2023/07/25 大海原のど真ん中 透明度:∞ 水温:28℃
青、青、青。
360°見渡すかぎり広がる青の世界。
ここは・・・
石廊崎西8マイル。
2年越しの皆様、お待たせいたしました。
ブルーウォーターです!!
とりあえず、前夜入り。
って、この日もう既に潜っている猛者3名いるとか(笑)
みんな揃ってはい、カンパーイっ
出航は超早朝なので、早く寝ましょう。
って、言ってたマサさん、ビール3缶開けてました。
迎えた超早朝。
大海原への大冒険、楽しくって道中眠れない。
こーーーんなおっきなタンカー来るよー
波乗りできそうな引き波来たーーーっ
上がりっぱなしのテンションで、
伊豆半島の海岸線見ながら南へ南へ。
ついに駿河湾を飛び出て外洋へ!
あーおーいーーー
透明度は無限大。
黒潮大接近で水温28℃。
漂っているだけで気持ちいい。
漂っているだけ・・・
魚一匹もいないな!笑
唯一の収穫、
メガロパ(エビカニの幼体)一匹をゲット。
で、できれば魚類一匹くらい見たい。
目を皿のようにして、大海原の漂流物を探す。
『ありました!』
『新しいから何もついてないねー』
『あれはどうですか!?』
『あれはペットボトルだよー』
『あ、あれならどうだ!』
『お、良さそうだね〜あータンカーに引かれたかなー』
で、引き波の中から姿を現したのが、こちら。
ゴミです。
でもこのゴミ、侮ることなかれ。
長いこと流されるうち・・・
大海原をさまよう小さなオヤビッチャの幼魚。
あたり一面青い海に隠れられるものはなく、
不安いっぱいに泳ぎ続けたある日!!!
この大きなゴミを見つけて、ホッと一息。
大海原をさまよう子供のカンパチ。
あたり一面青い海に食べられそうな餌はなく、
お腹ペコペコで泳ぎ続けたある日!!!
この大きなゴミにつく小魚をパクパク、ホッと一息。
こうして長いこと流されるうち、
ついにゴミの塊には一つの生態系が出来上がる。
その生態系の王者は・・・
サメです。
このゴミ一つで大海原のど真ん中、
魚類一匹どころか、一つの生態系が出来上がっている。
なんて面白いんでしょうね、海ってやつは。
たっぷり遊ばせてもらって、
マサさんなんてトキワさんの空気までもらっちゃって(笑)
あとは帰るのみかな〜なんて海を眺めていると。
『マサさん、漂流物全然ないですね』
『そうだなーあれは?』
『ペットボトルですねー』
ん?そのペットボトルの横の影のこと??
『ま、マンターーーーー!!』
出ました、マンタです。
モブラ?タイワンイトマキエイ??
残念ながら水中写真に収めることできずでしたが、
なんてまあ今年の皆様はついているのでしょうか。
もうね、やりきりました。
はい、開けましょう。
田子湾を飛び出て駿河湾を南下した先には、
とっても素敵な青い海が待っていました。
超早朝スタートしたかいあった。
日焼けして風浴びて海潜ってもう、くったくた。
・・・じゃないの?
海足りていない皆様のタフさに、ただただ感服。
来年はみんなで前日田子ダイブ。
からの、ブルーウォーターにしよう。
静かに心の中で思うのでした(笑)
みか