2022/3/6・江の浦 透明度8-12m 水温15.6℃
午前中は目の前の海でいっぱい遊んだ。
小さな防波堤に囲まれた漁村、
数十件の民家に溶け込むようにしてそのお店
「一吉丸」は佇んでいて、
知る人ぞ知る名店だったけれど、今ではすっかり
「予約の取れない料理屋」になっている。
何の飾り気もない昭和のアルミサッシの窓から
今潜っていた相模湾を眺め、
和室に置かれたちゃぶ台を囲んで
その海の深くから揚がったキンメを頂く。
「一番搾り」か「スーパードライ」
お好みの瓶ビールで喉を潤して、
運ばれてくるヒラメ、アジ、サザエ、カンパチの
お造りや自家製の塩辛に合わせて、
日本酒を冷で行くもよし。熱燗で行くもよし。
海上がりの昼下がり。
まだ陽の高い青空と、眼下の潮騒を聴きながら、
これ以上の時間の使い方もそうあるまい
と、そうおもう。
素敵なリクエストのおかげ、
豊かな海のおかげ、
良い笑顔のおかげ、
お土産もいっぱい買って、
いいいちにちをありがとうっ。
山道をハイエースはとことこ登って、
お腹いっぱいになった寝顔をたくさん載せて、
みかん畑をはしる。
お城と、相模湾が
みかん越しに見える。
小田原デイ トリップ。
まさ