何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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カサゴせんせい

 

 

2018/5/20・安良里                             透明度4-8m  水温18℃

 

 

 

 

マサシたちはベテラン組で田子へ。

 

ぼくたち初心者組は、海況穏やかな安良里のビーチポイントで途中下車。

 

イケメン大学生のリョウジと、動物病院勤務の心優しきハルカちゃん。

 

いい練習ができるといいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、それでは始めましょう。

 

 

 

 

 

本日の特別講師にお招きしている「ミノカサゴせんせい」です。

 

先生は、

砂を巻き上げることもありませんし、

余計な力は全くと言っていいほど入っておらず、

エラですが常に呼吸も安定してます。

 

海底に触れることなく、ゆったりとホバリングするその様子は

とても参考になりますので、皆さんもよく観察し、

良きお手本にさせてもらいましょうー。

 

 

 

 

 

ときにカサゴせんせい、海の中で気配を消すことだってできます。

 

その特性を生かして上手に食材を手に入れることもできるのです。

 

 

 

 

好物は小魚や、エビなどの甲殻類。

 

とても物静かで、普段はものすごく優しい先生ですが、

あまりに怒らせると背中に隠し持った毒針で、

きつめのお灸をすえられることもありますからね、

みなさんルールをしっかり守って、

水中での正しい姿勢や中性浮力を教わってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カサゴに見守られながら、練習を繰り返す2人。

 

 

まだまだ先生には及ばないけどね、毒針のお灸をすえられることもなく、

先生も最後までずっと温かい目で2人を見守っててくれておりました。

 

 

 

耳抜きも、中性浮力も上手になって、早く海の中で普段通りの自分になれるといいねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海の中では、海の生き物に学べ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でしたー。

 

 

 

 

 

ふたりとも、

お疲れ様。

 

 

 

 

先生もありがとございましたー。

 

 

 

 

 

 

まさ

ぼくの大成功

 

 

2018/5/17・田子      透明度6-8m   水温16.8℃

 

 

カイカムリだぁーっっ!!!  

 

 

 

うおーっ。

きゃーっ。

うわーっ。   と、歓声が上がる田子島の海底-20m。

 

 

 

 

 

この日の2日前にオープンした季節限定ポイントの「田子島」は、

南西の風を受けて不規則に波立っていたし、お世辞にも透明とは

言いがたい青緑のくすんだ色をしていた。

 

 

 

 

 

しかしながら今日のメンツはケンさんミナさんという、

生粋のバットコンディション慣れしたベテランダイバーであり、

2人にとっては「海らしくていい」・・・ぐらいの感覚なのだ。

 

 

 

 

 

不規則に揺られる船上に座る2人はまるで、

心地よい風の縁側に置かれたロッキングチェアーにもたれ、

紅茶片手に日向ぼっこしているような佇まい。

 

 

 

 

と、その横でヨシハルさんだけが、緊張の面持ちで波立つ水面を

恐る恐るのぞき込んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕的にはヨシハルさんを重点的にマークしながら、

8か月ぶりの田子島の海底に目を凝らして進んでいくと次々に

珍しい生き物たちに遭遇した。

 

 

 

 

 

 

 

シモフリカメサンウモウシとアデヤカミノウミウシをミナさんが

見つけ、ケンさんが綺麗にそれを切り撮ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこのカイカムリっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不自然に揺れるカイメンを見つけて「まさか・・・」と

ドキドキしながら近づき覗き込むと、ジュヅエダカリナ

(青色のカイメン)をお洒落な帽子にしているこの子の顔が見えた。

 

 

 

 

 

 

ケンさん、ミナさん、ぼく、

「うおー」「きゃー」「うわー」と大興奮。

 

と、その横で、未だその魅力に到達できていないヨシハルさんだけが、

怪訝そうにのぞき込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田子島大正解っ。

 

 

 

 

 

 

アデヤカミノウミウシ  byけんさん・みなさん

 

イナバミノウミウシ シモフリカメサンウミウシ  byけんさん

 

足柄Pでお茶♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンボウリクエストツアーだったけど、田子島に変更大成功っ。

 

 

 

 

 

 

 

 

OW講習のみか達と、足柄Pでおいしーコーヒーのお茶タイム締め♪

 

 

 

 

まさ

ぼくじゃない

 

 

2018/5/12・大瀬崎外海       透明度4-8m  水温16℃

 

 

ハナオトメウミウシ セイワン力作

 

 

 

 

大瀬崎外海はウミウシがたくさんいた。

 

 

 

 

 

セイワさんが切り撮ったこのハナオトメウミウシも綺麗だった。

 

ハナコのアラリウミウシも綺麗に撮れてる。

 

アキのサクラミノとガーベラミノウミウシもきれいに撮れてる・・・

うっとり眺めていたら、アカエラミノウミウシも隣に居るーってなって。

 

 

 

 

 

イガグリウミウシもサガミリュウグウウミウシもミツイラメリウミウシも、

アオ・シロ・サラサの定番のウミウシたちも、

マンボウツアーに彩を添える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう・・・マンボウツアーの・・・。

 

 

 

 

 

 

アラリウミウシ   byはなこ サクラミノとアカエラミノ  byながいあき

 

イガグリウミウシ   byはなこ ガーベラミノウミウシ byながいあき

 

 

 

 

 

でも今回マンボウに会えなかったのは、僕はほんとに関係ない。

 

 

 

 

 

 

いや分かりますよ、そりゃね、僕のせいなんじゃないかと疑いたくなる気持ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今年は、本当に誰も見てないの。

どのお店のインストラクターたちも会えてないの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからぼくは関係ないっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁね・・・。

 

胸張るとこじゃないですけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなに、

 

ブリーフィングでマンボウについての論述が少なすぎだの、

 

マンボウをあきらめてウミウシを探し始めるタイミングが早かっただの、

 

マンボウ情報の少なさに、ほっとしてるだの、

 

数々の疑問の声が上がりましたが、きっぱりとお答えしましょ。

 

 

 

 

 

マンボウに会えなかったのは、ぼくは関係ない。

 

ボクハカンケイナイ・・・

ボクハカンケイナイ・・・

ボクハカンケイナイ・・・

 

ボクハマンボウニアイタイ・・・

 

 

 

 

中心に今日の功労賞ゴシオ

 

 

 

 

 

 

荷物運んでくれてる時に足を負傷したこの日の功労者、

ごっしーを中心にパシャリ。

ごっしーのやさしさにありがとう。

 

 

 

 

弥次喜多の味噌汁も、いつも優しい。

 

 

 

 

なんだかんだ、また今年もマンボウ狙いのツアーに付き合ってくれた優しいみんなに、

 

いつか胸を張ってマンボウの泳ぐ姿をみせられるようなインストラクターに、

僕はなりたい。

 

 

 

 

まさ

 

 

さんぽ

 

 

 

2018/4/25・大瀬崎     透明度6-8m  水温16℃

 

 

 

アフリカの木みたい byみちこ

 

 

 

 

 

朝の暴風雨が嘘みたい。

 

 

 

 

おだやかになった大瀬崎のうみ。

 

晴れた空。

 

気持ちがいいから散歩をしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は大瀬崎の神池。

 

 

 

海につきだした半島の突端にぽっかりと出現するその池は淡水で、

伊豆の七不思議のひとつとされている。

 

 

 

 

 

そしてもうひとつ、この半島は天然記念物にも指定されている

ビャクシン(樹木)の群生の地として保護されている。

 

 

 

 

 

 

 

その珍しい大木と淡水の池とが重なって

さらに神秘を増幅させる。

 

 

 

 

 

 

あまりの気持ちの良いい散歩で、すっかり歩きすぎてしまった僕らは、

慌てて2本目の準備に取り掛かる・・・。

 

 

 

 

 

ビャクシンの巨木と僕  byみちこ

 

クローズの外海  byみちこ

 

 

 

 

先月インストラクターの試験に合格した「オタマ」が初ガイド。

 

 

 

 

 

勿論、制限付きではあるものの、僕との共同ガイドみたいな形で、

記念すべき一歩を踏み出した。

 

 

 

ちゃーんと僕のブリーフィング通りのコースをたどり、狙いの生き物たちを見つけ出し、

その都度ニッコニコのあどけない笑顔を僕に振りまいてくれた・・・。

 

 

 

 

ツノザヤウミウシ

 

 

 

 

 

そのお玉が見つけたこんなに可愛いツノザヤウミウシ。

 

 

なのに、カナウにはこの可愛さが分からないらしい。

「気持ち悪い」と一刀両断。

 

 

 

 

 

カエルアンコウ 真っ黒バージョン

 

 

 

 

 

そのカナウ。

 

ウミウシから遠ざかるように泳いで、このカエルアンコウの幼魚を見つけるというお手柄っ。

 

カエルアンコウはミサキが「見たいっ」とご所望だっただけに、ミサキ大喜び。

 

 

 

 

 

 

 

へー。

ウミウシ嫌いが功を奏することもあるもんだと感心する。

 

 

 

 

 

 

 

ツノザヤウミウシ×2

セスジミノウミウシ

マンリョウウミウシ

トゲカナガシラの幼魚

ダルマオコゼの幼魚×2

ベニカエルアンコウの幼魚

ヒレナガカサゴの幼魚

コウイカの子どもetc

 

 

雨の影響で少し濁った海の中で、マクロネタ中心の2ダイブ。

 

 

 

 

 

 

 

陽気と、小さな生き物たちが、

悪天を突いてここまで出てきた皆を迎えてくれた。

 

 

 

 

 

橋本の揚げ餅入りカレー蕎麦♪&双子の卵っ!!

 

 

 

 

そしてこの「揚げ餅入りのカレー蕎麦」だ。

 

そば処橋本の隠れた至高の一品で、これだけでもテンション上がるというのに、

落としてもらった玉が双子ちゃんっ。

 

 

 

いつもより2倍ありがたい気持ちで最後の汁一滴まで、

オタマと2人、顔もTシャツも汗グジョグジョになりながら頂きました。

 

 

 

 

足柄パーキングでお茶タイム

 

 

 

 

スタバ締めも怠らず。

 

ね。

 

 

 

 

いい1日。

 

 

 

 

 

まさ

 

 

 

新緑浴

 

 

 

2018/4/22・熱海        透明度8-12m    水温16.0℃

 

 

 

新緑浴

 

 

 

 

 

GW前の最後の週末。

 

道路も、海も、温泉も人が少なく、

何もかもが穏やかに、そしてスムーズにながれていく。

 

 

 

 

 

ダイビングが終わった後にあまりにも時間が早いので、

僕らは箱根の温泉に寄り道することにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たっぷりと2時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新緑がキラキラと頭上でこすれ合うのを見上げながら、ぬる湯に浸かる。

 

新緑が醸す新鮮な空気を深く吸い込んでいると、

うつらうつら、鼻の頭が時々湯面に触れた。

 

 

 

 

 

 

 

真っ青な海の中に2時間つかり、

蛍光グリーンの新緑に2時間ひたり、

 

 

 

 

 

 

海と山のその両方で、身体がどんどん新しくなっていくような感覚を覚えた・・・。

 

 

 

 

30年前に沈んだ船

 

そこに生きる魚たち

 

頭上にはイサキの大群がいて・・・

 

青く差し込む光に・・・  

 

 

 

 

 

 

沈船と洞窟に潜った。

 

透明度もこの時期にしてはとてもよかった。

 

 

 

お昼ご飯は、カニ汁と自然薯と海鮮が絶妙にコラボする湯河原の名店へ。

 

行列の合間で待ち時間もほとんどなく、僕だけビールを飲めないこと以外はノーストレス。

 

 

 

温泉では湯上りのアイスも食べた。

 

そのころぼくは一人ヘッドマッサージを受けて、飲めない悔しさを紛らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこの日一番うれしかった瞬間は、帰りの道中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉に財布を忘れましたとマナが青くなる・・・。

 

温泉に電話しても「届いてません」と・・・。

それを聞いて一同、暗くなる・・・。

 

 

外国人もたくさんいたから、持って行かれてしまったのかもしれない・・・

もう無理だろう・・・。

 

 

 

 

 

 

と、だれもがあきらめかけたその時っ、

 

 

 

 

 

 

 

普通に車の座席の隙間に落ちてました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時のあの歓声がこの日のハイライト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さいごには激的な感動のおまけつき。

 

 

 

 

 

 

 

まさ