何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
令和元年5月6日(月) 田子 透視度8m 水温18.6~20.0℃
遂に外洋に出たキョウコさんとカイト。
何万匹ものカタクチイワシの群れに囲まれながらの安全停止。
辺りをきょろきょろ、きょろきょろ見渡す。
よっぽど感動したのか、カイトのログ付けのコメントには、
『イワシが腕にぶつかりました。強かったです。』
前日までボーイスカウトで5日間山籠もりしてたカイト、
疲労で不機嫌だった朝と比べて、
2本目が終わったら嘘のような表情。
まあ、この海を見たら、そうなるよね。
『助手席ってテンション上がりますね。』
と、初の助手席でウキウキしているアヤカさん。
潜るのは、約5か月ぶり。
久々のダイビングには、ちょうど良い日かもしれない。
初めての外洋、ボートになるキョウコさんとカイト。
出船する前に長めの説明。
ボートの名称、エントリー・エキジットの仕方、
注意しなきゃいけないポイント、面白さ。
念入りに説明。
僕のBCDの脇バンドの端末を、
ギュッと握りしめながら泳ぐカイト。
水底は果てしなく遠く、
どこまでもどこまでも落ちて行けそうな海に
少しビビりながら泳ぐ。
今までなんなくこなしていた中性浮力も、
興奮や恐怖心でめちゃめちゃに。
貴重な経験だね。
12歳でこれを体験できるのが羨ましい。
初めて潜る洞窟。
薄暗ーい中、手持ちライトで明かりを照らし、
壁についているウミウシを探す。
アヤカさんは、久々に使うカメラで、
ちょこっと練習。
のはずが、ほとんど明るすぎる写真に。
カメラ練習しましょ。
『言っていた意味が分かりました。
あれは練習しないと大変ですね。』
帰ってきてからキョウコさんが言った言葉。
他の人にも聞かせてあげたいですね。
でも、終わりじゃないですよ。
地球上にはまだまだ面白い海が広がっているはず。
僕も大して知らないけど。
ゆっくり上手くなって、いろんな海、楽しみましょう。
ゆきや
平成31年4月25~26日(木・金) 田子 透視度:場所により8~20m 水温18.8℃
OW講習を終えて、1年。
フィリピンや沖縄などで潜り、気づいたら経験本数31本。
AOW講習を受けるのが遅すぎる。
カメラは、一眼レフカメラ。
一見ベテランダイバーのような機材を扱う、コウキ。
今日は、いよいよAOW。
同い年の彼と僕、自由気ままに潜る。
もちろん、ちゃーんとスキルをやった後に。
カメラ好きのコウキ、
一眼レフカメラ、ゴープロ2台(頭と手持ち)。
ありとあらゆる所にカメラを搭載し、生物を撮る。
さすが31本ダイバー。だてに本数を重ねてない。
中性浮力をなんなく、こなし、
続くはナビゲーション。
コンパスを使い、三角形を作って帰ってくる。
コウキは、たぶん余裕でやっちゃうんだろうなー。
っと思っていると、
『あれ??何してるの??』
変な方向へ向かっている。
結果Zを描くように泳いでいました。
何でもそつなくやっちゃうタイプかと思っていました。
その他はと言うと、スキル系をやっては撮影をし、
ナイトをやっては撮影し、撮影をしては撮影しを繰り返す。
僕よりカメラが詳しいコウキに
イチからカメラについて教えてもらう。
コウキによるカメラ講習のスタート。
高校生くらいから一眼レフカメラを使用していたコウキ、
腕前はさすが。
カサゴの目の球体がくっきり分かる。
夜、その日撮ったお互いの写真を見ながら、
お酒を飲む。
『この写真が良い』
『ピントが惜しい』
『光が甘い』
次の撮影にいかせるように。
コウキ、とりあえずAOWおめでとう。
君は、OCEANTRIBEの数少ない一眼部隊だ。
これから、良い写真期待してるよ。
ゆきや
平成31年4月17日~18日(水・木) 田子 透視度:場所により6~15m 水温:場所により15.8~17.8℃
決して具合が悪いわけじゃない。
ただ眠いだけ。
決して寝不足なわけじゃない。
ただ睡魔に弱いだけ。
そんなショウちゃんとマンツーマンAOW講習。
OWライセンス当初から、
抜群のセンスで中性浮力をマスターしてたショウちゃん。
いよいよ深い深ーい海へ。
地上では、完璧だったコンパスの使い方、
いざ水中に行って三角形を作るように泳いでもらうと、
最初の曲がり角でぐるぐるぐるぐる回り始める。
やっと進んだと思い見ていると、
ただ折り返しただけ。
急に訳が分からなくなったみたい。
ディープ講習、
水深30m付近で計算をやってもらうと、
二宮金次郎みたいな姿に。
内面の勤勉さが出ちゃってるんでしょうね。
ショウちゃんの写真からは、
なぜか静寂が伝わってくる。
この写真を除いては。
空腹の体に入っていく刺身、米、味噌汁。
カラッカラッに乾いた体に沁みるビール。
これを手にした時のショウちゃんは、静かではなかった。
もちろん僕を含めて。
『うまーい!!』
ナイトダイビングを終えても水を飲まず、
お風呂をゆっくり入っても水を飲まず、
かれこれ2,3時間我慢したおかげでありつけた至福の時。
毎度この時のテンションは変わらない。
本当に美味しかった。
前日にほぼ全てのスキルを終えたため、
2日目は、ほぼ遊び。
シロイバラウミウシ、ウデフリツノザヤウミウシ、、
アカネコモンウミウシ、センテンイロウミウシ、
クチナシイロウミウシ、アラリウミウシ、シラユキモドキ、
キャラメルウミウシ、シロタイロウミウシ等々。
続々とウミウシが見つかり、もはや祭り状態。
その中でも、感動したのがこれ。
ピントが合ってない、遠すぎるとかは気にしないでください。
これは、ヨコジマイボウミウシというらしい。
ウミウシの名前があまり分からない僕は、
店に帰ってきてから調べて知った。
インストラクター歴の長い、マサさんやマサシさんも
見たことがないそうだ。
僕からするとこれは嬉しくてしょうがない事件だ。
これを知って、やたら興奮している僕を見ていたショウちゃん。
ちょっとこの感動を分かってくれたみたい。
次のツアーは、ウミウシリクエストにしたいらしい。
さあ、これからがいよいよ本格的な海。
マクロやワイドを、長ーい長ーい時間をかけて、
熟知して楽しもう。
ゆきや
2019/4/13-14・田子 透明度10-15m 水温16℃
綺麗な景色。
今日はゆりちゃんのアドバンス講習。
と、そこにアダルトなアキラさんとヒロミさんが
一緒になって海に入ります。
愛娘のようなまなざしをユリちゃんに向ける
アキラさんとヒロミさん。
気持ちはわかりますがね・・・
もうすぐ200本を数える先輩ダイバーとして、
ユリちゃんよりも多く僕の注意を引いていたのは
何かワケあっての事なのでしょうか?笑
慌てて再潜降のアキラさん。
幾度となく練習した中性浮力。水中姿勢。
ぼくのデモンストレーションを挟んで・・・
また何度か練習して・・・ほらっ。
見違えるほどに上手になりました。
コンパスナビゲーションの練習では自信たっぷりに
「コンパス得意です」って胸を張ってたけど、
「算数」だったね・・・敵。
これにて、
ユリの探検(AOW)修了。
想いあってダイビングを始めたユリちゃんの話し
聞きました。
おもいっきり上手になって、ずっと海に通えるような
大人になりたいね。
おばあちゃんになっても颯爽と海に出かけ、
潮風に吹かれ、波の合間に揺られ、ゆっくりと深い
所まで行きましょ。
アドバンスを取ってより広い海に。
成長を楽しみにしています。
おめでとうっ。
アキラさん、ヒロミさん、
51℃のウィスキー、ご、ご馳走様でした・・・。
うっぷ・・・。
度数はもうちょい浅めが・・・。
まさ
平成31年4月14日(日) 井田 透視度10m 水温17.2℃
朝6時ちょうど、店の扉が開く。
扉の隙間から出てきたのはケンゴさん。
『おはようございます。』
『え??』
マサシさんと僕は目を丸くする。
『え?今日でしたっけ??』
『え?今日じゃなかったですか?』
お互い頭の中は?状態。
日程を確認すると、ケンゴさんは来週に予約が。
どうやら、1週間勘違いして覚えちゃってたみたい。
奇跡的に車に空きがあったため、なんとか行けることに。
運が良いですねー。
カイトの顔が隠れちゃった。(笑)
小学5年生のクリスマスイブに
母:キョウコさんとOWライセンスを取り、
そこから月1回のペースを崩さず、コツコツ潜る。
ドライを揃え、重器材を揃え、気が付けば10本。
そろそろ初心者ツアーでは手持無沙汰感が出始め、
遂にAOWの世界へ。
地上では破天荒なカイトも、水中に行けば割と大人しくなる。
話を聞いていないようで意外と聞いている。
中性浮力も難なくこなし、余裕ですアピール。
何気に容量良くやっちゃうからなぁ。
今まで大瀬崎と平沢しか経験したことのない2人は、
ちゃんと中性浮力を取らないとどこまでもどこまでも
下へ落ちて行ってしまうポイントは初めて。
今までとは全然違うポイントに少し戸惑いを見せながら、
ゆっくりゆっくりと泳ぐ。
約30m付近で生物を捜索しているマサシさんチーム、
オオタニさん、ナカゾノさん、ケンゴさん、シュウダイさん。
先輩ダイバーの有志を遠くで眺めながら、
ゆっくりゆっくり浮力の練習。
休憩中、どうしてもお菓子が食べたいカイトは、
一目散に皆が広げたお菓子に飛びつく。
みんなから、
『お菓子をもらう時はなんて言うんだ?』
『食べるときはなんて言うの?』
とかを言われる。
カイトにとって、ダイビングは潜る場だけでなく、
学びの場なのかもしれない。
初マイ器材を使うキョウコさん、
終始カイトに羨ましがられ妨害されながらも、
マイレギュレータを噛みしめる。
本当に上達しましたね。
最初は、砂が巻き上がるのや、逆立ちで浮いてくのが大半で、
水中で落ち着いて周りを見渡すことが出来なかったのに、
あっという間に上達しましたね。
でもここからの海がいよいよ本番ですよ。
面白さが段違いですから。
大谷さん、生物の写真いろいろ使わせていただきました。
僕たちあまり生物見れなかったので・・・。
キョウコさん次はもっと見ましょうね。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。