6/1(土) 赤沢 透明度2m 水温19度
魅惑のハナダイポイント、赤沢。
急斜面を下った先に待つ桃源郷。
手製図鑑を使って各種ハナダイを入念にブリーフィング。
特徴を頭に叩き込んで、期待を胸に海に飛び込むと・・・
み、見えない・・・。
浅場の透明度、良く言って3m。
いや、2m。
桃源郷に向かう斜面は、真っ暗で一人だったら降りるのを躊躇するほど。
それでも勇気をもって降りていくと、暗い潮のおかげで、深場の生物や暗闇を好む生物は元気いっぱい。
深場の魚「ムツ」は浅場にいる小さいのじゃなく、釣りで釣るサイズの大きなムツがヒュンヒュン。
同じく深場を好む「ウメイロ」も、浅場でたまに見れる小型じゃなく、肉厚幅広の立派なウメイロがビュンビュン。
さらにさすがにこれは岩陰にいたものの深場のエビの代表格、「オキノスジエビ」がわっさわさ。
そして極めつけはこれ。
立派なキビレマツカサ。
せっちゃんがあんなに苦労して、
八丈島で感動の出会いを果たしたキビレマツカサ(詳しくはこのブログ)がまさか伊豆で・・・。
しかも数個体が、暗い潮のおかげで岩陰から出て普通に泳いでいる。。
嬉しいけれども、今日のお目当ては君たちではない、妖艶なハナダイたち。
さてみなさん、
暗い海でライトをつけると、臆病なハナダイたちはどうなるか知ってます??
そう、逃げまくります。
ライトの光から逃げようと縦横無尽に泳ぎまくり、
どうにかお目当てを見つけて写真を撮ろうとフラッシュがぴかっと光った瞬間、
そこにいたハナダイたちは岩陰にヒュン!・・・。
ごめんなさい、正直、撃沈です。。。
なんとか写真に納まったハナダイはスジハナダイとナガハナダイのみ。
さきの深場の生物たちや泳いでいるムラサキウミコチョウ、
ブイ下でたまたま見つけたイソコンペイトウガニが居てくれて本当に助かりました・・・。
かたや、ひさびさの海を満喫するまさしさん率いるリフレッシュチームは、
陽の光差し込む明るいビーチで海のことを思い出し。
白砂の遠浅ビーチをのんびり泳ぎ、
でっかいイシガキフグと戯れたようで楽し気なリフレッシュチームとどこか煮え切らないベテランチーム。
船着場から見えるビーチの明るい水中に、こっちの方がきれいだね・・・と誰からともなく聞こえてきました。。苦笑
赤沢のポテンシャルはこんなもんじゃないので、リベンジさせてください!
りゅー
いゃあー、龍クン、いつも文章上手いなあ、と感じ入り候。
映画を観ているが如き、時間が流れるような、読者に媚びることもなき、自然で滑らかなる場面展開、書くコトの中では、なかなかこう上手くはいきません、龍クンは、やはり、天性の文章家、だと思いますね~。
習うべきこと多く、幾度も読んでいます、有難うございました。多謝。恐々頓首