何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022.3.8 雲見 透視度8-10m 水温15ー16℃
今年も奴がやってきたようだ。
ここ数年まともに来なかった奴が
今年はしっかり来たようだ。
河津桜が咲き、
伊豆の陸を鮮やかな桃色で埋め尽くす2月下旬以降。
奴は僕ら度々苦しめる。
「このポイントに行きたい!」
とリクエストを言われても、
こればかりはその日になってみないと分からない。
前日まで良くても、
翌日になったら凄い濁りになったりする。
奴の名は春濁り。
この日の雲見にやって来たようだ。
ただ水路の中は、さほど影響ないようだ。
それ以外は・・・、何とも言えない。
ただ、透視度は悪くなりやすいが、
海に対しては大切なこと。
しっかり春濁りをした年ほど、
夏の魚の量が多くなる。
だからは今年は夏期待できそうだ。
しばらくは春濁りさんの機嫌を伺いながら、楽しむとしよう。
ゆきや
2022.3.5‐6 赤沢 透視度8‐15m 水温15℃
この日のツアーが組まれた時(約ふた月前)、
2日間東伊豆の赤沢に泊まり込み、珍しい生物たちを撮りまくる。
その予定だった。
結果としては、2日で5本潜れた。
私たちは、1本1本狙いの生物を定め、潜りに向かった。
みんなで目を凝らした。
何千匹といるハナダイの中から間違い探しを探すかのように。
写真だけを見れば、
さぞ2日間楽しんだのだろう。そう思うでしょう。
でも違う。
私たちは不完全燃焼なのだ。
なぜか・・・?
それは初日・・・、
午前中しか潜れてないからだ。
朝の段階では船を出せる。
そう判断されていた。
だが、時間が過ぎるうちに風がどんどん強くなってくる。
風速は8m。
午後には風速10mを超えるそうだ。
船長からは安全を考慮し、
午前でダイビングは終了した方がいい。と言われた。
仕方ないのは分かってる。
潜れない悲しさと、午後が暇になった手持ち無沙汰感が残った。
だから、私たちは跳んだ。
誰よりも長く飛び続けた。
子供が疲れてやめても、私たちは跳んだ。
そして私たちは、
次完全燃焼できることを願った。
ゆきや
2022.2.26‐27 大瀬崎:レスキュー講習
早咲きの桜に囲まれながら
心癒され和めたのは
紛れもなく、2日間の苦行を乗り越えれたから。
波にも負けず、風にも負けず。
彼らの心にあるのは『人命救助』、ただ一つ。
普段するダイビングとは全く違く、
自分の事よりもヒトの事。潜るというよりは水面で泳ぐ。
正直しんどい。
春の嵐の中、彼らは挑み続けました。
きっと内心は、普通に潜りたかったでしょう。
水面を風が走ると同時、飛んでくる水しぶき。
何度も口に入ったことでしょう。
終わるころには、口の中は海水まみれ。
中にはずっとふざけている人もいましたが・・・。
ヤマくん、タニくん、そしてワタク。
自分のバディを見つめるヤマくんのこの表情。
「いいぞ、良い事故者役だっ!!」
友の名演技を見て、惚れ惚れする一幕もあったり。
色々な表情を見れた2日間。
でもやっぱり彼らは笑っている時が一番。
2日間お疲れ様でしたっ!!!
ゆきや
2022.2.22-23 IOP・富戸 水温15℃ 透視度20m
オジサンは凄い。
オジサンは凄い①めちゃめちゃ泳いでもへこたれない
小さい生物に興味のないオジサンたち。
IOP(伊豆海洋公園)に来たのだから、カメを狙うしかない。
そういう話になり、僕らはひたすら泳ぎ続けました。
途中で何度足をつったことか・・・。
それでもオジサンたちは負けません。
止まるたび呼吸を整え、再度闘志を奮い立たせる。
ダイビング後は200本ダイバーになったヨシさんに
泳ぎの秘訣を聞き学ぶ。
「やっぱり水泳かー。」
オジサンってスゴイ。
オジサンは凄い⓶流行の音楽学びます
夕食の時、
たまたまスクリーンにYOUTUBEを流せると聞き、
僕らは青春の時の音楽をかけた。
TUBE、山下達郎、松任谷由実、
JUDY &MARY、大滝詠一などなど・・・。
懐かしい名曲ばかりだ。
後半は若者の曲を聞く事に。
以下オジサンズの感想。
米津玄師
カタさん「この人は天才ですね。」
Lisa
ヨシさん「俺結構好きなんだよねー。」
back number
カトーさん「・・・・・・・・・・。(涙)」
yoasobi
オジサンズ「この子うまいねー!」
優里
オジサンズ「いつだって恋心は変わらないね。」
感想を聞いているボクは、それはもう楽して楽しくて・・・。
オジサンは凄い③サメと戯れる
これについては、ちゅっと内緒。
これからオジサンになっていく僕にとっては、
学べるところが沢山あって、そしてそれが面白くて。
もちろん学びたくない事も・・・。
ちょっとだけ参考にしよう・・・かな。
今後もついていきます!
ゆきや
2022.2.20 赤沢 水温15-16℃ 透視度12-20m
毎度毎度、赤沢に来るたび驚かされます。
ただでさえ珍しいハナダイが、
あちこちにワサワサいるっていうのに、
こんな珍しいスズメダイがでるなんて・・・。
まず見つけたのが凄い。
オビトウカイスズメダイ
→本来の生息水深は135~175mと
深い岩礁域に生息しているため、
ダイビングで見る事はできない。
地域や季節によっては
稀にダイビングで観察できる水深まで上がってくる。
ちなみに見れた場所は水深36m。
この生き物からするとちょー浅め。
ただこれだけじゃない。
ゲッコウスズメダイ
→水深50m以深の岩礁で見られる。
ダイビングで観察できる水深では単独が多い。
八丈島では極めて稀種。
僕らが観察できたのも36m。しかも4匹・・・。
そして、これらの生物が観察できると聞き、
飛び込みで参加した・・・
サイトウ リュー
→以前までオーシャントライブに勤めていたインストラクター。
現在は奥さんと共に2人の子供の育児に励みながら、
土日、人手が足りないときに非常勤として出没する。
出没頻度は月1,2回。まぁまぁ稀種。
魚に異常なほど詳しい。お魚博士。
この写真は、深い所に潜りに行ったことにより、
窒素に侵された体を労わる為、
余った酸素濃いめの空気を吸っている。効果は不明。
生物の写真はすべてリューさんの。
きっと誰よりも楽しんでいたのでしょうね。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。