何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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根っからの商社マン

 

2015/8/24・田子      透明度10-12m     水温26℃

 

 

 

残暑を感じさせない近年の夏。

急激に気温は下がり景色はあっという間に秋色に推移していく・・・。

 

 

 

 

 

水中は違う。

 

 

 

 

 

水温はさらに上昇を続け、膨大な魚たちが活発にその命を重ね合い、削りあう。

 

 

 

 

 

沖合200mの水深-13m。

 

 

キンギョハナダイの軍勢6万

イサキの軍勢3万

タカベの軍勢3万

スズメダイの軍勢2万

メジナの軍勢3千

 

 

が集結し、ブリやカンパチの軍勢の襲来に備える。

 

 

その中を四人で泳ぐ。

 

 

キンギョハナダイの軍勢 タカベの軍勢 スズメダイの軍勢

 

 

 

 

 

「泳ぐときにどうしても上半身がさがってしまうのは、

僕が根っからの商社マンで、頭を下げ続けてきた半生が影響している」

 

 

と、僕の本気の指導に対して真顔でこう返してきた、タケオさん。

 

 

 

 

車中ではずーっと、「”伊豆”はどーやっても”いまめ”としか読めないでしょふつー」論を展開してました。

 

 

 

 

 

 

いつもですが、タケオさんの「お戯れ」好きです。

 

 

 

あ、あれも。「俺たち上級者」。

 

 

あのお戯れも大好きだなー。(笑)

 

フードサングラッチュレーション

 

 

 

まさ

勇敢にあそんだ

 

2015/8/22・井田           透明度1~12m   水温27℃

 

 

ガリガリくん日和

 

 

 

こんな「ガリガリ君」日和の真夏の一枚に写っているのは、勇敢

な海で遊んだいわば戦友と呼べる仲間たち。

 

 

 

8月も佳境に入り、ベテラン・初心者・講習生入り乱れてのこの日

の海は台風の影響を受けて、うねりを伴っていた。

 

現地のスタッフも総出でエキジットを手伝い、ぼくもマサシもミ

カもいつもの集中力を数倍に引き上げて引率に臨む。

 

 

 

 

さすがにベテラン組はそんな海でも平気で一日を謳歌し、
初心者組はキャーキャー言いながらしっかりついてくる、
講習生は、黙々と与えられた課題を消化していく。(笑)

 

 

 

 

 

 

最高とは呼べない海だったけど、いつもよりもちょっとカッコい

いことしてるように思えた海。

 

 

 

 

 

ちゃんとこうして笑えてるみんなが、いつもよりカッコよく輝いて見える。

 

 

防波堤ジャイアント

 

 

波が高いためビーチエントリーを諦めて防波堤からジャイアント

ストライドで飛び込む。

 

 

 

いたいけな少女のOW講習生も、同じことさせられてましたから

ね・・・。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

 

 

 

悪くない一日のはじまり

 

2015/9/17・お店

 

おいしがお

 

 

 

 

煎れたてのコーヒーと、

 

パティシエのお客さん「ジュンヤ」が届けてくれたプリンが口の中にとろける。

 

 

 

 

 

雨だけど、悪くない一日のはじまり。

 

 

 

 

 

 

今日は過去を振り返りながら、遅れがちなブログを書こう。

 

 

 

 

まさ

 

 

ギンガメとツムブリ

 

 

2015/8/20・伊東        透明度8~12m   水温26度

 

 

ギンガメアジ?ツムブリ?

 

 

海底から海面に伸びる係留ロープを備え付けのフックですくい上げ、漁船の「タツ」にかける。

 

 

皆を船から降ろす。

 

 

 

 

その後自らも海に飛び込み、皆の後を追いかけ伊東の海に潜降をかける。

 

口にくわえたレギュレーターからの排気音が水越しのポコポコという排気音に代り、

 

耳元を泡に形を変えた自分の吐息がかすめていく。

 

景色が青一色に代り、何者かに出会える期待が一気に加速する。

 

 

 

 

と、その瞬間眼前に飛び込んできたのがこの光景・・・。

 

誰だコイツら・・・??

見たことあるような、ないような・・・・。

カイワリ?シマアジ?タカサゴ?

 

とりあえず皆を追いかけなければいけなかったので適当にシャッターを切り、後日調べてみた。

 

 

 

 

結果・・・どうやら、ギンガメアジの幼魚とツムブリの幼魚に近い・・・。

 

亜熱帯の魚。稀に伊豆でも見れるが、南伊豆の黒潮付近で見られるぐらいっ。

 

 

 

 

違ったらゴメンナサイ。でも多分あってる。

何気にすごいことだと思う。

 

 

 

 

カタクラサンとシミズちゃんを連れて潜った伊東の海は慌ただしく生命と生命をぶつけ合い、

削りあい、壮絶な一瞬を繰り返し過ごしていた・・・。

 

 

上段:

ニシキベラは産卵・放精した直後、それを食い散らかすメジナの群れ・

 

下段:

タカベやイサキの群れを捕食するカンパチの集団。

 

 

箱根の立ち寄り風呂にて

 

 

いつもながら逞しい自然に圧倒されて、箱根の温泉で人間らしさを取り戻してきた・・・。

 

まさ

ほのぼの内部告発

 

2015/8/9・田子        透明度5~20m     水温24~27℃

 

 

全員を船に上げた後、自らも昇降用はしごに手をかける。

 

 

この日、2本目のダイビング。

 

 

 

真っ青な黒潮が入り透明度が20mを超えていたっ。

 

 

 

沖合200m程の一番外海に張りだした水中の岩山「沖の浮島根」で、

その恩恵を受けたノーストレス・・・どころか究極の時間を過ごし、

船に戻ろうとする龍インストラクター。

 

 

 

 

全員を船に上げたのち、自らも昇降用のはしごに手をかける。

 

真っ青な世界で、仕事をやり遂げたプロフェッショナルの何気ないしぐさ。

 

 

 

透明な海水にまっすぐな太陽光がそそぎ、その中を行く姿が何十

倍にもたのもしく見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、付き合いの長いこの日のメンバーであればわかっているし、知っていていい。

 

 

彼がこの日、そんなにかっこ良くなかったことを。

 

 

付き合いが長いメンバーを担当し、気が緩んでしまったのか、

1本目の水中で彼は腹までゆるめてしまい、ダイビングどころではなかったらしい。

 

そこから終始、けしてリーダーというには程遠いフワッフワッと

した感じだったということを。

 

 

 

 

 

綺麗な海に救われ、落ち武者のようにワラにもすがろうとするインストラクター。

 

 

 

そんな写真だったかもしれない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

龍の事をまだ知らない人は、前者、

 

龍に既に理解ある方は、ありのままの後者の文章だけをお読みください。

 

 

何度やっても同じところで沈んでいく腹弱インストラクター

 

僕チームは完璧だったよねー。

ウミウシもエビも、魚の群れも、ハナタツも、ナイスなガイディングっ!ね、ねっ。

ポンパバイクも乗りこなしてたしっ。

 

ちなみに、写真はそのポンパバイクでいつも同じところで爆沈していく、腹弱インストラクター。

 

 

最後はみんなで。

 

右端腹弱インストラクター。

 

海中でのガイド中の彼の不意な便意に悪意はございませんので、ご留意頂き、

どうか、軟便を穏便に見守り下さいませ。

 

 

まさ