちゃったっ。
まさ