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それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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開幕戦。

 

5月15日。

田子の期間限定ポイント「田子島」のオープン日。

 

 

どこで入っても、どこで上がってもいいドリフトポイントゆえ、

生物との出会いは一期一会。

 

 

大当たりする日もあれば、大外れする日も。

 

 

そんな田子島のシーズン開幕戦。

先頭打者ホームランかっとばす気持ちで挑んで来ました。

 

 

5月15日(日) 田子 水温18度 透明度10m

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

行ってみると田子貸切。

 

そして田子島一番乗り。

 

現地ガイドのけんろーさんも一緒に4人で田子島2本。

 

結果はこんな感じ。

 

アラリウミウシ イソカサゴ

安全停止中 ソフトコーラルとミギマキ

ムラサキウミコチョウ テヌウニシキ

 

 

写真だけ並べるとまぁまぁ見れたのかなと思うかもしれませんが、

正直な感想は、アウトローいっぱいに155kmを3球続けられた感じ。

 

手も足も出ませんでした。

 

 

ムラサキウミコチョウだけはそこらじゅうにいるものの、

その他見たのはウミウシは、アラリ1匹。ニシキyg1匹、ボンボリイロ1匹。

アオ・シロ・サラサも各1匹づつという。

 

ソフトコーラルは相変わらず生い茂っていて綺麗だったけど、

ウミウシ狙いで入った僕らとしては・・・。

 

 

いじいじ

 

最後は港でイジイジして帰ってきました。

くそぅ・・・。
 
                     りゅう

上空に異常あり

 

ゴールデンウィークの合間の金曜日。

薄曇りで静まり返った大瀬崎は、独特の雰囲気。

 

過去4回、マンボウを見た日はすべて薄曇り。

そして昨日・一昨日と続けて先端でマンボウ2枚登場。

 

狙いましょう。思い切り。

 

 

5月6日(金) 大瀬崎 水温17度 透明度5~15m

 

マンボウ情報はいずれもお昼頃の先端深場だったので、

1本目は外海へ。

 

ハナタツやウミウシといった小ネタを見ながら、

かつて見たことのあるコース取りで。

 

ハナタツ2号 ジボガウミウシ

フチベニイロウミウシ ハナタツ1号

 

そしてオオモンカエルアンコウがいたとこは、

ちょうどかつてマンボウを見た場所。

 

見上げると、うすぼんやりと大きなグレーの影。

特徴的なフォルム。

うそ・・・?と思いながら近づくと

 

ビ・・・ビニール

 

うそでした。

ちょうど半分にさけて、持ち手が左右に広がったマンボウ型のビニール袋でした。

 

でも本番は2本目。

いざ先端へ。

 

先端 深場の群れ

 

ハナダイの種類が一変する水深30m。

着底してめずらしいハナダイを観察しながらマンボウを待つ。

そういう作戦でした。

 

そして水深32mに着底。

みんなでハナダイを見ていると、僕の頭上をなにかがすーっ・・・。

 

こずえさん!!

 

着底していたのに唐突に泳ぎだし、
僕の上を通って水深40mラインにいる別のダイバーのほうへ・・・。

 

 

この水深でそのお茶目な行動は慎むように、強くお願い申し上げます。

 

                                 りゅう

エア切れマスター

 

GWの間だけ、期間限定ポイントの赤根が潜れるらしい。

昨日、赤根の透明度がとてもよかったらしい。

よし、行ってみよう。

 

 

5月1日(日) 川奈ボート 水温18度 

 

いつもよくお世話になる現地のガイドさんと一緒に赤根へ

話を聞くと水面直下は濁っていたけど、10mも降りれば真っ青だったそう!

 

 

期待を込めて先行していくと・・・どこまでも緑。

 

 

深いとこまで行けば綺麗になるでしょ。

そう信じて到達したー30mでも、緑。

 

 

そして春濁りがなかった影響なのか、群れが皆無。

 

 

ちーん・・・。

 

撃沈です。

 

サガミリュウグウ とんでもない数のシラコダイ

 

無駄に深く行ったので減圧もそろそろ。

しょんぼり下を向きながらロープのほうへ・・・

 

すると激しく足を引っ張られる。

振り返るとダイブマスターのゆうとさんがスレートに「ネコザメ!!」と。

 

 

でかした!!!

 

 

ダッシュで戻ると・・・

 

 

いない。

めっちゃ探したけど、いない。

 

 

ちーん。

 

 

みんなの残圧もそろそろいい感じになってきたから、戻り始める。

そしたらダイブマスターのゆうとさんが、残圧計を振ってくる。

 

 

大丈夫。ちゃんとみんなの確認してるから平気よ。

バシッとOKサインを出し泳ぎ始める。

 

 

再び激しく足を引っ張られる。

ゆうとさんが残圧計を見せてくる。

 

「0」

 

あんたかいっ

 

エア切れマスター

 

ネコザメは一人で楽しむは、エアはなくなるは。

ハリセンボンも怒ってます。

 

怒ってます

 

2本目はネコザメがいたとされる場所を中心にマクロ狙い。

 

ケラトソマ・シヌアトゥムっていう

ひとつもかわいくないけど、くっそ珍しいウミウシを

みさこさん○2歳のお誕生日のお祝いの品とさせていただきました。

 

いろいろごめんなさいだけど、おめでとうございますっ

 

みさこさんおめでとう! ケラトソマ・シヌアトゥム

撮り忘れてた集合写真

 

ネコザメですか?

そんなの影も形もありませんでしたよ、はい。

 

 

りゅう

みーつけたっ

 

 

 

 

4月30日(土) 城ケ島 水温17度 透明度5~12m

 

 

森の妖精に、みーっけた♪

 

 

 

見つかっちゃった

 

 

 

教えてもらったところを探すと、海草の上にちょこん。

 

「ぼへー」

 

その無垢な表情に心を撃ち抜かれました。

 

 

赤いダンゴなのに緑の海草にいて、

周りの環境も最高。

 

おかわりタイムも使って撮りまくりです。

 

 

 

かわいいイロ テントウウミウシ

 

ミアミラ イロカエル

 

紅白のハナタツ フジエラミノ

 

 

城ヶ島の海。

 

最近ウミウシが少なくなった気がしてたけど、久々に豊作。

 

ウミウシ以外にもちっさくて可愛い生物たくさん。

 

カメラ持ってるけどにまず押すことのない萌ちゃんに、

久々にズーム機能を使わせるほどおもろーな海でした笑

 

 

ティータイム こいのぼり

葉山でお茶してます

 

テラス席で美味しいご飯を食べたら、

ちょっとコーヒーでも飲みたいねぇって話に。

 

ちょっと車を走らせて葉山の街をお散歩。

 

ふらっと入ったこの喫茶店。

気のいいおばちゃん姉妹がやってるいいおみせでした♪

 

りゅう

 

初夏の気配

 

毎年GW明けから6月にかけて活発になるアオリイカの産卵。

今年はどうやら早いらしい。

 

井田でも久々に確認できているとのことで、ちょっと様子伺いに。

 

4月29日(祝・金) 井田 水温18度 透明度8~15m

 

 

水深18mに一辺4m四方くらいでパイプが組んであり、

それに木が括り付けられ、アオリイカの産卵床となってます。

 

なのでこんな感じにパイプに捕まりながら観察すると容易っ

 

観察中

 

アオリイカの産卵

 

透明度がいまいちだったので、目を凝らしてじーっと待ってると、

沖の方から白い塊がもわもわ。

 

アオリイカのペアがそーっと近づいてきてメスが木に産卵。

その間オスはメスを守るように周りを威嚇。

 

うーん、いい奴。

 

1本目にとことん見て、2本目はマクロ狙いで!

って話だったんだけど、急に下の水が綺麗になって透明度15mオーバー。

 

これはもう一丁とダイビング後半に再チャレンジ。

 

するとそこにはまさしさん率いる初心者チームが観察中。

 

アオリイカを観察する親子(笑)

 

ちょっと横におじゃまして、みんなで一列に。

と思ったら気を利かせてくれたカワちゃんが、パイプを離し水底へ。

そして導かれるように産卵床の真下へ。

 

直撃する泡。

 

マイナス浮力になり、ドライに空気を入れるカワちゃん。

その真上には産卵床。

 

すーっと浮いていき、「あっやべ!空気抜こっ」と顔を上げた時にはもう産卵床の中。

 

わっさわっさ揺れる産卵床とカワちゃん。

そして逃げていくアオリイカ。笑

 

 

他のチームがだれもいなかったので、

その様子をみんなで面白おかしく見ていました。

 

かわちゃん、ダメだぞ。(笑)

 

 

ベニカエル ガラスハゼ

 

ヒメギンポのペア ミジンベニハゼ

 

スズメダイが凄い アカイソハゼや

 

夏

 
 
空の感じもすっかり初夏。

 

青い空と新緑と。

良い季節です。

 

                         りゅう