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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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決戦の日曜日

 

2021/7/18・田子    水温25-26℃  透明度15-20m

 

 

 

 

 

 

この日も田子へいそいそと足を運びます。

 

 

 

 

その理由は言わずもがな。

 

この前後のブログにこれでもかと出てくる

海況の良好さに他ならず。

 

 

 

 

この日も漏れずその恩恵にあやかって、

素晴らしきダイビング日和。

 

 

 

 

 

 

 

 

その夏空の下・・・

そんな日和を楽しむ余裕のかけらもない人物が一人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイブマスター候補生の彼はこの日、

400mスイムと800mスノーケルスイムという、

ハードな課題を抱えての田子入りでひとり顔色が違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ、

1本目のダイビングを楽しく終えた彼は、持ち前の明るさで

冗談交じりに400mスイムのスタート地点に向かいます。

 

 

 

 

 

そしてっ、

勇ましくクロールで海原に漕ぎ出した彼はっ!

 

あっという間に!・・・平泳ぎへと妥協し、

そして程なくっ、・・・背泳ぎに変形余儀なく、

先ほどの軽口が連想できない程のぉーっ、

鬼の形相へとスムーズに移行を完了し・・・、

 

何とか命からがら400m先の対岸へと辿り着いたのです。

(彼の激闘の始終の動画を栄誉を称えここに残します)

 

 

因みにダイブマスターへのこの試練は、

普段はプールで行うことが多く、5点満点中、

途中で足をつけば0点で不合格。泳ぎ切れば1点。

タイムが速い程高得点のスタミナテスト。

 

 

 

①、ターンできる壁がないこと。

②、さざ波ではあるがプールよりは波があること。

③、しかもそれなのに、

浮力の強い海水のアドバンテージを相殺するために、

彼の腰には500gの重りが巻かれていること。

④、そして・・・足がつく場所なんて一か所もないこと。(笑)

 

 

 

これら「海」であることのアウェーを泳ぎ切った44歳に

敬意を表しますっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

激闘を終えた、安堵の44歳。

軽口を忘れた、明るい44歳。

 

 

の、動画もおまけに、はい。

 

 

 

 

 

 

 

このあと2本目のダイビングもこなし、

昼飯も無理くり胃に流し込み、

800mのスーノーケルスイムまでこなした彼を、

僕は誇りに思いますっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

同行していた皆さんの温かい応援に見守られ、

田子のスタッフ方の黄色い声援に背中おされ、

無事に泳ぎ切れたのだと思います。

 

 

ご歓声頂いた皆様からの賜物、

彼に代わり御礼申し上げますっ。

 

 

 

 

 

 

2021年夏、あともう少しで

新たなダイブマスターが誕生することでしょう。

 

 

 

 

 

はたして・・・。

 

 

 

 

 

残る、筆記試験というブルーオーシャンも

彼は泳ぎ切れるのでしょうか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

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