何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

店長:マサシ

マサシ:
筋肉の貯金はできる

スタッフ:ミカ

ミカ:
トイレ近い

スタッフ:マイ

マイ:
一番エライちび

スタッフ:スズカ

スズカ:
すぐ寝る。

スタッフ:ユキヤ

ユキヤ:
祖父農家 米安定供給

スタッフ:マサ

マサ:
脳が硬式野球

カワちゃんとマンツー

3/5-6  OW   透明度:15m 水温:16℃

 

OW講習生のカワちゃんとマンツーマンで大瀬崎へ。

 

土日なのに男2人きり(笑)。

 

いやぁ、いいですよ、こういうの、嫌いじゃないですねぇ。

 

僕らだけ平日の空気感を身に纏いながらゆーっくりとやってきましたよぉ。

 

やる事はさ、ついこの間一緒にプール講習やったばかりだから大丈夫だよね?覚えてるよね?

 

なーんて言ってみたけどさ、やっぱり覚えてなさそうだね(笑)。

 

いーよ、いーよ、ゆっくりやれば、なんてったってマンツーなんだからさ、

 

セッティングの時も、インフレーターホースに中圧ホースを差し込む時のカプラー部分の「クイッ」ってのが苦手なカワちゃん、

 

持ち方をしっかり教えて何回もやってみる。

 

「時間かかっちゃってすいません」なんていうからさ、

 

 

いーよ、いーよ、なんてったってマンツーなんだからさ。

 

そんなカワちゃん、水中スキルはとってもお上手!

 

練習課題を次々にクリアー。

 

お昼ご飯を食べたら、なんだか眠そうなカワちゃん、

 

「疲れただろうし、2本目行くまで少し昼寝したら?少しゆっくりでもいーよ。」

 

「いいんですか、すいません、ありがとうございます。」

 

いーよ、なんてったってマンツーなんだからさ。

 

フィンピボットピース

 

ダイビングを終えると、まだ少し時間があるなぁ。

 

天気もいいし、車で景色の綺麗な御浜岬まで行ってみようか、カワちゃん、

 

「えっ、いいんですか。」

 

いーよ、なんてったってマンツーなんだから。

 

黄昏時

 

夜はいおりの夕飯に幸せを噛みしめる。

 

男2人で全て完食!

 

いおりのおやっさんも上機嫌だったなぁ。

 

説明を聞く河ちゃん

 

夜の散歩は、通ったことのない細い裏路地や海沿いをいつもより長めに歩いてみる。

 

買い出しをした後は部屋で飲みなおす、

 

カワちゃんは俺と同じで音楽が大好き、

 

2人で熱ーく音楽の話。

 

自分のこだわりを言い合ってるのが楽しいんだなぁ。

 

カワちゃんが寝た後も俺はちょっと飲み足りなくて、

 

一人でコンビニにお酒を買いに行ったんだけど、

 

閉まってるし・・・

 

せめてPM11:00まではやろーよ・・・

 

なーんて1人でブーたれながら帰っておとなしく寝ました。

 

2日目は水中にも少しずつ慣れて来て、ちょいちょい遊びもね。

 

カワちゃんは何気に生物大好き

 

あれいましたね、これいましたね、なんて。

 

だから俺も気合い入れて普通種を教えちゃう。

 

ミノカサゴと一緒に

 

しっかりバディ潜水も終えて講習修了。

 

2人で沼津港でお寿司を頂いて、おみやげもゆっくり買って。

 

カワちゃん、OW取得おめでとう!

 

滅多にないマンツー講習だったけど、

 

男同士楽しかったよ!

 

とったどー

 

まさし

今日の井田はワイド攻め

 

3月5日(土) 井田 水温16度! 透明度20m!

 

 

黒潮襲来!

 

もっちー・岸本くんと男3人、

あったかくて真っ青な海にご機嫌で上がってくると、

現地ガイドの「かま」がカメラのレンズをマクロかワイドか迷い中。

 

 

迷うことはない、ワイドだ。

そしてうちらをモデルにカッコいいワイド写真を撮ってくれっ!

 

 

 

野郎三人、思う存分かっこつけてダイビング。

 

綺麗な水平姿勢。

優雅なフィンキック。

 

意識すればするほど、ぎこちなくなる動き。
ダイビングのはじまりもっちーソロ

スズメパラダイススズメダイの群れに遭遇っ

 

 

いかんせん普段撮られなれてない3人。

カメラ向けられるとどうしていいか分からない。笑

 

モデルってすげぇんだなぁ~なんて言いながらエキジットしようとしたら、

カマが水面から顔をあげて、「ここにボラクーダいますよ!!!」

 

はい、外したマスクをつけて再エントリー。笑

泳いで行くと・・・

 

ボラクーダ!!

 

少な目だけどボラクーダ!

太陽光と相まって綺麗だった~

 

 

季節感のない写真

 

集合写真もテーマは、モデル気取り。

でもやっぱりなりきれない男3人でした。笑

 

 

りゅう

All photos by Kama(Ita diving center). Thanks!!

嫌よ嫌よも

3/4   熱海   透明度:10m 水温:16℃

 

本日はワイドポイントリクエストって事で、

 

どこ行こうかなぁ・・・なんてちょっと迷ってたんだけど、

 

みんなお初という事で熱海へ行ってきました!

 

日本最大級全長80mの沈船、

 

そして、11月から3月までしか潜る事のできない季節限定ポイントの小曽我洞窟。

 

本日はこのワイド2本立てです。

 

水中の透明度はまぁまぁと言ったところだけど、潮色は青ったね。

 

相変わらず沈船の中や周りはネンブツダイやクロホシイシモチの群れでぐっちゃり、ちょうどイサキの群れも通ったりなんかしてなかなか賑やかでした。

 

沈船側面のソフトコーラルも凄かったけど、

 

やっぱりみんなが一番ワクワクしたのは沈船の内部をちょっぴり探検したことかな。

 

沈船内部へ侵入せよ

 

休憩時間はちゃーんと筋トレしてさ(笑)

 

こらぁ、ちゃんと上がってないじゃあないか、しもちゃんよぉ。

 

休憩時間は筋トレ

 

筋トレで体もほぐれてきたら2本目は小曽我洞窟へ(笑)、

 

小曽我洞窟にて

 

オトメウミウシ イラ

 

この洞窟はとっても浅いので洞窟内でゆっくり生物を探したり、観察したり、写真撮ったりもできるんだな。

 

探してみると結構ウミウシもいるんだよね、

 

上のオトメウミウシの写真はセオちゃんが撮ったモノ、なかなかいいかんじだよ。

 

そして洞窟の写真はしもちゃんの、これも雰囲気でててなかなかいいね。

 

そしてお昼ご飯は、じゃーん。

今日はみんなちらし

 

一吉丸へ、しかもこの日はもれなく海鮮ちらし。

 

もちろんもずくと塩辛もね。

 

ログ付けの時の話なんだけど、

 

セオちゃんはヒラメの見た目が嫌いなんだって、

 

この日の沈船でもヒラメいたんだけどね、

 

「顔が片方によっててホントきもいですよねー、きらいですぅ」

 

って言う割にはヒラメの写真何枚も撮ってるし、

 

ヒラメの生態にやたら詳しいし(笑)

 

さては、ホントは好きだろぉ、ヒラメの事ぉ。

 

気になっちゃってるだろぉ、ヒラメの事ぉ。

 

嫌いなもん写真は撮らんだろぉ。

 

嫌いなもんの生態も調べんだろうぉ。

 

えぇ~。

 

嫌よ嫌よも好きのうちって言うからねぇ。

 

なーんて、どうでもいい話をして、

 

箱根の温泉入って帰りましたとさ。

 

箱根で寄り道

 

まさし

 

 

 

 

NORTH OCEAN TRIBE

 

 

みなさんは、

 

水平線の彼方まで覆いつくされた流氷に沈む夕日を、流氷の上から見たことがあるだろうか。

 

 

ぼくは、ある。

 

 

2/27~3/1   北海道知床半島  気温:-10℃  水温:-1℃

 

二度と見れないかもしれない景色

 

 

僕らのホームである伊豆から北へ遠く離れた、世界遺産、北海道は知床半島。

 

気温は-10℃

 

その北国の凍えそうな寒さの中でも、たくましく生きる生命や、壮大で美しい自然を感じることができる。

 

そして北海道の冬の風物詩としてもしられていて、2月中旬ぐらいから3月上旬にオホーツク海に流れてくる流氷、

 

接岸した流氷は、海の上を水平線の彼方まで覆いつくし、海はどこまでも白一色の平原となる。

 

その景色は誰しもを魅了してやまない。

 

僕は、

 

その景色がこの目で見てみたかった、

 

そしてその流氷の下の水中の景色がこの目で見てみたかった、

 

そんな想いにのっかってくれたみんなのおかげで開催出来た今回の知床流氷ツアー。

 

僕らの潜るポイントであるウトロに流氷が接岸したのは、僕らが 現地入りするつい4日前だった、ほんとラッキーだった。

 

現地入りした初日は、

 

北海道出身のマサさん、のおねぇさんの旦那さん(大学の准教授で流氷を研究している先生)がネイチャーガイドとして来てくれて、

 

流氷の話をしてくれたり、景色の綺麗なところとか、地元の人も行くおいしいご飯やさんを案内してくれました。(現地の人が陸上を案内してくれるなんてほんと贅沢だなぁ)

 

能取岬からの景色は絶景で、流氷の上をオジロワシが飛んでいたり、流氷の上をキタキツネがあるいていたり。

 

これといって何もないんだけど、景色を見てるだけでとっても楽しい、そしていつまでも見ていられる、なんでこんなに楽しいのか自分でも不思議でした(笑)。

 

そして時間も大幅におしてしまう・・・(笑)。

 

網走湖でワカサギ釣りのやり方も先生が教えてくれて、氷に穴を開けて12人でワカサギ釣り、

 

なんと、12人揃って、釣れたのはミサコさんの一匹だけ!(笑)。

 

0と1の差はでかいよね。

 

ミサコさんだけが釣ったワカサギ

 

釣れる時は1っ回に1000匹ぐらい釣れる事もあるらしい・・・って、せんせーが言ってたけど、嘘でしょ、せんせー(笑)

 

全然釣れなかったんだけど、すっげー楽しかったなぁ。。

 

そして先生とここでお別れ、ホテルに着いた僕らは夕飯、新鮮な北海道の蟹や魚介が食べ放題、ちなみにこの日、朝食はラーメン、昼食は寿司・・・(笑)・・・北海道は美味いよ・・・。

 

さてさて、2日目からは本題であるアイスダイブ。

 

4日前までは来ていなかった流氷も僕らに合わせてくれたのかのようにぎっちり接岸、

 

天候によって180℃状況が変わってしまう極限状態でのダイビング。

 

だけどほんとについてるよ、僕ら、

 

天気は快晴、そして無風。

 

美しい白一色の海が僕らを迎えてくれました。

 

ここは海、エントリー風景。

 

ダイビングもがっつり流氷仕様でね。

 

寒冷地仕様

 

海に潜ったら、

 

その景色に感動。

 

水面はぎっしり氷、

 

氷の厚さによって光の入り方が変わるのもまた綺麗なんだ。

 

この景色が見たかった

 

緊急浮上用ホール

 

そして、生物なんだけど、

 

あんまりいなそうに思うかもしれないですけど、意外といるんですよね。

 

ハナサキガニやホッカイエビ、クサウオ、ウリクラゲ、ミノ系のウミウシもたくさん、流氷近くには見たことない形のプランクトンもたくさん、ほんと小さな生命の宝庫なのです。

 

ハナサキガニ

 

そんで、なんといっても、やっぱりお目当ての・・・ね

 

クリオネちゃんね。

 

わーい見れたー。

 

クリオネちゃん!

 

 

 

これが見たかったんだよ、

 

水族館でみてもダイバーである僕らにとっちゃ意味ないからね、

 

やっぱり海の中で野生のを見ないとさ。

 

かわいいよなぁ、

 

ほんと見ててあきないんだよね。

 

そして、ほんと写真撮るのも、動画を撮るのも最上級にムズイっす・・・

 

あとみんなが心配してた寒さ、

 

胴体部分は意外と平気で、やっぱり末端がね・・・冷えるねぇ、っていうか感覚がなくなるんだよねぇ。

 

後は器材の事、レギュレーターが凍るのよ・・・

 

僕とまささんのレギュレーターが1番先にフリーフロー・・・(笑)

 

そんな問題もあって1回のダイビングは大体15分。

 

ランチは焼きたてのホッケを一匹ずつ、これがまた美味いんだ。

 

ここは海です。

 

午後からは、またどんどん空も青くなって、日が暮れる頃には最高の夕陽。

 

どこまでも流氷の上を歩いて、そこから見る夕陽。

 

流氷に沈む夕日、

 

水中の景色もそうだけど、

 

一体この景色をどれだけの人が見れるだろうか?

 

そんな事を思ったら、今見てる景色がとっても貴重だなぁと。

 

最高の夕陽をバックにまりちゃんの200本、アケモさんの100本のお祝い。

 

流氷の上で撮る記念写真、なかなかないよねぇ。

 

流氷の上でおめでとう。

 

こんな最高のコンディションの1日。

 

とは打って変わって次の日は、

 

天気が荒れ模様に・・・

 

天気が一変・・・

 

そして午後からは北海道では数年に1度の大荒れ、

 

本格的なブリザードに。

 

だーけーど、

 

楽し~

 

風ちょーつえー、目の前真っ白で何にも見えねー、

 

テンションあがるーおもしれー、

 

東京じゃぁ絶対味わえねーよこりゃー、

 

とまぁ、僕はこんなかんじだったのですが、

 

そんなにふざけてもいられない話になりまして、

 

この猛吹雪は翌日の僕らの帰る日まで続き、

 

帰る飛行機飛ばないんじゃないか説浮上。

 

さらには道が通行止めになり、空港までも行けないんじゃないか説も浮上。

 

本当は朝9時にホテルを出るはずだったけど、

 

道産子の野生の勘なんでしょうか、まささんの一声で急遽出発を30分早めて出発。

 

地元の人でも外出をさけるほどの、猛吹雪の中、目指すは80キロ先の網走・・・

 

ひとたび風が強く拭けば1メートル先も見えない・・・

 

北国の厳しさもしっかり感じましたね。

 

そして網走まであと少しのところで情報が、僕らが今まで通って来た道が次々に通行止めになってると、

 

しかも僕らの通過した5分後に・・・

 

あと少しでも出発が遅れていたら・・・アウトぉぉ!!でした。

 

そして無事に網走に到着する事ができました。

 

まささんの一言がなかったら・・・まささんすげぇなぁ・・・と思った矢先にまささんにふりかかる悲劇・・・(笑)。

 

そんなこんなはあったけど、ゆっくりとお土産を買って、ランチは魚貝の炉端焼♪、んまっ。

 

魚貝にビール!!

 

だーがしかし、安心したのもつかの間、

 

僕らの前の飛行機が次々に欠航・・・

 

ぼくらの乗る飛行機だけが調整中の表示のまま・・・

 

だけど欠航が濃厚・・・

 

網走に延泊の予感。

 

みんなも仕事場に連絡を入れ始める・・・

 

楽しい雰囲気とは打って変わってちょっと深刻なムードに・・・

 

僕も網走のホテルをとってもらう手配をしたり明日の朝一便を予約したり。

 

何度見ても表示は調整中のまま。

 

その時、とある情報が、

 

どうやら飛ぶらしいと。

 

みんなで勝ったーと歓喜し、

 

うきうきでキンキの姿造りと雑炊をお目当てに居酒屋に向かったのでした(笑)。

 

そして無事に飛行機は飛び、

 

東京に帰ってきたのでありました!!

 

いやぁ、今回の北海道は、

 

何かに守られているんじゃないかと思うぐらい奇跡がたくさんでした。

 

僕らの来るちょっと前に流氷が接岸して、僕らがダイビングを終えた日の猛吹雪で流氷が一切なくなってた事。

 

地元の人も珍しがるほどの流氷に沈む夕日が見れたこと。

 

通行止めを間一髪ですり抜けた事。

 

欠航がほぼ決まってたはずの飛行機が飛んだ事。

 

ほんとすごかった。

 

楽しかった。

 

寒いのですら、

 

楽しくて楽しくてしょうがなかった。

 

ただ、残念だった事もあるよ、

 

楽しみにしてたオオワシが見れなかった事。

 

楽しみだったカーリングができなかった事。

 

楽しみだったホタテバーガーが食えなかった事。

 

でもいいんです。

 

色々経験して次に活かせそうです、

 

そして、来年もやろうと、こっそり思ってますから。

 

またあの景色が見たい。

 

まりちゃん、あけもさん、おめでとう。

 

網走の先生、色々ありがとうございました!またお世話になると思いますので、その時はよろしくお願いします(笑)。

 

P1270509

 

たっくさんの良い写真を全部載せきれなかったので、

 

流氷ツアーのギャラリーをミカに作ってもらいました!

 

覗いてみてください!

 

↓↓

2016 知床流氷ツアー

 

 

 

まさし