何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022.3.21 井田 透視度8-12m 水温17℃
毎年5、6月には水中に森が発生する。
水深5mにも満たない浅瀬、
水底から水面まで海藻「ホンダワラ」でびっしりと埋め尽くす。
その情報を聞きつけると、
ついつい中に入りたくなる人もいる程、欝蒼とする。
ただ、今はまだ生え始め。長さは1mもない。
たまーにちぎられちゃう海藻もあるようで、
水面をぷかぷか漂っている。
そこに突撃するキヨカ・・・。
本人は全く気づいていないようで、
彼女はどこまでもどこまでも突き進もうとしていた。
彼女はブレないタイプのようだ。
面白い生物たちがいる。
でも気になる。
彼女の上には、ずっとずっとホンダワラ。
今年何人彼女と同じ運命を辿るのでしょう。
ゆきや
2022.3.19-20 大瀬崎:レスキューダイバー講習
大瀬崎の水中から
オールド・イングリッシュ・シープドッグのような、
はたまた妖怪のような不思議な生物が現れた。
人間を背負いながら、
ゆっくり、ゆっくり水中から出てきた。
長い毛の先には、うっすら笑みを浮かべている。
一度だけではない。
その生物は何度も、何度も水面からヌルっと出現する。
それを見た者は、驚愕するあまり一旦沈黙が訪れる。
その沈黙のあと、悲鳴ではなく、笑い声が生まれる。
その名も「ムーラキー」。
背負われた人間も何故か自然と笑顔になる。
水中では見ることのできない不思議な生物。
海の中では平和だ。
水面でも「ムーラキー」が出てくるまでは、みんな真剣。
ただ油断していると突然「ムーラキー」が現れる。
もちろん、笑いと共に。
そんな3月のレスキュー講習。
ゆきや
2022.3.14-15 田子 透視度5-15m 水温15-17℃
大物呼ぶ女が、800本を迎えた。
イシムラさんは、
マンボウ狙えば、マンボウを現し、
ハンマーを狙えば、ハンマーを現してくれる特別な女性。
スタッフは、イシムラさんと大物狙いのツアーに出かける時は、
出発する前から、勝利の匂いがしてくる。
ハンマー外しのプロ『ハマベマサノブ』氏からは、
神と崇められてるでしょう。
そんな人がこの度800本を迎えた。
だがしかし、生憎の強風。
外海に出るのは、断念するしかなかった。
外海に比べれば、大物は狙いにくい湾内。
仕方なし。
僕らは湾内でひたすらウミウシ探しに没頭した。
湾内でも正直楽しい。
楽しいのだが、
2日間の内、1本くらいは外海へ行きたい。
そう思い、僕らは1本だけ2日目にとっておいた。
不思議なもんで、願いは叶うものだ。
僕らが潜る午前中のみ一旦落ち着いてくれた。
やっぱり外海は違う。
潮通しも良いおかげで魚の群れは多い。2日間で唯一のワイド。
心地よく泳いでいると、
船から何かを叩く音が・・・。
緊急事態か・・・?
普段そんかことをしないものだから、
僕らは少し戸惑った・・・。
皆に安全な位置で停止してもらい、僕のみゆっくり浮上。
船番のケンローさんに確認してみる。
『くじらみなかった??上を通ったよ!!!』
『はいぃぃぃっ??!!』
やはりあの方は持っているようだ。
クジラまでもを引き寄せてしまったようだ。
とんでもない人だ。
僕らの真上を通過していったようだ。
皆にダイビング後話すと、
「確かに一瞬暗くなった。」と言っている。
すごすぎる。
水中できっと出会っていたら、慌てふためいていたでしょうね。
まだまだ健在だ。
今後も彼女と潜った時は、キョロキョロするしかない。
ゆきや
2022.3.12 井田 透視度10ー12m 水温16℃
「今日1本目で100本目です!!」
「記念の旗あります??」
「・・・。ごめん、忘れてるみたい。」
1本目終了後。。。
「ねー、私の100本は・・・?」
『あああっ・・・、ごめん。』
私は最低な人間だー。
まだ20歳にもなっていない大学生の記念すべき100本を
うっかり忘れてしまった。
いやいや、申し訳ない。
ボク(27歳)のミスを助けてくれたのは、
カズマ(14歳)の中学生ダイバー。
彼に休憩中お願いして、
記念撮影用のイラストを書いてもらうことに。
次回行く時には用意しとくから、待っててね。
カズマよ、助けてくれてありがとう。
ゆきや
20212.3.9ー10 雲見・赤沢 透視度8-15m 水温15℃
タイツと、みかんと、時々ヤナイ
2018年10月29日、
ここから彼のダイビングは始まった。
僕がインストラクターとして、働き始めたばかりの頃、
彼は後輩と共にお店を訪れた。
思い出深い受付だったのを今でも覚えている。
あれから、たった3年と少ししか経っていない。
その3年で彼は色々なところへ潜るようになった。
行く先々でたっくさんの美味しい食べ物を堪能したのだろう。
彼はこの3年で少し大きくなった。
そんな彼がこの日100本を迎えた。
100本のうち、
半分6割以上を共に潜った僕にとって感慨深いものがある。
いつも彼がふざけてるのを
「うるさい」と言わせてもらっていたが、
彼がそうやることで僕自身楽しませてもらっていたし、
彼のおかげで僕も自由に海に行くことが出来たのかもしれない。
100本を迎えたこの日だって、
彼らしいといえばそうなのかもしれない。
「2日間神子元潜りまくる」と意気込んで挑んだ100本記念。
結果は、発電機部分の謎の異常の為、2日間出船中止。
なかなか無い珍事を引き寄せてしまうあなたは
ある意味すごいのかもしれない。
今後もこういう珍事を引き寄せるのでしょうね。
・・・楽しみにしてますよ。
今後も一生懸命変なことしてください。
ゆきや
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。