2022/6/24-27・久米島!!
透明度10-25m 水温26-28℃
ぼくたちの
夢とか希望ものっけて東京を飛びだした飛行機は、
まずは那覇空港に降り立った。
いやーーん、まぶしぃー、あつーいっ!!
めんそーれー!
テンションの数値もどんどん上昇しちゃう。
押さえて押さえて・・・
ここゴールじゃないし。
んきゃーっ。
久米島到着ー。
あーろはーっ。
那覇から30分のなーんにもない島。
全部が綺麗な島。
そこにあるちっちゃな空港。
すぐそこに見えてる青すぎる海。
もーダメ。
テンションの数値
メーター振り切っちゃう・・・。
滑走路を駆けだす若者。
こらこらやめなさい、
気持ちは分かるけどはしゃぎすぎよ。
よーく見たら、ぜんぜん若者じゃなくって
カタオカさんでした。
持ってたなんかの紙を飛ばされて、
どこまでも追いかけて行ってるだけでした。
急いで戻ってくる姿も◎
愉快の数値もこれからの4日間で、
おそらくたぶん、
計器じゃ計り知れなくなるんでしょう・・・。
さーてつかみもバッチリ。
久米島ツアー、はじまるよーっ。
まずぼくたちが度肝抜かれたのは、
みさこさんリクエストの車エビをふんだんに使った
「エビそば」。
久米島は車エビの養殖が盛んで期待も高まる。
が現地に到着して僕らのハートを最初につかんだのは、
まずはヤギね。
可愛さのあまり空腹も忘れてしばし撮影会。
やっと入った店内には大きな窓があって、
人家の向こうに海が広がっている。
やがて若い女性がお椀を運んできて、
僕らはそのお椀の中身に絶叫することになる。
なぁんておいしいことでしょうっ!!!!
いやいや、さっきのヤギとかこの景色とかに
味覚がごまかされているに違いない。
もう一口・・・
なぁんておいしいことでしょうっ!!!!!(笑)
ね、井出さん。
!?、んんん?
ね、やひー。
!?、ヤギから産まれてんっ。
梅雨明けの久米島にはからりとした風が吹いていて
東京みたいなじめじめ感のない気温33度。
10人が一緒に
グリーングラスとエメラルドグーリンのヨットハーバーに
毎朝集まって、
純白に近い砂浜を横目に、はじける青色の海に出ていく。
今日は、マンタ狙ったけど見れなかったねぇ。
今日は、会いたかったアカテンイロウミウシ見れたねっ。
昨日は4本も潜っちゃったね!
今日も4本も潜っちゃったね・・・。
ユリタツノコとピグミーシーホースにも会えたっ。
ヘルフリッチまで見れた!!
海の水が綺麗だったっ!
ガイドのナリちゃんの飛び込みが美しいっ!
全てがたのしくて、毎日がいとおしい。
サメが本気で逃げた、
イデさんの速さとその一直線なフォルム。
フィンでビンタされたおーたにさん。
船上で氷水を浴び続けるミサコ&トキワ。
いかついサングラスでマイアミを彷彿させるユカ。
ナリちゃんに刺激を受けたあとのぼくの飛び込み。
やひーの着水間際のあの情けない声。
いつもやひーの隣で丸っとかわいらしいケースケ。
しっかり者だけど、カールおじさんに釣られたアヤノ。
潜る度に変な格好になってくカタオカさん。
目を閉じると
ボクは今でも思い出し笑いの神になれる。
潜り終えた僕らは毎日、
真っ白なプライベートビーチの前に立つホテルに帰る。
これがまた、
きもちいい。
夜になっても、
それはそれは盛り上がって仕方がない。
満天の星空を見上げながら歩いた道も、
夜な夜な動き出した地元の猫との戯れ、
サンダル投げで惨敗を繰り返したこと、
ホテルまでの帰り道の記憶さえ美しい。
久米島の料理屋さん、全部美味しい。
その中でも選りすぐったお店での3日間の宴は、
その日の海での珍プレーや、日焼け論争、
カップル誕生秘話とかで盛り上がり、
ワインの在庫は底尽きていく。
笑いすぎの腹筋と食べすぎの胃腸が
どんどん消耗していくのがわかる・・・。
話題の中には、
おーたにさんのサングラスを誰が一番着こなすか
も、含む。
やひーの「地中海」が1位。
けーすけの「逆キャラ」は2位な。
あぁ、無情・・・
なぜ楽しい時間はこうもあっという間に過ぎていく・・・
最終日も目いっぱい。
綺麗な砂浜も、見晴らしの利く展望台も、
タイドプールで見つけたお洒落なヤドカリも、
美味しいハンバーガーも、
摩訶不思議な坂道も、
できるだけ多くの久米島を吸い込もう。
転がった僕のハンバーガーとガーリックシュリンプ、
「最低だ」って思ったけど、
テーブルごとひっくりがえった別グループを見て、
勇気づけられたよ。
あとね、ぼく的なこの旅のハイライトはね、
最終ダイブで、カタオカさんとオータニさんが2人同時に
バックロールエントリーをしたこと。
「え、ふつーじゃん」って思うでしょ。
ちがうのよ。
この2名は準備が整うのがいつも同じタイミング。
それまでは僕の掛け声で同時にエントリーしてたんだけど、
その時は手が離せなくって近くに居なかった。
ぱっと見たら、
2人が今まさに船のヘリからエントリーする瞬間で、
ふたり顔を見合わせながら、
「せーの」って掛け声を合図に海にバックロール。
3日目でみんなの一体感が増す中、
50を過ぎた社会で地位あるオジサマ2人が、
顔を見合わせて「せーの」って海に入るあのシーン。
一気に幸せ度数が計器を振り切った瞬間でした。
ツアーのあと、
やひーが作ってくれた旅の動画。
思い出はいつまでも、
色あせることはないでしょう。
4日間、幸せな時間をくれた、久米島、
ヤギさんたち、猫さんたち、魚さんたち、
そして車エビさん達、否、みなさま、
ありがとーございましたっ!
やひーぶらーぼーっ!!
まさ