何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2021.8.28-29 安良里:黄金崎ビーチ 透視度12−18m 水温26℃

大学生の時に、韓国からやってきたカネシロさん。
それから約14年。
すっかり日本語も上達し、
今では「本当に韓国人なのか?」と怪しむほどに。
見た目もさることながら、
言葉が上手。違和感が全くない。

おまけに物凄い優しさで、僕らのことを包み込んでくれる。
そんなところにきっと彼女は惹かれたんでしょうね。
彼女が話すのを優しい顔で眺めるカネシロさん。
カネシロというあだ名をつけられても、
笑顔のままのカネシロさん。
一緒になった3人組も、
あまりの話しやすさに盛り上がりまくり。

毎度のことながら
人に恵まれ、楽しい楽しい海洋実習。
帰ってくるのが名残惜しくなります。


ただ、優しさ溢れるカネシロさんも水中では厳しめで。
先頭で泳いでもらうと、容赦がない。
ガンガン進み、後ろを振り返らない。
泡は勢いで斜めに上がっていき、
後ろを泳ぐの大変だったでしょうね。
後ろ2人は最後諦めていましたが・・・。

水中はあまり真似できませんが、
地上については色々勉強させてもらいますね。
これからもよろしくお願いします。
ゆきや
2021.8.23 IOP:伊豆海洋公園 透視度8−20m 水温20−25℃

まさかハコフグに唇を噛まれる人がいるなんて・・・
驚きです。
今まで僕は何度もキャッチしたことがありますが、
噛まれるどころか、攻撃すらされたことはありません。
それなのに、その人は噛まれてしまった。
一体、何をしたのでしょう・・・。

ぬるめな海で潜っていたが、
突然20℃のキンキンに冷えた綺麗な潮が流れ込んできた。
少しであれば、そこに留まれたが、
1分、2分と時間過ぎるうちに、体が震え出す。
僕らは急いで、ぬるめの浅瀬に避難した。

避難した先は、暖かい。っが、あまり綺麗ではない。
ただそこからはもう移動したくはなかった。
そこでぬくぬくしてしながら、
生物を探したり、群れの中に入ってみたりすると、
そこには僕の得意なハコフグが。
ゆっくり囲いながら、優しく捕まえ、皆んなの元へ。
ハコフグの体を触ってみたり、唇をプニプニしてみたり。
いろいろなことをしてみる。
最後にF木さんに渡すと、自分のほっぺに唇を当てたりしていた。
調子に乗ったF木さんは、唇と唇を合わせる。
次の瞬間、ハコフグはF木の唇をバクっと。

きっと痛かったでしょうね。
唇から血が出ていましたし・・・。

おいしいご飯が待っているのに、もったいない。
きっと相当染みたでしょうね。
まあ、自業自得ですが・・・。
ゆきや
2021.8.20-21 田子 透視度8-12m 水温26.8℃

子供の頃、夏休みといえば、
海で遊んだり、花火したり、スイカを食べたり。
やりたいことが沢山ある夏が、楽しくて楽しくて、
毎晩遊び疲れて、ぐっすり寝ていました。
でも、夏休みを楽しみたいのは子供だけじゃない。
大人もおんなじ。

大人の夏休み① 海の中を堪能する。
まずベストシーズンに入った伊豆の海を満喫する所から。
うじゃうじゃと密集する魚の群れをマッタリと。
季節を感じさせる生物を探したり、
プチ洞窟に入ってみたり。


愛くるしい顔をする小さな生物を激写したり。
ここまでは、いつも通り。

大人の夏休み② 海の水面を楽しむ。
いつもは水中だけだけど、この日は水面も。
スノーケリングをしたり、ただただ泳いでみたり、
はたまた高い所から飛び込んでみたり。
やひちゃんにカメラ担当をお願いし、
僕らは飛び続けました。
怖いのは一回目のみ。
2回目以降はどう飛ぼうか、模索する。
ただ、いざ行こうとすると、
怖くなり、毎回同じポーズに。

大人の夏休み③ ナイトクルージング

この時期限定で船を出してくれるのは、本当にありがたい。
だんだん沈む夕日を眺めながら、飲むビール・・・最高です。
月明かりに照らされて、夏を感じさせる音楽を聴いたり、
夜光虫を自力で光らせて、びしゃびしゃになったり。

大人の夏休み④ 海岸で花火
花火大会を見る予定が、あえなく中止に。
かわりに、手持ち花火を買い込み、海岸へ。

パチパチと火花が散るその灯りで、足元を照らす。
ケラケラ、ケラケラっ。
きゃっきゃ、きゃっきゃっと騒ぐその姿は、
もはや子供以上に楽しそう。
それぞれが、それぞれの楽しみ方で。

大人の夏休み⑤ 押し入れで寝る。
子供の頃から、馴染みのある押し入れで寝る光景。
せっかくだったら、やってみましょう。
あの声をマネして喋ると、隣の部屋から笑い声が。
占めたと思い、何度かやると、笑いが止まらなくなる。
押し入れっていいね。

大人の夏休みっていいですね。
もしかしたら、子供よりも楽しんでるかもしれません。
あー、早く来年の夏休みにならないかしら。
ゆきや
2021.8.18 平沢 透視度8-12m 水温26℃
プール講習を担当したマサさんの報告では、彼女は
『すっごいパワフル。
フル器材を背負ったまま壁をよじ登って、プールから出ちゃう。』
そんな大学生の女子のM莉ちゃん。
さぞ、凄いんだと思い、海洋実習を担当することに。

報告の通り、彼女はとてもパワフルです。
一度フィンキックを開始させれば、
フィンが気の毒に感じるほど、もの凄く曲がってしまう。
ぐんぐん進む彼女の姿には、惚れ惚れしてしまう。


変な方に泳いでいったなーと思えば、
急いでまた戻ってくるし、
群れに入って消えたかと思えば、
突然出てきたり、
彼女はエネルギーに溢れている。
彼女にとって、ダイビングの40分は短過ぎるそうだ。
陸上に上がってから、
彼女は「もっと潜りたいです。」と嘆いていた。
きっと60分、90分くらいがちょうど良いんでしょうね。
それをやったら、彼女以外の人がぐったりしてしまいそう・・・
とんでもない体力ですね。

彼女はまだ講習初日。
まだまだ上手くなれる。
ただ、彼女がものすごく上手くなった時は・・・
恐ろしいでしょうね。
負けないようにしないと。
ゆきや
2021.8.14-15 平沢・田子 透視度3-10m 水温26.8℃
海洋実習2日目。
早めに伊豆を抜け出すことが出来て、
田園調布で有名な蕎麦屋で食べた鴨せいろ。
心地良い疲労が残った僕らには、
それはもう沁みて沁みて沁みて・・・。
一緒に食べた絶品ヒレカツは、パクパク進む。

それもこれも、強風の中での海洋実習を乗り越えたから。
慣れないセッティングをしている最中に、
突然後ろから押されたり、
重たい器材を背負い、歩いている時に横顔を殴りつけられたり。
散々、風には苦しめられました。

おまけに2日目が豪雨になる予定で、激しい渋滞が懸念され、
2日目に1本のみを残し、残りはすべて初日に終わらせた。
OWチームは、初日に3本。
AOWチームのE美さんは4本。
初のダイビングで初日3本はかなり疲れたはず。
ただ、E美さんは100%もっと疲れいるはず。
何故なら彼女は4本潜っている。
しかも、マサシさんには、しこたま泳がされてるし、
なかなかのハイペースだったみたいだし。
終えた後、ボクが「大丈夫ですか?」と尋ねると、
「大丈夫です」と笑顔で返答。
ただ、その笑顔の奥には疲れがチラついてました。
そりゃあ4本目水中で休憩するはずですよ・・・

色んな意味で厳しい2日を乗り越えた皆は、
どの海でも楽しめるでしょうね。
この時ほど、難しいコンディションも少ないですから。

この厳しい2日を終えた、
ボクとマサシさんは、
皆がはけた後、
まるで魂が抜けたようになりました。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。