何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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夏の大冒険。

8月11日(日) 井田 透明度:2~12m 水温:24℃

 

 

 

この日の大冒険を、私たちはきっと、
大人になっても忘れないでしょう。。。

 

 

ひょうたん寿司@伊豆長岡ランチ
以外と皆さん、もう大人でしたね。

 

 

夏休みの大冒険。

 

 

お盆休みの最中。
日帰りツアーに向かうは、タマちゃんと私。

 

まるで現場に向かうかのような不思議なレンタカーと、
うちのハイエースを連ねて伊豆をひた走る。

 

渋滞をかわして山を越え、あともう一歩で海!
・・・というところで捕まった駐車場渋滞。

 

 

あの日の冒険を、私たちは忘れません。
ツルタさん、ムラタさん、ご協力に感謝っ!

 

 

突撃した海は、台風の影響でいい波が時折打ち寄せる。
が、エンリッチの特権で深場をじっくり攻める私たちにはそんな波は関係なく。

 

 

オオモンカエルアンコウ@井田ダイビングツアー
『よく来たねぇ』

田舎のおばあちゃんさながらに、
オオモンカエルアンコウが出迎えてくれました。

 

アカスジカクレエビ@井田ダイビングツアー

 

アカオビハナダイ求愛@井田ダイビングツアー ヒマワリスズメダイ@井田ダイビングツアー

 

ソフトコーラル@井田ダイビングツアー

 

キリンミノカサゴ@井田ダイビングツアー ハコフグ幼魚orミナミハコフグ幼魚@井田ダイビングツアー

 

スケロクウミタケハゼ@井田ダイビングツアー

 

 

カメラを構える手は休まることなく。
群れの中に1人消えていくムラタさんも休まることなく。
エンリッチをたっぷりと吸い込んだ2ダイブでした。

 

 

タマちゃんの初心者ツアーチームのみんな、
あの波を乗り越えられれば、もう怖いものはない、はず。笑
お疲れ様でしたっ。

 

 

空腹を抱えお目当のお寿司屋さんへ向かう私たち。
の、前に立ちはだかった、
海水浴からそろそろ帰ろっかなー?渋滞。

 

 

あの日の冒険を、私たちは絶対に忘れません。

 

 

見たこともないほど細〜いみかん畑の中の道をひた走ったこと。
窓越しに見えた、息を呑み見守っていたみんなの顔。
切り抜けた時の一丸となってやり遂げた達成感溢れる顔っ。笑

 

 

大変遅くなってしまったお昼ご飯、ドタバタな1日、
色々と協力していただき、本当にありがとうございました!

 

 

みか

ゆずです。

 

 

 

2019.7.27〜28(土・日)  田子 透視度5~10m 水温24.0℃

 

 

 

 

 

この日からちょうど1年前、

 

2018年7月27日台風12号ジョンダリが伊豆半島へやってきた。

 

午後から暴風雨が予想され、

 

急遽午前の内に2本潜り、深い深い夜へと移行し、

 

講習初日を終えたそう。

 

その時OW講習中だったのが、ダイさんとケースケさん。

 

 

 

そして、1年後のこの日2019年7月27日、

 

台風6号ナーリーが伊豆半島へとやってきた。

 

ツアーはAOW講習。

 

昼から夜にかけて荒れていく予報で、

 

ナイトダイビングは敢え無く断念。

 

急いで、日中に3本を潜り、この日も深い深い夜へと移行。

 

そこに居合わせたのが、ケースケさんとダイさん。

 

 

 

台風を呼ぶ男たち。

 

この日から永遠にそう呼ばれるでしょう。

 

 

 

photo by kouki

 

まるでナイト。

 

 

 

台風の影響で、海況はなかなか・・・うーん。

 

透視度がいまいちな中での中性浮力の練習。

 

なるべく砂を巻き上げないように、

 

慎重に慎重に浮いてみる。

 

ウェイトを1kg渡され下に着いちゃう人、

 

渡されたウェイトの分空気を足したら、

 

そのまま浮き気味になる人。

 

何もならない人。

 

悪戦苦闘する皆を楽しみながら見る僕。

 

 

 

なんだかカッコいい。

 

こっちだ!!

 

この2日間で何枚写真撮ったの?

 

NEW器材に終始テンションが高いサホさん

 

人が必死に探している間に・・・。

 

 

 

たまたま同世代が揃ったこの日、

 

上は28歳から下は24歳。

 

珍しく若いメンバーが揃ったせいか、

 

男風呂は賑やか。

 

コウキの馴れ初め、お玉の筋肉事情、

 

同世代の男の恋愛観、そしてダイビングのこと。

 

あれやこれやと盛り上がる。

 

 

 

お風呂を終え、ご飯の時間。

 

待望のビールに至福を感じる。

 

 

 

刺身、煮つけ、フライ、味噌汁、

 

地元の海産物を堪能していると、

 

『このゼリー、ニューサマーオレンジだ。』

 

突然サホさんが話し出す。

 

『えっ?』

 

みんな沈黙する。

 

『これ絶対ニューサマーオレンジですよ。

伊豆の名産ですよ。』

 

恥ずかしながら、僕はニューサマーオレンジを知らなかった。

 

激しい主張に押され、恐る恐る食べてみると、

 

『・・・柚子じゃないですか。

おばあちゃん家のゆず風呂の匂いが。』

 

『それはないですよ。少なくともオレンジです。』

 

そんなことはないだろうっと思っていると、

 

サホさんが店員さんに、

 

『これニューサマーオレンジですよね?』と聞く。

 

『たぶん、そんな感じです。朝までに確認しときますね。』

 

っと店員さんに言われ、少しもやもやしながら、

 

深い夜へ。

 

 

 

『き、気持ち悪~い。』

 

 

 

猛烈な頭痛と吐き気を抱えながら、

 

朝食場の扉を開け、朝ご飯を食べ始める。

 

『昨日のことなんですけどー・・・』

 

っとサホさんが話し始める。

 

まだ目覚めてない僕の脳、

 

何のことだろうと思っていると、

 

『ゆずでした。』

 

一瞬で脳裏にフラッシュバックし、

 

笑いがこみあげてくる。

 

僕の鼻の方が正しかった。

 

蓄膿症の鼻なめるなよ。

 

 

 

これが外海。桁違い。

 

 

 

蓋を返してみると、台風の影響はあまり受けず、

 

無事メインポイント沖の浮島根を堪能し、講習終了。

 

 

 

2日で5本潜った皆はもうクタクタ。

 

本当にお疲れさまでした。おめでとう。

 

 

 

台風の男、力尽きる。

 

 

 

その2日後、

 

たまたま本物のニューサマーオレンジを食べる機会が訪れる。

 

 

 

 

 

味は全然違かった。

 

 

 

1人、少年が。

 

 

 

 

 

ゆきや

使い物にならない

 

 

 

令和元年7月14日~15日(土・日) 田子 透視度12~20m 水温23.4℃

 

 

 

 

 

 

 

 

OW終え、2か月。

 

あっという間にAOWになったモギ―とタカちゃん。

 

その2人に追いつけ追い越せと、

 

やってきたのは、サンちゃん。

 

 

 

どうにかこうにかこの日にねじ込み、

 

深い海へと向かう。

 

 

 

本当の兄弟のよう

 

 

 

水中ナビゲーション。

 

本当の兄弟のように協力し合い、四角形を描いて進む2人、

 

サンちゃんとタカちゃん。

 

先に進む2人の背を追いかけるモギー。

 

見ていて微笑ましい。

 

 

 

何か見つけた!!

 

 

 

日中の明るさは微塵もなく、

 

見えるのは自分ライトの先のみのナイトダイビング。

 

 

 

ボートの音すら聞こえることのない世界。

 

目を閉じて、ただただリラックスしていると、

 

『すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。

 

すーっ、すーっ、すーっ・・・はーーーっ。』

 

誰かの呼吸がおかしい。

 

誰だと思い回りをキョロキョロすると、

 

1人だけ泡の出る量が異常だ。

 

その犯人はカイト。

 

急いで全員のゲージを確認すると、

 

5人中4人は残圧が100。

 

カイトだけ20。

 

どういう吸い方をしたらそうなるのか不思議でしょうがない。

 

すぐさま僕のオクトパスを渡す。

 

 

 

スポットライトを浴びたカエルアンコウ

 

 

 

奇跡的に現れたカエルアンコウに皆大興奮。

 

生き物を見るのが大好きなモギーはひたすら見つめる。

 

見つめられ、困っているのかカエルアンコウは背びれを全開に。

 

それすらも可愛いのか

 

いつまでもいつまでもモギーは見続けていた。

 

 

 

いろんな生物を見た後は、安全停止。

 

パっと自分のゲージを見ると、

 

残り10に。

 

カイトはカイト自身の空気を使い切り、

 

僕の空気まで使い切った。

 

恐るべき12歳。どういう呼吸をしているのか。

 

 

 

 

 

 

1日3本潜り、マサシさんとスナオさんのOWチームと合流。

 

お腹を満たし、お風呂でサザエさんを歌い、

 

部屋飲みへと向かう。

 

この時点でAOWチームはクタクタ。

 

 

 

どんどんお酒が進み、気がついたら腕相撲の話に。

 

 

 

翌日僕の両腕は・・・。

 

 

 

酔っぱらった男たちは、

 

自らの強さを証明するため相手の腕を握りしめる。

 

皆年齢関係なく全員が笑顔になれる貴重なひと時。

 

 

 

代償がデカすぎるけど。

 

 

 

疲れたー。

 

 

 

好きなように潜り、ご飯を食べ、お酒を飲んで、寝る。

 

皆がただただ自分のやりたいことだけをやる。

 

本当に楽しい2日間。

 

3人ともAOW、おめでとう。

 

 

 

ここから1週間、僕の腕は使い物になりませんでした。

 

 

 

 

 

ゆきや

非協力的な一面

 

 

 

令和元年6月29日~30日(土・日) 田子 透視度8~12m 水温23.4℃

 

 

 

 

 

 

 

 

経験本数70本弱。

 

今までいろんなポイントを潜り、

 

深い所も行ったことのあるアオヤマ家。

 

 

 

ちゃんとした講習を受けていた方が良いと思った、タケオさん。

 

その考えは間違いなく正しいですね。

 

 

 

 

 

 

まるで本当の訓練ような姿の2人。

 

さすがそういう所で働いているだけある。

 

水中でのチームワーク◎。

 

 

 

ただ、ドライスーツは初めて。

 

経験本数は4本。

 

果たして上手くいくのだろうか。

 

 

 

ユウキ大好き、ウツボ

 

 

 

今までにほとんど体験したことがない感覚、ドライスーツ。

 

慣れない感覚に悪戦苦闘しながらも、

 

少しずつ。少しずつ上達していく。

 

 

 

まだまだ水中に慣れてないチカラさん、マサタカさん。

 

水中での動きが激しく、毎回エア切れ間近。

 

本人もそれを気づいていて、

 

どうやったらエア持ちが良くなるか考えながら取り組む。

 

 

 

その考えながらやるのが大事。

 

そういう人ほど、上達していくもんだよ。

 

気長にやりましょう。

 

 

 

沖縄にも負けない量

 

 

 

皆が待ち望んでいた、ナイトダイビング。

 

真っ暗な世界に恐る恐る入っていく。

 

日中とはまるで違う景色に目を丸くしながら進んでいくと、

 

そこには巨大なヒラメ、ヤドカリ、スナダコ、タツノイトコが。

 

 

 

普段見ることの出来ない生物に感動しながら、船へ戻ると、

 

 

『楽しかったぁ・・・・・・、

 

ですけどカメラを犠牲にしました。』

 

 

とマサタカさんが告げてくる。

 

『なにー!!!』っと思い、

 

話半ばに急いでダイブ。

 

 

 

すると、ボートの真下で無事救出。

 

『この代償は凄く大きいですよ。』

 

 

 

そして夜を向かえた。

 

 

 

疲労で爆睡

 

 

 

普段とは違う疲労のせいか、すぐ爆睡。

 

『チカラさん弱いなー』、なんて思っていると、

 

僕も1時間には夢の中へ。

 

気づいたら布団がかけてありました。

 

マサタカさん、ありがとう。

 

 

 

至福のひと時

 

 

 

アオヤマ家は、地上では協力的な家族なのだが、

 

水中では非協力な一面が垣間見える。

 

 

 

ナビゲーションの時、

 

コンパスと自分の間隔を頼りに四角形を作って

 

元の位置に戻ってくる練習がある。

 

『3人で協力してね。』

 

っと伝えスタートすると、

 

各々が別々のペースで泳ぎ始めた。

 

四角形の形も違ければ、泳ぐスピードも違う。

 

まさに自由。

 

水中でも地上と同じく協力しあってくださいね。

 

 

 

本数は違うけれど、AOW認定日は一緒。

 

気持ちを切り替えて、楽しみましょう。

 

改めておめでとうございます。

 

 

 

 

 

ゆきや

食べたい・・・けど辛い。

 

 

 

令和元年6月22~23日(土・日) 大瀬崎 透視度5~7m 水温20.8℃

 

 

 

 

 

 

 

 

皆、MSDを目指すために、

 

必ず通らなければならない道、レスキューダイバーコース。

 

自分のことは、ほぼ全てのことは出来る。

 

このコースでは、相手のトラブルも対処しなくてはならない。

 

ここからは、レベルがグッと上がってくる。

 

疲れは、通常の2倍。

 

顔の日焼けは、通常の4倍。

 

ビールの旨さ、通常の8倍。いや、それ以上。

 

 

 

では、参りましょう。

 

 

 

さー、行きますよー。あれ、1人変な人が・・・。

 

では、スタート。やる気満々。

 

 

 

『フィン落としましたー。』

 

 

 

何もまだ始まっていないのに、

 

さっそくウサミちゃんがやらかす。

 

さすがです。

 

 

 

探しに行くと、フィンが落ちていたのは、岸のすぐ手前。

 

足が着くところ。

 

ウサミちゃんとは、こういう人。

 

 

 

引っ張れー!!

 

 

 

普段とは違い、水面を必死に人を引っ張りながら泳ぐ。

 

すると、次第にイチャイチャしだす、ユウキさんとトシさん。

 

どれだけ仲良しなんですか。

 

 

 

『おーい、生きていますか?』

 

『はっ、外れないっ。』『すいません、エア切れなんです。』はい、今助けてますよー。

 

 

 

人を担いだり、ひっぱったり、

 

普段は使わない筋肉を使い、クタクタになる。

 

ドライスーツの中は、激しい汗。

 

5人が暑さと闘いながら、励んでいる中、

 

1人、快適な人が。

 

ヨシハルさんだ。

 

 

 

『かいてきー!!』

 

 

 

初めて使う、

 

自分のウェットスーツに心地良さを感じながら、過ごす。

 

 

 

旨いけど、重くてつらい。

 

 

 

クタクタに疲れた後は、皆さんお待ちかね『いおり』のご飯。

 

ペコペコに空かせたお腹に、極上のご飯が染みる。

 

『パクパク、パクパク。』

 

どんどんご飯が進んでいく。

 

女性陣、マナミさん、ウサミちゃんも次々とたいらげる。

 

 

 

そんな中、一人様子が変な人が。

 

 

 

イトヤマさん『食べたいけど・・・。』

 

 

 

お昼に食べたカツカレー大盛が、まだ胃の中にあるそう。

 

手を進めようとするも、止まる。

 

『食べたいのに・・・、辛い。』

 

そっとキッチンペーパーに包み始める。

 

『後で食べます。』

 

 

 

オヤジに見つからないように、持っていき、

 

ゆっくり味わっていました。

 

 

 

しかし、翌日の朝食時に、

 

『兄ちゃん、パエリア残していたな。』

 

オヤジにしっかりバレてました。

 

 

 

無事、終了。

 

 

 

前日の筋肉痛を抱えながら、皆無事終了。

 

それぞれ上手くいかなかったことを、復習する。

 

意識ない人を浮上させる方法、担ぐ方法。

 

ヨシハルさん、僕は絶対忘れないですよ。

 

言葉では、言い表すことが出来ないです、あれは。

 

 

 

とりあえず、みんなお疲れさまでした。

 

そしておめでとうございます。

 

MSDまでもうひと踏ん張りです。

 

ユウキさん、トシさん、宿題とテストをやってください。

 

 

 

2日目の早朝、皆疲れ切っている

 

 

 

疲れ切っている後ろ姿、僕は忘れないですよ。

 

 

 

 

 

ゆきや