何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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すっごい海

9月15日(日)伊東

 

 

最近の伊東、

 

群れがすっごいらしい  (良い意味で)

 

ただ、

 

透明度もすっごいらしい (悪い意味で)

 

 

迷ったものの、西伊豆は台風のうねりが入る予報につき、一か八か伊東へ。

 

 

漁船に揺られること15分

 

透明度3mくらいと言われてた海は、

 

あれ?そこまで悪くない!

 

 

そして凄いといわれてた群れは…

 

 

うん、すんごい(笑)。

 

上の写真、真ん中の下に見える三角形の黒いところ(根)以外、全部キビナゴ。

 

左下にうっすら見える影はイナダやカンパチ、ソウダガツオの混成捕食部隊。

 

右下にうっすら見える影は、単独行動で捕食する大型マダイ。

 

 

群れの下に入れば真っ暗になるし、

 

ちょっとダイバー同士の距離が空くとその隙間を群れが埋め尽くし見えなくなるほど。

 

今回、小さい生物は何も紹介せず、ひたすら上を見続けた2本。

 

唯一水底付近で集まったのはこのクエの時くらい。

 

 

丸々太ってでっかいのに、肝が据わりすぎてて、まったく逃げない。

 

上の写真、TGでノートリミングで撮影したもの。

 

どこまで寄ったら逃げるのか試してみたのが下の動画↓

 

 

逃げてもすぐUターンしてまた目の前に帰ってくる。

 

まるで人懐っこいドラ猫(笑)

 

あなた、その警戒心でよくここまで釣られずに大きくなったわねぇ~

 

 

 

 

結果、大勝利の伊東でしたっ

 

 

りゅー

ノスタルジー スカイライン

 

 

北川の海、水深20m。

マサさんの指さす先をみると・・・

 

 

 

なにこれ!?

 

ちっちゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

 

どうやらおよそ24時間の時を経て、ミカと同じリアクションをしてしまったようです。(詳しくは「一石二鳥のショートカット」を。)

 

 

7月28日(日) 北川 20~22度  透明度4~8m

 

 

久しぶりの北川の海は相変わらずの豊潤な海。

 

透明度が悪かろうが関係ない。

 

ちょっと泳げば、

極小ピカチュウ、ニシキフウライのペア、アオリイカの産卵、ウミウシ各種にハタタテハゼ

と、潜るのが実に2年ぶりのあつしと高須ちゃんにも、優しい北川の海。

 

 

のんび~りアイドルたちをめぐって最後はカメでもいないかなぁと欲をかきつつ根頭へ。

 

 

・・・まぁこの透明度じゃいても見えないよね。(笑)

 

 

じゃあ最後ロープまで中層を10mほど泳ぎますかと根の裏手に回ると、

キンギョハナダイがロープ側を向いて必死に泳いでいる。

 

 

あれ?

これってつまり、表層は流れてる系・・・?

 

 

 

浅場だけはしっかりとしたフィンキックが必要な、

2年ぶりメンバーには手厳しい海となっておりました(笑)

 

 

 

最後しっかり体力を使ったおかげでビールとアイスをさらにおいしくいただいたら、皆さんすぐに夢の中へ。

 

 

スカイラインの眺望を特等席で楽しんだ後は運転をマサさんにバトンタッチ。

そして、ふと目を開ける度に見たことない道を走っているハイエース。

 

 

伊豆スカイラインからの道なき道。

 

 

オーシャントライブの夏 を感じた7月の夕暮れ時でした。

 

 

りゅー

適当な相槌には気をつけよ

 

7月14日 井田 水温24度 透明度8-10m

 

ハタタテハゼ。
この子と伊豆で普通に出会える日が来たんだなぁ

 

 

 

思い返せば17年前。

オーシャントライブでライセンスを取ってから250本、伊豆で潜り続け初めてのリゾートツアーへ。

 

 

年末年始の年越しツアー。

場所は与那国島。

言わずと知れたハンマーヘッドが見れる絶海の孤島。

 

 

初めての伊豆以外の海で僕はこのハタタテハゼが見たくて参加したといっても過言ではなかった。

 

 

 

そして現地についてガイドのあきをさんに、ハタタテハゼが見たいんですと伝えると、

笑いながら「そこらじゅうにいるよ」と。

 

 

ほんと?と思って潜った1本目。

 

 

伊豆ダイバーには衝撃的なほどどこまでも見えると海とそこらじゅうにいるハタタテハゼ。

 

 

そして10数年が経過し、伊豆でもハタタテハゼが見れるようになってきた。

 

 

最初は夏が過ぎ、秋が深まってきたころに、台風の恩恵として見れるようになっていった。

 

 

それがいま、7月入ってそうそうに、そこらじゅうに。

 

 

そしてこのニシキフウライウオも。

 

自分のイントラサインのモチーフになっているのが、大好きなハタタテハゼとニシキフウライウオ。

 

前は秋が深まったころにたまに出る魚だったのが、

この子もこんな時期から見れて、しかも数日前には抱卵もしてたとか。

 

 

 

一方、アオリイカの産卵は昔から変わらない光景が。

 

大きなオスが、ほかのオスからメスを守りつつ産卵を見守り、

時にオス同士でケンカして墨をはいて、その隙に別のオスが漁夫の利でメスを奪って産卵へ。

 

ただ、そんな光景が見れているのは水深27mの産卵床。

浅場は水温が高すぎて産卵に適さないそう。

 

 

ただダイバーにとっては、暖かい海は大歓迎(笑)

 

ほとんどのダイバーがウェットスーツに衣替え。

それでもノンストレスな暖かい海♪

 

この日は3チームでそれぞれ。

 

エンリッチチームは、ミジンベニハゼにアオリイカにと深場の生物をじっくりことこと。

ツアーチームは、ミジンベニハゼはまさしさんが指さした先を中層から目を凝らしてみつつ、深場から浅場まで満遍なく満喫。

初心者チームは、浅場でたっぷり練習したあとは、その透明度の先にいるであろう深場のイカの産卵に思いを馳せて。

 

 

 

 

お昼はまさしさんの強いリクエストにより、有無を言わさず弥次喜多へ(笑)

 

そしておばちゃんが運んできてくれた、昔に比べて小盛りになったご飯を見たマサシさん。

 

 

「あれ足りるかな?おばちゃん、やっぱり大盛にして!りゅーもするっしょ!」

「え、はい!」と思わず返事をしてしまったが最後。

 

 

出てきたのは、後出し大盛りにつき、いつも以上にてんこ盛りの白米。

そしてマサシさんとシェアしたアジフライ+チキンカツ定食。

腹12分目。

 

 

ただ、齢35、まだ意外と食べれるなとちょっとうれしくなった夏の昼下がりでした。

 

りゅー

 

 

 

 

たぶん過去一の熱海

 

6月23日(日) 熱海 透明度15m 水温22度

 

この日の熱海は、個人的に過去一番の熱海。

 

生憎の雨模様だけれども、透明度は良好!

するするとロープを降りていき、着底した5秒後に・・・

 

 

ちびボブサン!!(美佐子さん発見)

この時点で勝ち戦の様相ですが、ここからがすごかった。

 

 

沈船の周りのソフトコーラルは、雨模様のおかげかもりもり元気に咲き誇っており、

その周りに群れる魚たちの量も過去見たことない規模!

しかもそこに数匹のブリがアタックして、手を伸ばせば届きそうな距離まで大接近。

 

 

こんなときに限ってマクロレンズ・・・というのがあるあるですが、

この日はお店のおろしたてのNewカメラにワイドレンズがセットされたものを借りており、装備はばっちり★

 

 

ソフトコーラルと群れと沈船 とか

群れをかき分けて現れるブリ とか

待望の沈船の周りを泳ぐ太郎君 とか

 

いろいろアングルも考えながらパシャパシャと。

そして2本目に行く船の上で、撮った写真を見返そうと再生ボタンを押すと

 

 

 

「メモリーカードが入っていません」

 

 

 

いやいや、1本目、シャッター押せてたし、カードがずれて反応しないだけかな?

なーんて思ってハウジングから出してみると、ほんとに入ってない・・・。

 

 

もう一度電源を入れてみると、画面左上に小さく「NoCard」・・・。

 

 

もっと主張してよ~。。。

ないのにシャッター押せるようにしないでよ~。。。

 

マクロレンズでソフトコーラルとキンチャクダイ by みたっち
マクロレンズでブリ by みたっち

 

ということで、2本目はマクロに集中。

前線のうねりががっつり入ってきたので普段あまり狙わない沈船周辺の根回りを重点的に。

 

ギャンブル要素もありましたが、

探してみるとムラサキ/キイロのウミコチョウはそこらじゅうにいるし、

アラリやミアミラなどのキレイなウミウシがいたところも過去一と感じた由縁。

 

 

 

潜ったはサラのカレーで締めて、過去一の熱海、完。

 

 

 

そしてみんなが帰った後、

店でメモリーカードが入ってなかった話をしたら

 

 

 

「それ、セッティングしたの、たぶんわたしです」

 

 

 

と言って爆笑し始めたのは、お察しのとおり、すずか。

 

 

 

まぁ朝確認しなかった俺も悪いけど、

ひとつ訂正しておくと

「たぶんわたし」 じゃなくて 「わたし」 だね。笑

 

 

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桃源郷はいずこ

6/1(土) 赤沢 透明度2m 水温19度

 

 

魅惑のハナダイポイント、赤沢。

 

急斜面を下った先に待つ桃源郷。

手製図鑑を使って各種ハナダイを入念にブリーフィング。
特徴を頭に叩き込んで、期待を胸に海に飛び込むと・・・

 

 

み、見えない・・・。

 

 

浅場の透明度、良く言って3m。

いや、2m。

 

 

桃源郷に向かう斜面は、真っ暗で一人だったら降りるのを躊躇するほど。

それでも勇気をもって降りていくと、暗い潮のおかげで、深場の生物や暗闇を好む生物は元気いっぱい。

 

 

深場の魚「ムツ」は浅場にいる小さいのじゃなく、釣りで釣るサイズの大きなムツがヒュンヒュン。

 

同じく深場を好む「ウメイロ」も、浅場でたまに見れる小型じゃなく、肉厚幅広の立派なウメイロがビュンビュン。

 

 

さらにさすがにこれは岩陰にいたものの深場のエビの代表格、「オキノスジエビ」がわっさわさ。

 

そして極めつけはこれ。

 

 

立派なキビレマツカサ。

 

せっちゃんがあんなに苦労して、

八丈島で感動の出会いを果たしたキビレマツカサ(詳しくはこのブログ)がまさか伊豆で・・・。

しかも数個体が、暗い潮のおかげで岩陰から出て普通に泳いでいる。。

 

 

嬉しいけれども、今日のお目当ては君たちではない、妖艶なハナダイたち。

 

 

 

さてみなさん、

暗い海でライトをつけると、臆病なハナダイたちはどうなるか知ってます??

 

 

 

そう、逃げまくります。

 

 

ライトの光から逃げようと縦横無尽に泳ぎまくり、

どうにかお目当てを見つけて写真を撮ろうとフラッシュがぴかっと光った瞬間、

そこにいたハナダイたちは岩陰にヒュン!・・・。

 

 

ごめんなさい、正直、撃沈です。。。

 

 

なんとか写真に納まったハナダイはスジハナダイとナガハナダイのみ。

さきの深場の生物たちや泳いでいるムラサキウミコチョウ、

ブイ下でたまたま見つけたイソコンペイトウガニが居てくれて本当に助かりました・・・。

 

これは飛んでないムラサキウミコチョウ嬉しかった、イソコンペイトウガニ

 

 

かたや、ひさびさの海を満喫するまさしさん率いるリフレッシュチームは、

陽の光差し込む明るいビーチで海のことを思い出し。

 

白砂の遠浅ビーチをのんびり泳ぎ、

でっかいイシガキフグと戯れたようで楽し気なリフレッシュチームとどこか煮え切らないベテランチーム。

 

船着場から見えるビーチの明るい水中に、こっちの方がきれいだね・・・と誰からともなく聞こえてきました。。苦笑

 

 

 

赤沢のポテンシャルはこんなもんじゃないので、リベンジさせてください!

 

りゅー