何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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ホタルイカの権利

 

 

2019/4/4・北川        透明度8-12m  水温16℃

 

 

テヅルモズルエビっ

テヅルモヅルエビやっほい!!

3度目の出会い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライセンス取り立てホヤホヤのクボタちゃんはおナスとふたり。

 

 

水中写真ガツガツ撮りまくりのセッちゃんは、僕とふたり。

 

 

 

 

そこに今日は休暇のミカがなんかくっついてきて、5人。

 

 

 

 

 

 

スナオは、北川(ホッカワ)に住むカメを見せてあげたくて、

クボタちゃんを連れていっぱい泳いだけど見つけられなかった。

 

 

 

でもそのカメはね・・・

 

休暇なのになんかくっついてきたミカが潜ってすぐ見つけてたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はね、水中の写真をせっちゃんといっぱい撮りたくて、

良いカメラを使いたかったけど、ミカに取られて使えなかった。

 

 

 

違うカメラをミカに渡されて潜っていくとね・・・

 

ミカのセッティングにミスがあってすぐに水没してカメラ壊れたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スナオはクボタちゃんのお世話黙々と。

僕はせっちゃんのアシスタント黙々と。

 

 

 

 

 

スミレナガハナダイ幼魚!!

 

 

でもミカも少しはね。

 

スミレナガハナダイの幼魚発見はミカの手柄。

 

 

 

 

 

テントウウミウシ

 

 

テントウウミウシ。

 

3mmくらいの小さなウミウシは、タマミルという海藻の頂上に

鎮座していた。

 

 

 

 

 

モンツキベラ幼魚っ

 

 

モンツキベラの幼魚。

 

南国種のこの種の幼魚が伊豆で越冬したと思われる。

 

今年の水温の高さを痛感する出会い。

 

 

 

 

ムナテンベラヨウギョ!

 

 

同じくムナテンベラの幼魚。

 

肉眼では黒いベラ。

でも光をしっかり充てると実は藍染のような濃紺の美ボディだ。

 

 

 

 

ヤミテンジクダイ 

 

 

これも希少種のヤミテンジクダイ。

 

岩の割れ目の奥の方、光の届かない所でこっそり生きている。

 

光を嫌うから、これを撮るのには集中力と忍耐力が必要だ

 

 

 

 

 

 

 

すべて私がアシスタントを務めたせっちゃんの作品っ。笑

 

2人の合作ということにしてしまいましょ。

 

 

 

 

 

 

 

旬、旬、旬♪旨いのさ~、ホタルイカ~♪

 

 

 

 

そしてさいごはこれですよ。

 

旬ものホタルイカっ!!!

 

 

 

 

 

ぼくは、せっちゃんのアシスタントとして頑張ったっ。

せっちゃんもたくさんいい写真を撮った。

 

 

すなおは、くぼたちゃんのお世話役として頑張ったっ。

くぼたちゃんも酔いながら、上手くなった。

 

 

 

 

 

そのご褒美にふさわしい、抜群のおいしさだった。

ほんとうにうまかったっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その横で、

ミカも食べていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

 

愛嬌モンスター

 

 

2019/3/16・城ヶ島    透明度8-10m   水温15℃

 

 

 

ダンゴウオ 成魚カラーVer

 

8mmの成魚カラーVer

 

 

 

ダンゴウオ グリーンVer

 

7mmのグリーンVer

 

 

 

ダンゴウオ 天使の輪っかうっすらVer

 

4mmのうっすら天使の輪っかVer

 

 

 

 

この季節の城ヶ島は笑いがとまらない。

 

 

面白くって、時を忘れる・・・とでも言いましょうか

楽しくて、途方に暮れる・・・とでも言いましょうか

 

 

たのしろいっ。

 

 

 

 

 

 

 

三浦半島の突端から、小さな孤島へと橋を渡る。

 

東の海岸は東京湾に、西の海岸は相模湾に面する

ここ城ヶ島の海中は、東西で別世界を醸している。

 

 

 

 

1本目は、東京湾側でウミウシたちをごっそりと

楽しみ、

 

2本目は、相模湾側でダンゴウオやヒメイカ、

ミミイカなどを慈しむ。

 

 

 

 

直線距離500mほどしか離れていない別世界に

これでもかというほど酔いしれた・・・。

 

 

 

その記録。

 

 

 

 

 

 

 

 

サガミミノウミウシ

 

 

 

これはサガミミノウミウシ。

 

伊豆のどのポイントでも見ることは極めて稀・・・

な気がする。

 

しかもこのサイズ(2㎝)のこの個体のような

ミノの密集した個体は、ここ以外で見たことがない。

 

 

本気で燃えた。

皆を少々・・・待たせながら必死に撮った。

 

 

 

 

 

 

 

スミレウミウシ

 

 

こちらはスミレウミウシ。

 

こちらも毎年のようにここ城ヶ島で発見されるが

それ以外の目撃は非常に少ない。

 

一説には

大型タンカーが運び込んでしまうバラスト水に

含まれていた卵が孵化して育つ外来種との見方

もあるらしい。

 

世界有数の航路である浦賀水道に面した、東京湾

側でほぼ目撃されることから、妙に腑に落ちる。

 

 

 

そんな希少種に、当然腕は(ものすごく)鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

ハクセンアカホシカクレエビ

 

 

こちらはハクセンアカホシカクレエビ。

 

そこまで希少ではないが、だがしかしっ、この綺麗な

背景を見よっ!

 

 

スナイソギンチャクと共生するこのエビは、生息深度

-20以深と深め。

 

長く潜れない深度であるため、集中力が求められる

被写体なのだが、ここまできれいな真っ白のスナイソ

ギンチャク自体が珍しく・・・。

 

 

 

 

窒素的な限界を少々・・・

 

 

 

それよりももっと優先すべきものがあるっ!!

 

そう思ってしまうほどの、美しさで困る。

 

 

 

 

 

 

 

 

コガネミノウミウシ

 

れなが見つけてくれたコガネミノウミウシ。

 

障害物のないカイメンの上に、この希少種は惜しげもなく

身をさらしていた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

フジイロウミウシ

 

ヤリイカのハッチアウト寸前の卵を見に行ったら、

その手前にいきなりフジイロウミウシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして極めつけは・・・

世界最小のヒメイカを見つけて写真を撮っている時に

現われた。

 

 

 

 

 

 

僕も20年で2度目・・・。

 

ミミイカだ。

 

マジでやばかった・・・。

 

 

 

 

 

 

威嚇のポーズ・・・

 

そのずんぐりとした体に似合わないミミ・・・

 

砂に隠れるときの動き・・・

 

そして・・・

最後の仕草は愛嬌のモンスター・・・

 

 

 

 

詳細は動画の説明にて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなのがそこら中にごろごろ出てくるから、それは

もうたまらない。

 

1本目50分・・・

2本目70分・・・

 

 

それでも、全然、足りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三崎のマグロ尽くし丼っ♪

 

 

三崎のマグロを食べに、

仕方がないのでダイビングを引き上げます。

 

 

 

三種のマグロ丼を一気に堪能できる「ちりとてちん」にて、

城ヶ島ツアーを打ち上げるのです。

 

 

 

 

 

あぁ。

なんていい日。

ほぼ完ぺきじゃないか。

 

 

 

スナオもたまにはいい写真とるぅ

 

 

 

最後にソレイユの丘にて、見晴らしのいい

散歩と、

入浴と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁもう・・・

 

これ以上の今日は無し。

 

 

 

 

でももう・・・

 

城ヶ島にもぐりたい。

 

 

 

 

まさ

いい写真撮るために

 

 

2019/3/12・田子     透明度:4-8m   水温16℃

 

 

 

 

ヤドカリ:不明  ハナミドリガイ

 

 

 

 

「写真に集中ツアー。」

 

平日ならではのゆる~い企画をせっちゃんと

画策して、僕自身もホームページに使えそう

な良い写真を撮る気概に満ち溢れている。

 

 

 

 

写真集中ツアーの明確な定義はないものの、

この日の”それ”に向けての作戦は、

 

 

 

①エンリッチドエアー使用。

 

これにより残留窒素を抑え、長く水中に滞在でき、

水中での頭もさえる。

 

 

②2本のダイビングの合間にランチ。

 

これにより1本目でたまった窒素が抜けて、2本

目の許容ダイビング時間が伸びる。

 

 

 

③生き物を探すエリアで自由行動。

 

皆が見える範囲であれば、各々撮りたいものに

集中しちゃってよろし。

 

 

 

 

 

せっちゃんと、ナガイアキと、

田子の海底を集まったり散ったり、

空気、残留窒素、膀胱・・・的な限界をすべて

使い果たしたあの日・・・。

 

 

 

 

 

 

僕のベストはこの、

 

「ヤドカリに乗ってるハナミドリガイ」

 

田子の”白崎”水深18mに、手のひらほどの砂だ

まりがあってそこに2.5㎝程のピンクの貝殻を

発見。

そしてそれはヤドカリであることが判明し、

そこに1㎝のハナミドリガイが乗っていた。

 

 

 

ハナミドリガイがヤドカリの触覚に触れるたび、

お互いにビクーンっ と、慌てている。

 

 

 

 

 

 

ノウメアワリアンス

 

 

 

これから繁殖行動に入ろうとするノウメアワリアンス。

 

 

低気圧が去って、静けさを取り戻しつつある海の中で

動きが活発になってきたのだろうか。

 

 

 

 

 

 

アラリウミウシ

 

 

 

その、ノウメアワリアンスと近似種のアラリウミウシ。

お尻のフサフサを囲むように白い模様が伸びるのが特徴。

 

 

小さい体で触角を目いっぱいに伸ばし、波に揺られ

次のえさ場まで。

 

 

 

 

 

 

 

オキナワベニハゼ

 

 

 

ピンク色のサンゴの隙間から、仰向けに張り付いて

いるのはオキナワベニハゼ。

 

 

ここまで黄色みがかった個体は珍しく、グリーンの

瞳が際立って見える。(赤褐色の個体が多い)

 

 

田子の弁天島の水深17mのこのピンクのサンゴが

群生してるところが一か所だけあるのだが、

そこにはいつも何かしらのきれいな生き物がつい

ていることが多い。

 

必ず立ち寄るスポットだ。

 

 

 

 

 

 

 

ウデフリツノザヤウミウシ

 

 

 

最後はナガイアキが、見たいと言っていたピカチュウ。

正式にはウデフリツノザヤウミウシ。

 

 

 

これもきれいなコケムシを食べていたので、きれいな

背景になると思い、一所懸命写真を撮った。

 

これを撮った時の姿勢はカメラを逆さまにするために

体も逆さまにして、それはそれは悲惨なポーズだった。

 

言い訳に聞こえるかもしれないが、

相当粘った割にこの出来・・・ピカチュウのいた場所が

厳しかった・・・。

 

 

 

 

 

そして、この写真を撮っていたら、

せっちゃんと、ナガイアキに置いて行かれ、

顔を上げるとそこに2人の姿はなかった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二弾の写真集中ツアーが待ち遠し。

 

 

この日狙うも見ることができなかったコンシボリ

を撮りたい。

せっちゃんと再起を図る。

 

 

 

 

 

 

花の名前は不明・・・

 

 

 

ランチ前の散歩。

松崎のお花畑にて。

 

 

 

 

 

まさ

おひめさま

 

 

2019/3/3・井田    透明度15m   水温15.8℃

 

 

イロカエルアンコウ  byひろこ

 

 

 

 

 

 

 

朝から耳元で、

「今日は桃の節句だからっ、女の子にやさしくしなきゃいけない

日ですよっ」と何度も何度もスナオがうるさい。

 

 

 

いつもの温情を忘れ、厚かましくも更なるやさしさを求めるな

ど・・・近年稀に見る憂鬱な3月3日の早朝になっている・・・。

 

 

 

仕方がないので、井田までの道中~そして復路の昼飯処まで一手

に運転手を買って出た。

 

 

 

ルームミラーに移る、瞼と口を半開きにしたすなおの寝顔が視界

に入るたびに、優しさが揺らぐ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

帰り道、お昼ご飯処から運転を代わってくれた大切にされるべき

御方に、海老名パーキングに立ち寄った際、カフェモカをご馳走

させて頂くことにした。

 

 

 

 

 

 

一日中、

何かに騙されているような感覚がしつこく体に纏わりついてい

た。

 

 

 

あの日・・・、

 

 

 

 

 

 

久々に入った井田の海はたのしかった。

 

ちっさい生き物に全く反応しないムラタマサは、抜群の透明度の

中層を飛び回っている。

 

対照的に浮力に自信のないテヅカちゃんはこの日 観たどのカエル

アンコウよりも地を這って安心していたし、

 

新進気鋭のミモリンことミモリは、買ったばかりのカメラを早く

も使いこなそうとしている。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの日、

紛れもなくお姫様だったのは「ヒロちゃん」で、

この日の作品はすべて彼女のもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

白くてフワフワの1㎝のイロカエルアンコウ。(↑タイトルPhoto)

 

モコモコピンクの1.5㎝のオオモンカエルアンコウ。

 

オオモンカエルアンコウ   byひろこ

 

 

 

 

 

写真はないが、イチゴみたいなホヤを被った8㎜カイカムリ。

 

咲き誇るクダヤギにひっそりとアカスジカクレエビ。

 

アカスジカクレエビ  byひろこ

 

 

 

 

 

 

オーをラ纏った鎧のスザクサラサエビ。

 

スザクサラサエビっ!  byひろこ

 

 

 

 

 

 

綺麗なボディラインのノウメアワリアンス。

 

ノウメアワリアンス   byひろこ

 

 

 

 

 

 

お洒落に目覚め始めたころ合いのナガハナダイ。

 

上:サクラダイ 下:ナガハナダイ   byひろこ

 

 

 

 

 

 

赤いキュートなドットのシリウスベニハゼ。

 

シリウス紅ハゼっ  byひろこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれをとっても、珍しくそして魅了される。

 

それを余すとこなく撮ってくれる。

 

とっても、いい作品。

 

 

 

 

 

 

この日の優しくされるべき姫は、

まぎれもなくヒロちゃんだったろう。

 

 

 

スナオじゃなくて。

 

 

 

まさ

意地じゃ食えないが

 

 

2019/2/17・IOP      透明度15m  水温16℃

 

 

 

フリソデエビ byゆきこ

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまでもデフォルトは、”水中の出来事”でありたい。

 

 

んが、しかし・・・この日は自分の節穴について、浅はかについて、

触れない訳にはいかないんだろうぅ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

せっかく現地のスタッフが教えてくれた、生き物の目撃情報も

ただただ皆の期待を煽るだけのガセネタにしてしまったし、

 

ベタ凪と信じて疑わなかった海が、時折、重低音を響かせながら

打ち寄せていた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

心の中ではベニシボリ(今しか見る事のできない美しい貝)を筆頭に、

イロカエルアンコウやハナタツ、ネコザメあたりを添えて・・・

とタカをくくっていたし、

 

初めてここで潜るというリナに、穏やかに透き通るIOPの醍醐味を、

バチコーンっと伝えられるであろうと、そう踏んでいたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のログブックには、この日見つけることのできた有数の、

冒頭の写真「フリソデエビ」の名前だけが、燦然と輝いていた。

 

 

 

 

 

 

お料理の写真と

 

 

 

マナアウトフォーカスの天麩羅(高級魚オナガダイ)と、

 

 

 

女子3人に、

 

 

 

箱根の名湯にて、湯上りの美女たち、

 

 

 

スリーおじさん投入

 

 

 

と、そこに3人のおやじ追加で、

 

 

 

お分かりいただけるだろうか・・・楽しさが・・・

 

 

 

海はハズレでも・・・、

ブレてはいるが・・・、

 

楽しくはしゃいでるのが、あなたにはお分かり頂けたであろうか。

 

 

 

コケギンポ byゆきこ

 

 

 

 

そして、

最後は、デフォルトの水中生物写真で〆る。

 

 

 

 

クエも見たし、アキアナゴ(伊豆のガーデンイール)も見たよ・・・

と、付け加える、

 

 

 

僕のガイドとしての意地も、お分かり頂けたであろうか・・・。

 

 

 

 

まさ