1月17-18日(土日) AOW 田子 水温14.8℃ 透明度12~20m
先週に引き続き、今週のAOWも猛烈な西風!
堤防に打ち付ける波が台風中継みたいなことに。(笑)
もちろん沖なんかには出れるはずもなく、湾内で練習からスタート!
1本目は潜降練習とナビゲーション。
水中での動きを確認していざエントリー。
まず男子3人の潜降・・・沈まない。
風でどんどん流される。慌てる。なおさら沈まない×3人。(笑)
水中に入っても、最初の15mを泳ぎ切って何キックで進んだかを測るスキルでの話。
例えば、15キックだったら1キック1mだし、10キックだったら1キック1.5m。
ただふつうはそんな簡単に割り切れる数字にならないもの。
だがしかし、男3人、1m、1m、1.5m。
怪しい。
話を聞くと、
「10mのところで足がつって、そこまで10キックだったから数を増やしました」
「途中でわかんなくなって、だいたい15キックくらいだったかなぁ」
「割りやすい数字の方がいいと思って」
こらーーーーっ!!!!
続いて1バディずつ順番に四角形ナビ。
大谷さんスーさんペアが終わり、ゆういっちゃん・チカちゃんペアが終わり、最後ゴンちゃんとユウトさんペアが出発。
なぜかそれについていく大谷さん。
それを見て付いていくスーさん。
2人を見て慌てて泳ぎだすゆういっちゃんとチカちゃん。
取り残される俺とヒロコさん。
まぁ微笑ましいから良いかと、その様子を写真にとる。
そして付いて行ったみんな、どんどん浮いていく。
3人浮上。そして潜れない。
テロだ・・・。
これは、新手のテロだ・・・。
その3人に屈して、僕は水中にいたみんなに浮上サインを出したのでした。
その後も新手のテロは続き、
ナイトダイビングで宇宙空間のような異空間を楽しんで、
砂に潜るめっちゃかわいいミミイカダマシと戯れ、楽しい時間もおわり。
みんなとアイコンタクトを取ってから、浮上ロープをライトで照らし、
掴む動作を見せ、浮上サインを出す。
うなずくみんな。
ぼくは先頭を切ってロープを伝って浮上し、みんなのフィンを脱がせる準備を・・・。
来ない。
だれも来ない。
ライト片手にまた砂地を照らして遊んでる。
もうテロには屈さない。
ぼくは頑なに水面で待ち続けました。
そんなこんなで2日目のラストダイブ、風が止み、波も落ち着いたので沖の浮島根へ
透明度も抜群、程よく流れて魚も密集、地形も凄い。
このときばかりはみんないい子でしたね。(笑)
そしてそろそろ深度をあげて浮上・・・というときに、目の前に黒い塊が。
数百のイナダの大群!!
ただ距離があって、見たのはぼくとユウトさんだけ。
でも、いいよね。2日間、テロに耐えてきたもん。
みんな、自由になっていいのはうまくなってからですよーーーっ
りゅう