2022.6.21 神子元 透視度10‐15m 水温20-23℃
オキさん曰く、
初めての神子元は透明度はあまり良くなく、
割と流れもあり、ハンマーも数匹程度しかいなかったようです。
「サメを見るのって、難しいんですね・・・。」
潜る前、彼はそう呟いていました。
潜降してみると、10m以深は水が綺麗で暖かく快適。
そして流れてない。
向かうのは根待ちポイント「Aポイント」。
それは高さ15mほどある大きな根。
ここを越える時、正面から結構きつめの流れが向かってくる。
無理に泳がず、ここは岩を掴み、腕力で進むのがベスト。
ブリーフィングで徹底する。
「さー越えますよっ!」
そうサインして、越え始める。
根の頂点に辿りつく。
・・・あれっ?
流れが来ない。
余裕進めちゃう。
しかも・・・、
100匹以上のハンマーの群れ。
流れなし、水よしなので、悠々と見れる。
あまりにも簡単に見れちゃったもんで。
ウミウシなんか見ちゃったりして。
でも、なんでしょう。この物足りなさ・・・。
もっとこう流れに抗いながら、進みたいような。
あまりにも穏やかすぎて、テンションが上がらない・・・。
3本目、ようやく潮が動き出した。
きつすぎない、いい流れ。
これだ。これがないとなんだか神子元に来た感じがしない。
贅沢ですね。
流れを感じないと満足しないなんて。
でも最後ちょうど良い流れがあったおかげで、
美味しいビールにありつけた。
贅沢な1日でしたね。
たま