何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2020.1.14(火) 江の浦 透視度12 ~15m 水温17.6℃

水中でバランスが取れないでくるくる回るのは、
最初のうちは仕方がない。ありがち。
ただ40分のダイビングの内、
後半15分回り続けるのはちょっとやり過ぎじゃない?
しかも、それに対して突っ込んだら、
『私の本気はこんなもんじゃない。』
っていう返答はどうなの??
『前回はずっと回り続けてたんですから。』
・・・うん、ちょっと進歩したんですね。

美味しいもんなのか・・・
初ダイビングでこの落ち着き
ダイビングを始めた当初は、
全然回っていなかったのに、一体なぜ。
本数を重ねるごとに、様子がおかしくなっていく。
もはやわざとじゃないのかなぁと思えてきちゃう。
その結果、水中から上がったら、
この世の終わりみたいな顔に。
回ってたけど、こういうのはできます。
しばらくこの世の終わり風な顔が続いたが
2本目を向かえたころには、あーら不思議。
また元通りに復活しちゃった。
1本目のくるくる回っていたのは、どこへ?
2本目はなぜそんなに上手に泳いでいるの??
色々不思議な部分はあったけど、
まあ上手くいったから良しとしましょう。
ダイビングを終え、
待ちに待ったご飯、そして美味しい美味しいビールの時間。
約2時間前で、この世の終わりフェイスをしていたユカさん、
食事をするころには・・・、
アユミさん、カンパチに集中。
卑しい目で、僕のカンパチの塩焼きを覗きですよ。
あー、困った困った。

どんなに気持ち悪くなったり、疲れても、
また美味しいご飯とビールを手にお話ししましょうね。
ゆきや
2019.1.12~13(日・月) 田子 透視度12m~15m 水温17.6℃
遅くなりました。
新年あけましておめでとうございます。
今年も不束者ではございますが、
何卒宜しくお願い致します。

水中で意思疎通が簡単に出来たら、
どんなに楽なんだろう。
そう考えたことありませんか。
会話のようにすぐ相手に思いを伝えられたら、
話が早いか。
手で伝える合図、
これだけでは伝えきれない部分がある。
急いでいる時は、尚のこと。

初めての外洋へと向かったAOWチーム総勢6名。
周りには何もいない海のど真ん中に到着。
想像以上に流れがそこにはあった。
ブイから約40mほど離してもらい、船から飛び込む。
ブイに着くまでは、どれほどの流れかは分からなかった。
あっという間にブイに到着し、皆に掴ませる。
『腕が引き離されてしまいそう。』
想像以上の激流。
ロープをキャッチした人から、次々潜降してもらう。
先頭がワタクさん、次がマナミちゃん。
持ち前のパワーでガンガン前へ進んでいくワタクさん。
1ミリも前へ進まないマナミちゃん。
そして、他の皆。
潜降を開始して3分ほど、
ワタクさん以外は前へ進むことが出来なかった。
仕方がないので、ワタクさんを連れ戻しに行き、
水面へと戻る。
全員に合図して、ブイを離してとお願いする。
・・・・・・あれ?なぜ誰も離さないの??
離した方が楽になるなのに、なぜ?
なかなか伝わらないので、
強引にモギーの手をロープから振りほどく。
続いてハリーさん、ユーコさんも。
こうして、メインポイントの沖の浮島根が断念し、
小蝶アラシへと変更したのであった。




雨風を浴び、冷え切った後の温泉、
そしてビールは、もう最高。
脱水気味だった体に染み渡るアルコール。
これこれ!この時間を待っていました。

ちょいと皆に酔いが回り始め、
ふとワタクさんが喋りだす。
『潜るのやめたとき、水面で、
ずっと、吐けーーってやってたの?
それに従って息を吐いてたら、本当に辛かったよ。』
『・・・・・・・え!?
そんなことしてたの??
僕はロープを離せーーってやってたのよ。』
『いやいや、あれは吐けだよ。
この状況でこの人はどんだけふざけてるんだって思ったもん。』
言葉ってやっぱり大事ですね。
水中で素早く会話が出来ればどんなに良いことか。
僕の合図の分かりにくさを痛感させられました。
でも、あのシチュエーションで『吐け!』はないでしょ。
次はもっと分かりやすいの考えます。
この砂煙犯人は誰?

とりあえず、1日目の激流と
2日目の風波を経験した皆はどんな海でも平気なはず。
これからもっと激しいとこ行きますよ。
僕もちゃんとブリーフィングで合図、確認するんで。
一番右の人がやっているポーズが、『離せ』という意味だそうです。
ゆきや
2019年12月17日(火) 田子 透視度20m 水温19.1℃
年末が近づくにつれ、
仕事が忙しくなる人、楽になる人、
いろいろいることでしょう。
前者のヨシハルさんは、
朝店に来てから、様子がおかしい。
今月は特に忙しいらしく、疲労困憊、体はクタクタ。
海へ着くまで一秒も起きるときはなかった。


そんなヨシハルさんも
この黒潮効果絶好調の海に入れば、
目もぱっちり開いてしまう。
普段の血も汗も涙も、そして疲労も、
一瞬にして流れて行ってしまう。
それだけ心地が良い。
初マイドライに袖を通したツグミさんは、
着やすさ、使いやすさに感動。
それだけ快適ということ。
体験してもらえて本当に良かった。
早くマサヒコさんにも体験させてあげたいですね。


食事を終え、店へ帰る道中、
僕とツグミさんとヨシエさんは昔の仕事の話に。
あんなことやこんなこと、
かれこれ30分ずっと話続けていた。
割と大きな声で。
それなのに、ヨシハルさんは
車に乗りすぐに熟睡。
そこから帰るまで、
目を開くことはなかった。
よっぽど疲れていたんでしょう。
予定していたエンリッチの学科は中止にし、
帰ってすぐ寝てもらうことに。
たまに休まないと、倒れちゃいますよ。

来年はしっかり休んで、学科やりますよ。
今年はありがとうございました。
ゆきや
2019年12月16日(月) 安良里 透視度18m 水温19.8℃
店に続々と人が集まる。計4人。
1年半ぶりのヤジマさん、久々のアツシ。
ここまでは非常に平和な1日が過ごせそうな感じがする。
それなのに・・・・
ワタクさんが来てから、怪しい雰囲気が。
急に騒がしくなった。
それでもワタクさん1人なら大丈夫。
抑え込める。
若干賑やかになってきた店内。
最後に現れるフルキさんによって空気はガラリと変わった。
前回一緒にツアーに行っていたワタクさんとフルキさん。
この2人が揃うと僕にはもうどうにも出来ない。
やること成すこと邪魔をされる。

車内で週刊少年ジャンプを読むワタクさん。
約1年ぶりに雲一つない富士山を見るフルキさん。
その2人に挟まれるヤジマさんとアツシ。
さぞうるさかったことでしょう。
心中お察しします。

ブリーフィングでは、話す度に
『ホントに~?またまた~。言い過ぎじゃないですか??』
と止められ、なかなか先に進まない。
こっちは早く潜りたいというのに。
まるでそれを阻止するかのように、茶化してくる。
途中から少し無視をすると、
やっと水中に行くことが出来た。
真っ青な海を堪能しながら、
砂地にいる小さな生き物たちをじっくりと観察。
見終わったら次へ行き、また観察。
カエルアンコウに、ニシキフウライウオ。
チンアナゴに、トビエイ。
そしてカミソリウオ。
多種多様な小さめの生き物を見ている道中、
はるか彼方に何か大きいナメクジみたいなのが。
近寄ると、見た目はウミウシみたい。
でもウミウシにしてはあまりのもデカすぎる。
直径約40㎝ほど。
しかも移動もやたら速い。

きっとこれは珍しいに違いない。
でも全然感動しないのは何故・・・。
帰ってから、調べるとこれは
コバンウミウシという種だった。
あまり見ない種とは分かっても、
感動の無さは変わらず。
きっとデカいのがいけないんですね。


珍しいウミウシ、そして生物を見終え、
器材を洗っていると急に、
『うわあぁぁぁぁーー!』
という叫び声が。
皆びっくりして、声の方に顔を向けると
そこにはワタクさんの姿が。
しかも、口から色々と出てる。
出し終えたワタクさんがこちらを見る。
『ワタクさん大丈夫ですか?気持ち悪いんですか??』
皆一応心配してみる。
『いや全然気持ち悪くないよ。急に出てきた。』
本人もなぜ吐いたのかよくわかっていない。
あまりにも面白すぎて、器材洗いどころではない。
いつもいつも邪魔ばかりするなぁ、この人は。
上の写真はその嘔吐があった場所を指さしている集合写真。
猿も長時間運転は辛いみたい。足柄にてひと休み。
2019年12月9日(月) 井田 透視度10~12m 水温18.6℃

土日とは、全く違う静かでゆっくりとした時間が流れる井田。
天気はいまいち。
以前クマドリカエルアンコウを
見ることが出来なかったイッセイさんと共に静かな水中へ。

他に誰もいないおかげ、すぐ発見。
イッセイにすぐ教え、撮影開始。
あらゆる角度から、パシャパシャ、パシャパシャ。
集中して撮るイッセイさんと
チラッと見てからどこか遠くへ行ってしまうハルカちゃん。
小っちゃい生き物は興味が無いようで・・・。
まあ良いでしょう。


浅場にいたカエルアンコウを見つけた。
水深は3m、非常に浅い。
窒素を気にせず出来るから、
僕とイッセイさんは、その岩の上についつい張りついちゃう。
その姿をハルカちゃんは見て、
また遠くへ。
太陽の光が指しているソラスズメダイを追いかけて、
遠くへ遠くへ。
こんなに無視されるカエルアンコウもそうはいないでしょう。

前回寒さでリタイアしたタニさんは、
寒がり仲間のスナオさんに寒さ対策の秘訣を
聞いて、再チャレンジ。
今回は成功したみたい。

でも、1番の寒さ対策は、
僕みたいに大量にご飯食べるのがベストだと
僕は思う。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。