12/3-4 OW講習
泊りでOWの講習。
初日の講習を終えた夜、お腹の空いた僕等はあっという間にいおりのご飯を完食した。
その日の海洋実習の事や、伊豆の事、仕事の事、色んな話で盛り上がるのだけど、
お酒の量が増えて来るにつれてどうしても熱い話になってしまう(笑)。
勿論、この日もそうだ。
僕がこの日、みんなとおしゃべりして初めて知った言葉、
「さとり世代」。
どういう事なの?
どうやら、最近の20歳~25歳ぐらいの世代の子達をいうらしい。
「人」にも「もの」にもあまり欲がなく休日は自宅で過ごす、あまり無駄遣いをしない、
そして物心ついた時から携帯電話やインターネットを利用して育ってきていることから、
知識が豊富で無駄な努力や衝突は避け、大きな夢や高望みが無く、
合理性を重視する傾向があるという。
そんな現代の若者気質から、作られた言葉で、
最近の若者が、現実を悟っているように見えたところからできた言葉らしい。
この日一緒のカワグチ君がまさに、世代も気質もそんなかんじ(笑)。
僕やタクヤさんトダちゃんの熱~い話を、「まぁ、そうですね。」
なんつって、しれ~っと、テンション低めでかわしてくる(笑)。
「なんだよっ、もっとこいよ!」なんていじられる(笑)。
人に対して温度が低めな若者たち、そして温度高めな僕等、
そんな両者が互いに解かりあい、好きになり、歩み寄り、気持ち良く共存していく事はできないのか??
この日の夜のテーマはこれ、だったのです(笑)。
これ以上は長くなりそうなのでこのお話はこの辺で(笑)。
海の中は透明度も良く、
水中スキルも滞りなくできた。
2日目の最後のバディ潜水では各々の課題を決めて潜る。
今までのダイビングでは浮力がなかなかうまくいかず、いつも浮いていくところを僕に助けられていた、さとり世代のカワグチ君(笑)。
最後のダイビングは入念に、なんで浮いていくのか?どうしたらいいか?
浮き始めたらどう対処するか、などをおさらいして、
潜る・・・・バディ潜水自体はとても良かったんだけど、
やっぱり浮いてく。
上がってきたら、
「正直、悔しいです。」
「もっと上手くなりたいです。」
「次のツアーはいつ参加できるでしょうか?」
あの、いつも冷静な、さとり世代のカワグチ君が熱くなっていた。
ちょっと嬉しかった。
でも「次のツアーの日程は店に帰らないとわからないよ」
と、今度は僕が冷静に答えてみた(笑)(笑)。
海や自然やダイビングの良さや難しさは、
やった人にしかわからない、
さとり世代でも海をさとる事はできないよね(笑)。
そもそも、さとり世代とか言われているけど、
ちゃんと、熱い気持ち、持ってるんじゃん(笑)。
という事でみんな、OW取得おめでとう。
最後になっちゃったけど今回で50本!!
タクヤさんおめでとうー!!
まさかのトラブルで後輩達が来られなくなっちゃったけど、
またみんなでいきましょう!!
まさし