何かと忙しい都会生活!
それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。
マサシ:
筋肉の貯金はできる
ミカ:
トイレ近い
マイ:
一番エライちび
スズカ:
すぐ寝る。
ユキヤ:
祖父農家 米安定供給
マサ:
脳が硬式野球
2022/4/9・店番
東京から愛車のハイエースと一緒に
何度訪れたかしれない西伊豆の「田子」は、
豊かな生態系と、起伏の激しい海底の地形、
11ヶ所に及ぶ全く要素の異なる
ダイビングポイントを有し、
何度足を運んでも飽きることはないし、
極めることもない。
その田子の船長たち。
風に煽られやすい小型のダイビングボートを
巧みに操って、
いつだってふわりと岸壁に寄せる。
ダイビング器材を装着し身重な僕らの足元を
いつも気にかけてくれている。
ゆっくりとした動きで、いっつもニコニコ。
目じりから延びるしわの重なりが、
その優しさを証明してるみたいだ。
田子訛りのきついキサおじさん(右端)は、
22年前から容姿が一つも変わらない。
ぼくは心の奥底で200歳くらいだと思っている。
当初、
優しさは伝われど
言葉を聞き取ることは壊滅的だった僕も、
いまや、
キサおじさんの話してる80%くらいは
聞き取れるようになったんだ。
100%聞き取れるまで、
もう少しのところまで来てるとおもうんだ。
片道180kmの道のりを、
何度も通ってしまうのは、
田子の海の豊かさだけじゃぁない。
居心地のよさとか安心感とか、
ぜんぶここにあるから。
まさ
2022/4/6・店番
3/28から冬休み頂いてまして久しぶりのお店です。
北海道に帰省したり、
野球したり、
子どもたちと遊んだり、
親孝行?になったかな?したり、
温泉に入ったり、
焼き鳥食べたり、
すっごいいそがしく。
そして
今日のこの陽気。
うっすらと夏の香りものっかって、
なんか新品のスニーカーをおろした時のような、
すがすがしい気持ちです。
北海道は小樽にて。
客足の戻らない観光地に古くから所在する、
「北一硝子」で見つけたピーちゃんとコナツの
ガラス細工。
ベタですかね・・・。
買っちゃうんですよ。
久しぶりの地元に、財布の紐は緩み、
あたらしいお店のオブジェ。
まさ
2022/3/17・田子 透明度8-12m 水温17℃
今日は少し、
ぼくにとっても思い出深いお話になります。
あの頃、
今日のこの日を想像できた人はいないでしょう。
初めての海、
目前にして硬直するばかりだったカトーさんは、
この日、
100本目の節目を迎えます。
目の前に広がる海は、
楽しみ広がるおおきなおもちゃ箱。
飽きず、無理せず、油断せず、
カトーさんが、体力の範囲で永遠に、
いつでもその扉を開けられるよう、
僕はいつでもお供の準備しておきます。
※僕の体力が先にアレしちゃったらすいません。
一緒に歩んだ100本に、乾杯っ!!
https://www.oceantribe.jp/blog/license/58104/
https://www.oceantribe.jp/blog/tour/58920/
図らずもこの日、先輩ダイバーに囲まれて、
ドキドキだった海洋実習地「田子の海」にて。
あの頃・・・
こんなに近くに桜の木がある事も、
こんなに優しい船長がいる事も、
こんなにたくさんのダイビングポイントがある事も、
こんなにたくさんの生き物にあふれている海中も、
今見える「田子」とは全く違う景色ですよね。
ぎっくり腰明けで、
100本到達の為に3本潜ったこの日。
パンパンになった桜のつぼみを愛でながら食べたお昼ご飯も、
ダイビング後のキンキン過ぎる缶ビールも、
色濃い思い出になる・・・。
余談ですが・・・
この日のお昼ご飯の我々のオーダーシート。
カトーさんのなべ焼きうどんに
みんな群がる感じでしょうか。
せーわ、まさ、は2人前でしょうか。
このオーダーで、ミスなく注文の品が来るのも、
我々を熟知してくれている「田子」の凄い所。
おめでとうっ!!!
カトーさんっ!!!
まさ
2022/3/13・伊東 透明度12m 水温16℃
男3人で、東伊豆の海岸線を走っています。
日曜日。
本当は同乗してるはずのカトーさんが前日の海で
腰やっちゃって(軽いぎっくり)、ここに姿なく、
ビジターからの参加ヤマくんと、
前日に物凄い感じで滑り込んだデザキさんと、
何とか開催にこぎつけられたぎりぎりツアー。
やまくんも300本以上潜ってる手練れらしいし、
でざさんに至っては、仕事多忙極めて
海に入れるんならどこでもいいからとにかく
「私を海に連れてって」
そして僕らは伊東の海底にどっぷり浸かってる。
急峻な崖と、
巨立する岩山の間をすり抜けるように飛んで、
深い海底まで急潜降。
その隙間に息づく生物たちとの出会いを堪能する。
現地でガイド業を営むパイ先インストラクター
カワサカ氏より、
-30mにオキノスジエビが200匹くらいいるという
ほら穴情報を頂き、
同穴に「クロオビスズキ」なる、
珍生物がいるらしいことも教えてくれた。
「それは見たい。」
「見てみたい。」
狙えるメンツに恵まれているし、
すぐさまそのほら穴を目指すと、
それらしき生物発見っ。
それが、この上の写真なのだが・・・。
こ、これは「ツルグエ」じゃぁ・・・?
確かにカワサカ氏も「ツルグエと思ってた」と
言っていたし、
この個体の事を言っているであろうことは
間違いなさそう・・・。
も少し検証が必要か・・・。
どなたか、アドバイス求む。
そして「オキノスジエビ」も♪
ライトを向けるとぞろぞろ穴の奥の方に隠れてしまったが、
ゆうに200匹は居る。
水深100mあたりに主に生息する、
ダイビング可能深度で見られることは非常に稀で、
でざさん、やまくん初見。
また一つ、
伊東の海底に、通うべきほら穴みつけちゃった。
男3人、さくさくさく。
準備も片付けもさくさくさく。
マグロ納豆丼とシーフードカレーを頬張って、
ビール流し込んで、
ログ付けもさくさくさく。
超たんぱく男3人ぎりぎりツアー。(笑)
まさ
2022/3/12・江の浦 透明度10-12m 水温16℃
ぴよぴよぴよ。
そんな声が聞こえてきそう。
はじめはみんなここを通っていくんだね。
ダイビングの基礎練習。
中性浮力でいること。
その時に正しい姿勢でいること。
この調子だと、
すぐできるようになっちゃうだろね。
すいすいすい。
そんなイメージがすぐ湧くよ。
ぶっさいくなおっきいコブダイの雄が現れて、
サザエをバキバキかみ砕きながら、
しばらく一緒に泳いでたね。
手みたいな胸鰭で、
のそのそ歩くように移動する変なアンコウとか、
黄色いもち米みたいなちっちゃいウミウシとか、
おっきいタコとちっさいタコ、
磯野波平みたいに頭に少しだけ毛の生えてるサカナとか。
練習だけじゃ息が詰まるけど、
ダイビングしてなきゃ出会えなかったであろう生きものと、
その日常がちょっとだけ観察できたよね。
そして、
練習後の今日のランチは多数決。
①焼きたてナンと十数種類のカレーが選べる「SARA」
②蕎麦と地産地消の海鮮丼が食べられる「季作久」
③地の食材を使った人気イタリアン「ポルト・イル・キャンティ」
目をつぶってた皆は知らないだろうけど、
多数決の結果は 4:2 だったよ。
ぼくの横に座る人、
ざる蕎麦だけ??って思ったかな。
いいえ、大丈夫。
ちゃんとこの後、づけの刺身がいろいろ載った
小田原丼が運ばれてきたし、
寄り道したスタバで
生クリームどっさりの甘ーい飲み物も買ってたし、
オジサンなのに体重が52㎏しかないから、
たくさん食べさせることも、
実はこの日の特訓メニューのひとつに盛り込まれてたよ。
お店に帰ってきたらマイさんに
「よぉし、えらいっ」
ってそこだけ褒められたよね。
ボクはひそかに、おじさんのくせに太らない
イッセーが羨ましくもあるんだけどね・・・。
ぼくの余ったお肉の全てを、
君に捧げたい。
ブランクダイバーの瘦せ型おじさん2人と
ライセンス取って間もない女の子3人
ダイブマスターの候補生女子と
中肉中背中年ぼくの小田原デイ トリップ。
家のソファーにずっと座ってるより、
外の遊びのが気持ちいい。
まさ
何かと忙しい都会生活!それでもダイビングを通じて海を身近に生活してるスタッフ達の不定期日記。