何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
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マイ:
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すぐ寝る。
ユキヤ:
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マサ:
脳が硬式野球
2021.5.1‐2 大瀬崎 透視度8~12m 水温18.3℃
僕の中学生時代と言えば、
陸上部で3000mの選手だったため、
走って、走って、ただ毎日走り続けていた。
それが正解なのだと思い、迷いなんて一切無かった。
そのおかげか、
選手としては、そこそこの成績を残すことができ、
すぐに進学する高校も決まった。

後ろでポーズをとる、中学校3年生の2人。
こんなに若いうちから、
色々な環境に触れられる彼らがちょっぴりうらやましく感じる。
目の前のことをがむしゃらに楽しんで、
色々な大人たちに刺激を受けて、考えて。
走る事しか頭になかった僕には、
思いつかないような発想が生まれていくんでしょうね。
うらやましい・・・。
ゆきや
2021.4.26-27 本栖湖 透視度15m 水温7.3℃~11℃

度々質問されること、
『本栖湖の魅力って何??』
この質問には、毎度毎度悩まされる。
水中の景色なのか。
それとも生物なのか。
はたまた夜に火を囲うことなのか。
聞かれる度に、はっきりとした答えがでない。

『夜、火を囲うのがメインなんでしょ?』
なーんて言われるけど、
そんなこともないと思う。
潜っている時も、
火を囲っている時も、
朝、山の中でコーヒーを飲んでいる時も、
温泉に入っている時も、
どれをとっても、日常では味わえない良さがあると僕は思う。

行けば分かります。
一回目は、確実に楽しいです。
そして、改めて感じます、海の凄さを。
ゆきや
2021.4.18 熱海 透視度7~12m 水温16.8℃

むかーしむかーしあるところに、
「旭16号」という名の砂利運搬タンカー船がありました。
それはもう大きくて、
全長約81m、全幅約18m、総トン数約5,000トンもありました。
旭16号は、
全盛期は砂利運搬船として活躍していましたが、
老朽化が進んできたため、
遠くから運んできた砂利を海上で一時的に保管する、
「保管船」にシフトチェンジしていました。
当時も熱海の沿岸部にあった、
「汚水処理場」を埋め立てするべく、
砂利を過積載の状態でじっと待機していました。
ところが1986年1月30日、
甲板作業員は、船の異音を耳にしました。
慌てた作業員たちは、
すぐさまベルトコンベアで繋がれていた
周囲の砂利運搬船を撤収させたそうです。
その後、遂に限界が来たのでしょう。
砂利積載部分から真っ二つに折れ、
現在の地点で24時間かけて沈んだそうです。

旭16号は、曳船を必要とする砂利保管船だった為、
沈没した時は、エンジンは積載されていませんでした。
エンジンを積載していなく、不安定だった為、
タンカー部分にゴロタが投入されました。
沈没した当時は、さぞ綺麗な船体が残っていたでしょう。
それが年を重ねるごとに、
船体の壁面には、鮮やかなソフトコーラルやウミトサカがつき、
船内部には大量の魚が住み着くようになりました。

僕がダイビングを始めた4年前までは、
旭16号は割と綺麗な形を残していました。
それが、1年、また1年過ぎるたびに、
台風にやられ、船側面の壁はエグれていき、
今ではすっかり壁がありません。

いつまでその姿が見れるのでしょう。
今年の台風でもまた形を変えるんでしょうね。
1年後か、2年後か、はたまた5年後か、
見れなくなる前にたくさん潜っておきたいです・・・。
ゆきや
2021.4.13 田子 透視度5~10m 水温16.8℃
田子の白崎には、
なんだかよく分からない生物がいる。
真っ赤で、アナゴのような何かがいる。
深さは水深33m。
普段ウミウシ探しするときには、絶対行かないエリア。

普段人が全く来ないエリアだからなのか、
近寄ったら、穴の中へすぐ引っ込んでしまう。
以前ボクが初めて目撃したときには、全身が出ていた。
互いの目が合い、すぐ穴の中に引っ込んでしまったが、
結構な長さだった。多分1mちょいはあったでしょう。
かなりの長さだ。

全くピントが合っていない。
これは本当にごめんなさい。
ただこんな感じで、こちらの様子を伺っている。
一体なんなのか。
気になる。
ただ、この謎の魚を狙えるのも数分しかない。
あっという間に窒素が溜まり、浅場に逃げなくてはならない。


いつまでいるか分からない、謎の魚。
みなさん、ウミウシも良いですが、
たまにはこういう得体のしれない魚とかどーですか??
ゆきや
2021.4.10ー11 井田 透視度8~12m 水温16.8℃
マスクの中に水が入ると、
思わず水面に上がりたくなる。
間違って鼻から吸い込んじゃいそうだし。
急に怖くなっちゃったりするし。
それはもう慎重に慎重に進むんです。

後ろから、そっと見守ってくれてるお父さん。
楽しみながらも心配する。
これが父の愛なんでしょうね。
マスクをぎゅっと抑え、
絶対マスクに水を入れさせないココちゃん。
万が一マスクに水が入ったら、すぐさまマスククリア。
これはもう、お手の物。上手です。

とは言っても、やはりマスクに水が入るのは怖い。
ボクとココちゃんが細心の注意の払いながら、進む。
すると、お父さんが急に。手で合図。
『私を見てて。』
一体何をするんだ・・。
どうか変なことはやめて下さい・・・。
そう願いました。

サイテイですね。
大笑いしちゃったもんだから、
マスクに水が入っちゃって、大変。
やった本人も大笑いしてるし・・・。
ただ、きっとこれも父の愛なんでしょうね・・・、たぶん。


土日なのに、それはもうゆったりできて。
これもまた少人数だから。
そして、父の愛が?たっぷりあったからなのか。
とりあえず、濃厚な2日間でした。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。