何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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ラストアルファ

 

 

 

2017/3/1  ラストα

 

 

 

3/27ルーフキャリア姿の最後

 

 

 

 

2012年の3月26日から始まったプリウスαの5年の旅は今日で終わります。

 

 

 

 

 

 

 

当時、震災があって海から人が遠ざかり、ガソリン代も一時180円代に。

 

その四輪に社運をかけられ走り始めたα。

 

 

 

総走行距離246,800km

平均燃費18km/L

 

 

 

期待通りの活躍でハイエースでは乗り越えられなかったこの時期

をしっかりと支えてくれたα。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納車一週間後にマサシがミラーを吹っ飛ばし、ケガで入院していた僕に早速二重苦をなめさせた事件・・・。

 

西伊豆の道中、リュウの運転するαに山からイノシシが駆け下りて来てフロント大破事件・・・。

 

 

 

 

 

ツアー中にパンクは2回くらいあったけど、それ以外は全く何事もなく、動じず、騒がず、静かに働くプリウスα。

 

 

 

 

いかついルーフキャリアにダイビングの荷物を満載して、

とんでもない抜け道オフロードも、高速道路もひた走る。

 

 

 

 

 

 

 

その姿はもう見る事が出来ません。

 

 

 

 

 

 

 

みんなと走ったさいごの10日間。

 

 

 

 

時には大人5人で窮屈な思いもさせてしまいましたが、

プリウスに替わってお礼申し上げます。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

2/18・川奈 2/20・IOP 2/21・IOP

 

2/23・熱海 2/24・大瀬崎 2/25・江之浦

 

2/26・IOP 2/28・城ケ島 ラストラン

 

 

http://livedoor.blogimg.jp/oceantribe/imgs/c/a/cab4b8b7.jpg

 

納車当時のプリウスα・・・

 

 

 

 

 

 

5年間ずっと、良い車だったよ。

 

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

まさ

 

海底に瞬くフラッシュ

 

 

2017/2/19・IOP   透明度15m  水温15℃

 

 

 

ゴマフビロードウミウシ byレナ

 

 

 

レナのゴマフビロード。

 

手前のポリプとエツキイワノカワの赤、そこに生きるこの子。

超リアルなんだけど何だか和む。ニコンD50の105mm×1灯。

 

 

 

 

 

写真練習ツアーのリクエスト。

おのおの自分の愛機を携えていそいそとお店に集まってくるワケ。

 

オリンパスのコンデジにコンパクト一眼、

キャノンの最新コンデジに、ニコンの一眼・・・。

 

 

 

 

 

ただ一つの共通点はみんなマクロ狙いってこと。

という事は透明度がいい海もあんまり興味がないっていうこと。

 

 

 

 

 

落としたコンタクト探すみたいに海底にべったり。

 

 

 

 

 

 

そして各々が恩恵として力作を切り撮ってました。

 

 

 

 

キンギョハナダイ by みな・A

 

 

 

みな・Aさんの金魚。

 

狙い通り画角にウミシダを入れて、TG-4(オリンパス)のノーマ

ルマクロモードで見事ですっ。

 

 

 

 

オオミウマ byちむ

 

 

 

ちむちゃんのオオミウマ。

 

ユラユラ揺れる被写体に、被写界深度の浅いOMD-M5Ⅱの

60mm短焦点レンズでピントバッチリっ。

 

 

 

 

サラサゴンベ byふじもと

 

 

 

あさみちゃんのサラサゴンベ

 

ペンライト(オリンパス)に外部ストロボ×2灯で調光ばっちり。

瞳の美しさ、体表の鮮やか、でてるーっ。

 

 

 

 

ヒメギンポペア byまり・A

 

 

まり・Aさんのヒメギンポ。」

キャノンG7ノーマル仕様で、婚姻色全開のオス(奥)がメスに猛

アピールする様子を粘ってパチリ。バッチリ。

 

 

 

集合写真は雑に・・・

 

 

 

集合写真は忘れてたね。

 

マクロじゃないから。

 

 

 

 

皆のファインダ―を覗き込んで、時にカメラ奪い、

画になりそうな生き物がいたらまた呼んで、の繰り返し。

 

 

一つの被写体にじっくり時間を割いて、写真に没頭できるっていいね。

 

 

またやろう。こんなツアー。

 

 

 

ただ・・・次回は僕も愛機を持って入っていいですか??

 

 

 

番外編 流氷用フードのレナ

 

 

 

流氷ツアーの練習の為にフルフェイスフード着用のレナ。

 

 

 

 

 

「Nikonの一眼片手にフルフェイスの若い女」に、

IOP中の視線がくぎ付けになってたよね。

 

 

 

 

 

まさ

今にも泣きだしそうな強面とカメを見に行く

 

 

2017/2/18・川奈       水温15℃   透明度8-15m

 

 

真ん中強面、両端天然夫婦、マサα

 

 

 

強面のユースケは今日も、

内心は可愛い子犬のように尻尾をお腹に巻き付けて、

自分の気持ちを落ち着かせようと必死だ。

 

何でもないトラブルだけどすぐに駆け寄ってきて、

助けを求める君はまるで子犬さ。

 

 

 

 

前回も海中でゲーしてそれがトラウマになってるから、

今日は大丈夫かと心配になって、

今すぐ吐きだしそうになっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなおっかない顔して海を見つめないで。

 

海は君の敵じゃないから。

 

 

 

 

そんなにおっかない顔して潜降してこないで。

 

海は君のことを受け入れてくれているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほら、ゆっくりと息を吐いてごらん。

君の吐息はキラキラと溶けていく。

 

 

ほら力を抜いてごらん。

海藻もユラユラ微笑んでいる。

 

 

 

 

 

さぁ。ゆーすけ。強面をほどいて裸になってすべてを受け入れるのさー。るるるー。

 

 

 

そしてカメと出会えたならこう言おう。

 

 

カメさんこんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川奈の海底にはムラサキウニがものすごいたくさんいる。

 

 

ウニを見た後にトシキに目をやると、アゴにウニが付いてるって錯覚するよ。

何度でもだよ。

 

 

 

 

 

今まで一緒に泳いでたマキコちゃん。

 

 

突然後ろを振り返りキョロキョロと何かを探し、逆走し、見えなくなったよ。

あとから聞いたんだけど僕たちを探してたんだって。

 

 

もうホラーだね。

 

 

 

 

 

 

 

こんな夫婦も一緒だったのさー。るるるー。

 

 

 

 

まさ

鬼のように

 

 

2017/2/13・田子      透明度10-15mんなこたショージキどーでもいい。

水温16℃だったかな?まぁかんけーない。

 

 

 

アカホシダブル~♪

 

 

 

 

 

あんまりこーいう言い方好きじゃないし、あんまり使わないよ実際。

 

 

 

でも、鬼楽しかったっ。

 

 

 

前も話した田子の湾内、船着き場から小舟で2分の海にポチャンってするでしょぉ。

 

水深27mまで一気に潜降していくとでっかいコンクリートの塊が何十年も前から沈んでいて、

そこにコミドリリュウグウ、セトリュウグウ、タンブヤウェルコニス、

ウデフリツノザヤ、アオボシミドリガイ、が全部そこにいるっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

知ってはいたし、何度か紹介してきたよ。

 

 

でもなーんか腑に落ちなかったのは、

自分が写真撮れてなかったからだってわかったね。

 

 

 

 

 

 

忙しくてなかなか持ち出せないオリンパスのOMD-M5Ⅱを準備して、

楽しくガイド??出来た事、

ほんとーにイシムラさん、ショーイチローにはお感謝申し上げますっ。

 

 

 

 

鬼楽しかったっ。

 

 

 

アオウミウシだってロケーションでほら ベテランのバックロールエントリーを見つめる

 

ひゃーっ1.5mm!! ピカチュー ぴかーんっ

 

ルージュミノウミウシ♪ セトリュウグウ

 

タンブヤウェルコニス 旨めしで満足度2倍っ

 

 

 

 

伝わっちゃうんだろうなーこの写真達で。

 

 

 

 

この日僕がどんないい仕事したのかが。

いやーいい仕事した。

いやーいい仕事だなぁ・・・。

いやーいいのかなぁこんなに楽しんで・・・。

 

 

 

 

しかもうまいもん食って。

 

しかも、いいって言ってんのにマサシがいいからいいからってビールまで・・・。

 

 

 

 

バチ当たらなきゃいいけどなー。

 

 

 

 

まさし、面と向かっては絶対に言わねぇけど、ここだからいうよ。

 

ありがとう。

 

 

アカホシ石の上~

 

 

 

 

 

きれいに撮らせてくれたエビちゃんも、ウミウシちゃんもありがとう。

 

 

 

来てくれたお前ら(学生三人組)もオウちゃんもトミザワさんもありがと。

 

 

 

 

 

あー、鬼のように楽しかった。

 

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

まさ

手が3本なら

 

 

2017/2/11・初島        透明度10-15m  水温16℃

 

 

 

ミラクルオーガミ

 

 

 

 

 

初島に激震が走る・・・。

 

 

 

 

インストラクターになってから18年、一度もなかったトラブルを

いま僕は目の当たりにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

教えたことをやらず、教えていないことをやるオーガミさんという人がいて、

徹底マークしていた僕の目線の包囲網をかいくぐり、

ウェイト真逆システムを完成させていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

普通のベルトで考えて欲しい。

 

バックルを背中側につける人がどこにいるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然は、何が起こるか分からない。

 

 

人も、何をしでかすか知れない。

 

 

 

 

だから、ダイビングは面白い。

 

 

 

 

 

 

 

そのオーガミさんの自由を奪うべく手を握り、水中を見渡すと

まばゆい太陽の揺らめきをさえぎりるようにメジナ達が海面付近に集まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラを動画モードに切り替えて360℃アングルをずらしていくと・・・

今しがたまでここにいたカワテさんがフレームインしてこない事に気づく。

 

 

 

 

そうだ・・・もう一人、自由を与えてはいけない人がいた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画を一旦停止し、

どういうわけだか両手を万歳しながら再潜降しようとしてるカワテさんを迎えに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーで言うなれば、

メッシ級のフォワードを一人で止めろと指示されたディフェンダーの気持ちだろうか。

 

 

期待には答えたいが・・・ムリがある。

 

 

 

 

旅行です

 

 

 

 

ふたりを目一杯、手一杯にマークしながら、

「一番経験が浅く、一緒に潜った事のないウエノさんが一番健闘しているではないか」

 

と、そう思った直後、水底でウェイトベルトを外して暴れ出したウエノさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お手玉で言うなれば、

2個でも出来ないと言っているのに、

3個でやってみてと子供に天真爛漫な眼差しでせがまれている時の気持ちだろうか・・・。

 

 

 

なんとかやってあげたいのだが・・・ムリなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな初島珍道中ひざくりげ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でっかい月が海から上がってきた

 

 

 

 

帰り道。

 

 

 

スヤスヤと車中で眠りにつく大人たちのその横で、

今遊んできた大きな海から、でっかい月がのぼり始めた。

 

 

 

まさ