何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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自然の摂理に、手のひら返し。

6月26日(日) IOP 水温17~21度 透明度5~20m

 

 

 

青空に緑の芝生、リゾートを思い出させるヤシの木。

 

梅雨明け直前とはいえ、伊豆にも夏の訪れを感じさせる陸上の一枚。

 

 

 

こちらは、伊豆海洋公園(通称IOP)の水深22mでの1枚。

写真上部がうっすら白濁して見えるのは、ちょうどここが水温の境目。

 

上:暖かいけど、濁り強め

下:キンキンに冷えてるけど、すっこーーんと抜けてる。

 

そしてみんなの視線の先には、冷水とともにやってきたサカタザメ。

まさに初夏の水中を表した1枚。

 

 

見れた生物も

 

カラフルなレンテンヤッコのちびちゃんに、

頭のメタリックブルーが鮮やかなアマミスズメの幼魚、

海藻に紛れるカミソリウオ

 

と、今シーズンお初のラインナップ。

 

南の魚たちも続々と伊豆に到着し、生物層からも夏の訪れを感じさせます。

 

 

ただ近年は温暖化の影響からか、

伊豆の生物層も大きく変わってきており、

南の生物が幅を利かせるように。。

 

 

この日も見たアマミスズメの幼魚なんて、

5年前は1匹出たら「おおーっ!」ってなってたのに、

いまや夏の定番種。

 

 

 

「なんだかなぁ・・・」なんて思いながら、

エキジット口の方へ泳いでくると、

目の前の岩の隙間から、小さなカメがぴゅーん!

 

 

これも温暖化の恩恵か?

昔より圧倒的に増えた印象のあるアオウミガメ。

 

 

このときばかりは「ありがたや~~」と嬉しさ100%で追走。

 

 

ただ前述のとおり、浅場はニゴニゴ。

誰のカメラにも収まることなく、カメは視界から去っていきましたとさ(笑)

 

 

りゅう

シャッターは誰が押す?

 

 

6月19日(日) 田子 水温18~20度 透明度6~15m

 

 

 

 

ツアー帰り、PCで今日撮った写真を見て、思い出に浸った後の一コマ。

 

 

みんなで写真を見てると、

 

 

えぇー、こんなの見てたの!? とか

(この日はマサヒコさんがヒゲダイのペアを)

 

このウミウシきれいだったよねー とか

その日のいろんな思い出がよみがえる。

それが写真のいいところ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなカメラで写真を撮っているかというと、

主にデジカメに専用の水中ハウジングをセット。

これだけでOK!

 

 

 

デジカメの種類は、一眼から手軽なコンパクトサイズまで様々。

コンパクトデジカメに照準を合わせると、

最近は自然な色味が魅力のソニーが優勢。

 

 

その特徴から群れやワイドが得意な機種ながら、

外付けでマクロレンズも取り付け可。

 

 

 

 

マクロレンズとは、言わば虫眼鏡。

 

 

小さな生き物を大きく映すことが可能。

 

 

 

その性能を最大限生かすには、

レンズの焦点距離を保ちつつフルズーム。

 

 

ただピントが合う瞬間はほんのわずか。

 

 

 

手を固定しないことには、

どんなベテランダイバーであろうともピントを合わせることはほぼ不可能。

 

 

 

 

手を固定し、

数センチの間で半押しを繰り返してピントを微調整。

ピントが合ったところでシャッターを切る・・・

 

 

 

 

文字で見るだけでなく、やってみても最初はなかなかの難易度。

 

 

 

なので感覚をつかむためにも、

水中でピントが合うところまで僕がアシスト。

 

 

 

シャッターまで僕が押しちゃうと意味がないので、ご自身で!

 

 

 

 

この日は つぐみさん と もえちゃんが

前出の装備だったのでお二人にレクチャー。

 

 

2本目に潜った田子湾内には、練習にもってこいのウミウシたち。

 

 

 

まずは大きめサイズのセトリュウグウ。

 

 

 

 

 

 

 

カメラを構えるつぐみさんの横から、僕が手を添えてアシスト。

 

カメラ固定 → ズーム → 半押し繰り返し →ピント合った!

 

 

 

 

 

さぁつぐみさん!

 

 

 

シャッターを押すだけです!!

・・・

 

 

押すだけです!

・・・

 

 

 

押すだけです!

・・・

 

 

 

 

シャッターは自分で押すんですよーーー!!

 

 

 

 

そしてもえちゃんも同じループ。

もう・・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてはかわいいサイズのオトヒメウミウシ!

 

 

 

さっきのお手本を参考にどこまでできるかな。

 

 

 

と思いながら横から見ていると、

ズームせずいつも通りパシャリ・・・。

 

 

 

 

はい、やり直し。

すっと横から手を伸ばし、再レクチャー。×2名

 

 

 

 

 

 

 

 

3度目の正直、稀種ラベンダーウミウシ!

 

よしよし。

 

ちゃんとズームを使って、なかなか良き具合に撮れてますね。

 

 

 

 

 

でも上がってきてから

 

「シャッターは押してくれないんだ。って思ったよね」とか

 

「(ズームしてないの)バレたかーって思ったよね」

 

と二人で合意。

 

 

 

 

 

なぜか2対1で負けた感。

 

 

 

 

まぁ最後のラベンダーは

 

いい具合に撮れていたので良しとしますが、

 

次回の海では1枚目からお願いしますねー!

 

 

 

 

ちなみに、

この日の柴原さんは潜る前に本日のベストショットを撮影済。

 

 

 

 

それがこれ↓

 

 

 

 

 

 

 

お試しで玉ちゃんのNewドライを着たマサさん。

 

激しく似合わないのはなぜ・・・(笑)

 

 

 

りゅー

シマウシノシタにワタシササリマシタ

4月29日(金・祝) 城ケ島 透明度5~8m 水温16度

 

3年ぶりに移動制限のないGW!

渋滞懸念も含めて近場の城ケ島ツアーだけど、万が一のポイント変更に備え朝は6時集合。

 

みんなも順調に揃い、定刻に出発!

結果、ポイント変更も渋滞もなく、城ケ島最寄りのコンビニに着いたのは朝6:55でした(笑)

 

 
 

8時すぎにはエントリーした1本目のビーチは春の終わりを感じさせる生物層。
すっかり大きくなって親指の爪ほどになったダンゴウオ、羽に色が入り始めたホウボウの幼魚(春先は羽も真っ黒)、
そして個人的にめちゃめちゃテンション上がったシマウシノシタの成魚!
ダイビングではあまり見ない舌平目の仲間たち。その中でも図鑑でしか見たことなかったこの種にぐっさり刺さってしまいました。
 
 
じっくりと小一時間ビーチを潜った後は、2本目のボートに備えドライエリアでのんびり。
そんななか、一人ウエットを脱ぎ、そそくさとお風呂に入る人が・・・
 
温暖な四国から遠路はるばる来てくれたイマイズミさん
城ケ島が冷水で名高いとはつゆ知らずウエットで潜り、周囲のダイバーの目をくぎ付けに。
1本目の後「そんなに寒くない」と言ってたのは強がりとしか思えません。。
 
 

 
 
2本目のボートは安定のウミウシクオリティ。
ボブサンやクリヤイロといったキレイどころに加え、かおりさんが見つけてたのはサガミミノウミウシ(写真上段中央、ピンクのスケルトン)。
一昔前は冬の城ケ島名物であり、城ケ島でしか見れないといっても過言じゃなかった種。
最近はめっきり見る機会もなかったので、羨ましさ倍増です。。
 
 


 
 
そして玉ちゃん率いる初心者ツアーチームはビーチで2本。
OW講習ではその命をまさしさんに預け、なんとか2日間を乗り切ったそう。
まるで海猿のような熱い話に、ツアーチームの心をがっちりと掴んでました(笑)
 
 

りゅう

春を感じるとき

4月2日(土) 田子 透明度5~15m 水温15~16度

 

満開の桜を狙いに、泊りも日帰りもアドバンスも全チーム田子へ!

強めの東風のおかげで田子の海はベタ凪♪陸は程よく桜吹雪♪

いそいそと1本目に向かうベテラン揃いの泊りチームを横目に、のんびりと桜を見ながらセッティング。

 

緩やかな時間のままに、1本目は癒し系ポイントの洞窟へ。
 

入ってみると透明度良好!
午前中の優しい光が水中に差し込み、光のカーテンのようで心ほぐされる~
途中ミスガイやコンシボリもいて、こりゃ何分でも潜ってられるな
 


 
船が港に向けて走っていると、
泊まりチームを乗せて2本目に向かうボートとすれ違う・・・
あれ?うちらが泊まりで、向こうが日帰りだっけ??(笑)

 
そんな泊まりチームの置き土産情報によると、沖の浮島根も10m以上見えていた模様。
この時期水温16度くらいあれば「マ」のつく大物なんかへの期待も胸に2本目へ。
 
 
そして入ってみると、あれ、緑・・・。
 
 
まぁ、少し深くいけば見えるでしょと思い降りていくと・・・
 
 
もう水深30m。透明度変わらず5mほど。
 
 
ワイドに楽しむなんて言うことは忘れ、
沖の浮島根では初めての ピカチュウなんか見てきました(笑)
 

 

そのあと行ったチームは透明度回復していたみたいで、潮の変わり目の貴重な濁りだった模様。
ポジティブにいえば、桜だけじゃなく、濁りでも春を感じてきました(笑)
 
 
りゅー

幸せを届けてくれるイルカたち

2月26日(土) 初島 透明度:○ 水温:興奮状態のため不明

 

青い海の中、2頭のイルカが何度も何度も遊びに来てくれる。

その度に目の前で愛らしい表情を見せ、みんなを笑顔にさせる。

幸せを噛みしめる ひととき。

 

 

場所は初島、水深12m。

 

イルカと泳ぐといえば普通は素潜りで、

御蔵島や小笠原・ハワイなどの遠く離れたリゾート地。

 

それが東京から日帰りで行ける海で、ダイビング中に出会えちゃう。

しかもライセンスはオープンウォーターでも行ける水深。

 

 

ただし、相手は餌付けなどされていない野生のイルカ。

会えるか会えないかは運次第。

 

 

 

 

この日も1本目は、先に上がってきた人から「居ましたよ!」と聞き期待して潜るも空振り。

 

エキジットして沖を見ると、水面を跳ねるイルカ。

そしてその付近であがるダイバーの泡は、

おそらく入れ違いで入ったマサシさん率いる初心者チーム。

 

案の定、イルカとたっぷり戯れたそうで。。。

 

 

 

そうだった。

ツアーチームはマサさんがいるから大物は無理だ・・・。

うん、間違いない・・・。

 

 

 

2本目もエントリーして15分経っても現れず。

 

まずい。

 

このままではマサシさんたちと仲良く出来ない・・・。

 

 

 

そんなとき、関戸ちゃんの秘技発動!

次の瞬間、僕らの目の前に愛らしい二つの顔が♪

 

お待たせ~
お待たせ~

 

そのあとは僕らの周りをずーっとグルグル。

スィーっと泳ぎ去ったと思えば、僕らを驚かせるかのように別方向から再登場。

そんな感じで後半30分はイルカとランデブー。

 

こりゃ、最高だ。

 

 

ちなみに初心者チームは2本目もたっぷり遊んでもらったそうで。

 

付き添いで潜っていたDMの井出さんが、

常に上から目線での発言だったのがとっても鼻につきました。(笑)

 

 

まぁまぁ稀種のりゅう