2021.6.29 神子元 透視度30m 水温22〜24℃
今年も始まりました。
神子元島。
2週間前に、先陣を切ったミカさんは『大当たり』。
その日、神子元から帰還してきた人たちの笑顔たるや・・・。
『僕も負けてられない。』
そう思いながら、挑みました。
透視度30m。
幸運なことに、ここ数週間黒潮が残っていてくれた。
どこまでも見えそうなほど透き通った海。
サメが見れなくとも、
このコンディションの中、泳いでいるだけで良い。
そう感じてしまうほど、この日の海は最高でした。
ただでさえ、海が最高なのに、
狙ってたハンマーまで出ちゃって。
それはもうテンション上がりまくり。
あっちこっちから、タンクを叩く音が鳴り響く。
「どっちだ!?どっち???」
一斉に首を振り回して、辺りを確認する。
すると、誰かが指を差しながら、僕の名前を呼ぶ。
「タマチャンっ!!!」
レギュレータを咥えているので、
ハッキリとは聞こえないが、何となく分かる。
その声を合図に僕も腰に携えた鈴を鳴り響かせる。
「よーーい、ドンっ!!!!」
そう言ったかのような皆んなが指の差した方へと泳ぎ出す。
その時はどこにいるか分からない。
ただ、その人が指差した方へと突き進むのみ。
必死になって、泳いでみると、そこには大量のサメ。
1本目は見ることが出来たが、2本目では単体のみ。
最後は見て終わりたい。
そう願いながら、3本目に挑みました。
流れに乗ったまま、20分が経過。
全然出ません。正直焦ります。
正面からは、冷たく濁った潮が。
進もうか、進むまいか。悩む。
悩んだ挙句、来た道を引き返すことに。」
「えっ!なんで戻るの!??」
きっとそう思ったでしょうね。
僕も戻ったは良いもの、非常に悩んでました。
でも、今回ボクの勘当たりましたよね??
この群れを見つけたのは、僕ではない。
初神子元、初ハンマーのダイブマスター講習中のKさん。
相当嬉しかったでしょうね。
驚きのあまりに、手でタンクを叩いてたらしいですからね。
その瞬間面白かったでしょうね。見たかったなぁ。
とりあえず、今のところ2戦2勝。
今年は全勝でいけたら、最高ですね。
マサさん、マサシさんお願いしますね・・・。
ゆきや