何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。

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マサシ:
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干されインストラクターの木工所

 

2020/5/11・休業中

 

 

 

 

第2弾は豆苗成長サポートシステム。

 

 

 

 

豆苗を支える流木

 

 

 

 

 

 

お店のマスコットとなっている迷い鳥のピーちゃんは、

保護されてから飼い主が見つからないまま、1年半が過ぎた。

 

 

 

 

豆苗が好物のセキセイインコの女の子。

 

ミカがせっせと余った豆苗を運んできては食べさせる。

 

 

 

 

去年、

さらにその余った種を鉢に植えると、ツタ状の茎を

ものすごい勢いで地ベタに伸ばし成長を始めた。

 

 

 

 

そして花をつけ、実をつけたのだが地ベタだとどうしても、

風に揺れたり、踏まれたり、コンクリートと擦れるなどし、

そのほとんどが種を採取するまでには至らなかった。

 

 

 

 

 

 

そしていま、

流木が立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

流木の板にドリルで穴をあけて、

様々な太さの枝状の流木を差し込んでは固定する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先月はじめに皆で拾った流木が、

樹木、流木、豆苗の副木

としての3つ目の人生をスタートさせる。

 

 

× 豆苗 + 渇いた インストラクター

=  ピーちゃん漁夫の利

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、鉢植え手前のはみ出した植物も

ピーちゃんの好物の一つ「ハコベ」という野草。

 

 

グルメなピーちゃんの「台所」としても

オーシャントライブは存在している・・・。

 

 

 

 

 

 

 

豆苗を支える流木

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし・・・ちと流木の背丈が低く・・・

 

 

 

今後のこのシステムの末路はどうなるか、

乞うご期待・・・。

 

 

 

 

 

 

 

まさ

干されインストラクターの木工所 

 

2020/5/6・休業中

 

 

 

 

 

本日曇天なり。

 

今日をもって

かつて例を見ないGWがひっそりと明けていく。

 

 

 

 

僕の生活圏にも

今まで見なかった新たな脅威の影が漂うようになって久しく

海に出ることが出来なくなっているのだが、

脅威への備えを強化しつつも、

自然の一部として普段とあまり変わらぬ心境で過ごしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間さえあればあれもこれもやりたい・・・

と言う積年の思いをひとつずつ形にしていくことにする。

 

 

 

第一弾・・・

 

 

 

OPEN

 

 

お店OPEN・CLOSE案内板ーっ。

 

 

CLOSE

 

 

 

 

海に遊びに行くたび、

打ち上げられてる流木を横目にこんなの作りたいと思っていた。

 

 

 

 

 

忙殺されていた構想を、3日かけて・・・(笑)形にした。

 

 

 

 

 

 

流木と流木を削ってはめ込み、ビス止めしているのだが

なかなかに骨が折れる・・・。

 

 

 

使用工具はノミや彫刻刀、ドリルやサンダー(やすり)etc

 

 

 

植木鉢を置く面を削り出す作業、

タグをはめ込む溝を掘る過程などでは長時間同じ姿勢で

没頭したために腰を痛めてマッサージにもいった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

人件費・工具代・材料費・治療費諸々

巨額の投資と労力を要したこの商品を販売するとしたならば、

 

一体いくら程に設定すれば利益が出るのか計り知れない

自信作・・・。

 

 

 

 

作業員

 

 

 

 

 

 

 

こいつが店先でオンステージする日がきますよにっ♪

 

 

 

 

 

 

まさ

休業のお知らせ

 

 

2020/4/7・店より

 

 

 

 

明日、2020/4/8(水)より営業を休止させていただきます。

 

 

 

店舗営業再開は5/1(金)を予定しておりますが、

ツアーの開催に関しては、GW期間中5/6まで全てのツアーを中止にさせて頂きます。

 

 

 

ツアーのご予約を頂いている皆様には、

随時ご連絡をさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

休業中のご連絡はメールにてお願いいたします。

 

5/7以降のツアーにご予約いただいている方々に関しましては、

5/1以降の店舗営業再開後に催行に関するご連絡をさせて頂きます。

 

 

 

皆様の健康と早めの緊急事態終息を祈願しつつ、

またお会いできる日を楽しみにしております。

 

 

 

 

駿河湾を桜が覆う

 

 

 

 

 

 

晴れた日には気持ちも晴れますが、

 

寒く薄暗い日には、

緊張のニュースや現実的な脅威に気持ちがよどむ日もあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもたぶん、

来年も桜は咲いてくれるでしょうし、

 

長く先の見えない不安も、

やがて乗り切った喜びに代わるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、お身体ご自愛頂きお過ごしください。

 

 

 

 

 

OCEAN TRIBE 濱部 雅伸

 

世界中のダイバーの方々へ

 

 

4/5・店より

 

 

ウチのぴちゃん

 

「鳥インフルではない?」

 

今日もピーコだけは何気ない顔で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海に行きたいのに、しばらくは海に行けない・・・

 

 

そんなみなさまへ。

 

 

愛しのダイビング器材のオーバーホールしませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レギュレーターとオクトパスのオーバーホールした場合、

予算16,000円くらい。 納期は2週間くらい。

 

 

 

ドライスーツの修理・オーバーホール・クリーニング

各10,000円くらい、などもいかがでしょ。

 

 

 

 

 

カビが気になるマスク、スノーケルの分解洗浄も

¥500で承ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご所望の方がいらっしゃれば、

器材を送って頂くか、

器材保管をご利用の方はご一報ください。

 

メール:ocean@oceantribe.jp

でんわ:03-6809-7108

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内職TRIBEもどうぞよろしくおねがいしゃすっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ

アオウミガメが舟を漕ぐ

 

2020/3/12-16・パラオ共和国     透明度15-40m  水温27℃

 

 

 

 

 

 

 

朝のエントランス

 

 

 

 

 

シーリングファンのぶら下がっている高い天井の部屋で

目が覚めると、

毎朝この風景を見ながらレストランに向かう。

 

 

 

 

 

Tシャツと、短パン。

 

壁の開け放たれたビュッフェスタイルの一角でシェフが

オムレツを焼いていて、

快適な湿度の空間を吹き抜けていく気持ちのいい風が、

その仕上がりを伝えている。

 

プール越しに広がる海を眺めながら、おこぼれを狙うスズメと

戯れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと一時間もすると、お迎えの船が来る。

 

おかわりのコーヒーを頼んで、今日の海に思いを馳せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルの桟橋

 

 

 

 

プライベートビーチから延びる桟橋で、お迎えの船を待つ。

 

 

ぼくたち以外に人はまばらで、レストランもそうだったけど

特別な場所に、特別な存在としてそこにいるような錯覚。(笑)

 

 

 

 

 

そこら中の景色を独領しつつ、

新鮮な空気を腹の奥底に届くよう深く吸い込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海からの発光

 

 

 

 

猛スピードで船はダイビングポイントに向かう。

小一時間の船旅だ。

 

 

 

 

 

エンジンの轟音と風切り音に聴覚は奪われ、

頭髪が後方になぎ倒されながら、それでも船は揺れることなく、

鮮やかな青を映し出す鏡のような海面を疾走する。

 

 

 

 

 

 

 

猛烈な紫外線が海の色を透き通り、

海底に堆積した真っ白な砂に反射する。

 

 

 

そのブルーは、どう撮ってみても

ファインダー越しでは褪せてしまう・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カメが船を漕ぐ

 

 

 

 

 

「デクスターウォール」

という、外洋のポイントに着いて少し緊張の1本目を迎える。

 

 

 

しかし、

とろけるように温かく、透明にひらけた海の中に、

一瞬にして緊張の影は蒸発する。

 

 

 

 

 

 

柔らかいサンゴをベッドにアオウミガメが至る所で

舟を漕いでいた。

 

 

 

鼻ちょうちん出そうな勢いで、それは気持ち良さそうに。

 

 

 

 

 

グレーリーフシャーク

 

湧くギンガメ

 

カンムリブダイ

 

バラクーダの群れ

 

視界中ギンガメアジ

 

 

 

 

 

 

そして僕たちは、この旅の目的の一つでもある

「ブルーコーナー」に潜る。

 

 

 

 

 

 

 

至近距離をかすめるでっかいサメたち、

 

視界いっぱいに広がるギンガメアジの群れ、

 

大きな体に鋭い歯を持つバラクーダの群れ、

 

1mを超えるでっかいカンムリブダイ、

 

ナポレオンフィッシュにイソマグロ、

 

巨大な魚たちが目の前に現れては消えていく。

 

 

 

 

 

 

 

道具やスキルを忠実に使いこなしながら、

流れの速いこの難しいコンディションを遊び倒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロングビーチに辿り着いて芽吹いたヤシ

 

ロングビーチを歩く

 

ロングビーチの流木

 

ロングビーチに寝転ぶ

 

 

 

 

昼食は無人島で頂く。

今回の旅では2回も、ロングビーチに上陸させて貰えた。

 

 

 

 

干潮になると出現する、数キロにも及ぶ真っ白な砂の一本道。

 

 

 

 

 

 

20年ほど前だろうか、JALか何かのCMで使われ有名になった

この秘境も、昨今では中国、韓国からの旅行者でごった返し、

ほとんど近づけなくなっていた。

 

 

 

 

その場所を、ひ・と・り・じ・め♪

 

 

 

 

 

 

 

 

歩き、寝転び・・・

 

 

 

 

 

これなんですっ

 

 

 

 

ぷしゅーっ!!

 

素晴らしいご提案、ありがとうございましたっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

マングローブガニ

 

マングローブ貝

 

地産シーフード

 

 

 

 

 

お肉も沢山頂いた。

 

 

 

でもとりわけ美味しかったのは地産のシーフード。

 

その中でも今回は、ヤシガニが最高に旨い。

 

 

 

 

 

 

かったい殻の下に詰まっている筋肉質で分厚い身には、

重厚なカニの風味・甘みが、うっすらとした塩味と共に混ざって

僕は思わずうなってしまう。

 

 

 

 

 

 

小さいころから極上の毛ガニや、タラバガニを食し、

相当カニにはうるさいこの僕が唸るのだから、これは本物。

 

 

 

 

 

これ程おいしいヤシガニに会った記憶ははるか昔に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

白ワインと共に食は進み、

赤ワインと共に夜は更けて、

ウィスキーと共に一日は終わる。

 

 

 

 

 

ブルーホールの入口

 

深い底に降りていく

 

ブルーホールの底

 

 

 

 

 

 

貸し切りの「ブルーホール」。

 

 

 

 

ここにも人影がなく、

ただただ青色がコロコロとその表情を変えていた。

 

 

 

 

眩しい水色の開口部から、光線が降り注いで

下に降りていくにつれて濃紺になり、

海底ではほぼ闇の世界になる。

 

 

 

 

他に人がいないせいか、

今までここに入ったことは数あれど、今日が一番神秘的。

 

 

 

 

 

酸素の濃い空気を詰めたタンクを背負って、

いつもより体が軽い。

 

 

 

 

 

 

 

極上のひと時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然のスコール

 

 

 

 

 

4日目にし、て初めての雨が降った。

 

 

すぐに晴れると知っている乾季のスコールは

はっきり言って伴奏のようなもので、より世界を際立たせる。

 

 

ぼくはジャックジョンソンを口ずさみ、

ボートを操るキャプテンは視界を雨に奪われて、

アクセルレバーから手を離した。

 

 

 

一瞬すべての音が消えたけど、

聴覚がその錯覚に気づき始めると、雨音が鼻歌に交じった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後光

 

マンタの群れ

 

 

 

 

 

 

そして、この5日間でボルテージが最高潮に達した

「ジャーマンチャネル」

 

 

 

 

 

 

海底に腰を据えたとたんに彼らは目の前に現れ、

1匹、2匹、3匹・・・8匹とその数を増やし、

ずっと周りを舞い始める。

 

 

 

 

 

泳がずにじっとしてるだけ。

次から次へと現れる彼らにその度に魂を奪われる。

 

 

 

 

 

 

1匹の大きなマンタがこちらに飛んできて、

直上をかすめていったとき、

 

 

「これ以上は無い」

 

 

 

そう思った。

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れにはいつも

 

 

 

 

 

 

海の上、もしくは海の中で過ごしてホテルに帰ってくる。

 

目の前の砂浜にはいつも気前よく夕日が沈んでいく。

 

 

 

 

 

 

その夕陽を見ながら、プールサイドのバーでカクテルを傾ける。

 

 

 

 

 

 

ここに訪れる度にいつも気さくに話しかけてくれる

パラオの女性バーテンダーが作ってくれる逸品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その彼女が今年でこのホテルを退職する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この旅の一番の目的だったかもしれない。

 

 

 

 

 

僕等の事を覚えてくれていて、僕らもそのことを覚えていて、

彼女の退職の前にもう一度ここで夕陽が見たかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この5日間を思い出すと、

 

人の少ないパラオの絶景に

 

彼女の笑顔がいつでも浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おいしかったヤシガニと共に・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさ