2020/12/5-6・初島-熱海 透明度12-15m 水温21℃
誰かこの貝の名前を教えてくださいっ。
今まで見たこともない「ウミウサギ」の仲間。
息をのむ美しさにおどろいて、
でもみんなのリアクションつれなくて、
ピントが合ってないのにすぐ写真を諦めるから、
やむなく、シオツキさんのカメラを奪い
撮らせてもらいました。
ウミウサギの事、
僕の知ってる範囲でちろりと書きますと、
通常の貝は殻で自分の身体を守るのに対し、
タカラガイやこのウミウサギの仲間は
その殻を外套膜(がいとうまく)で覆い殻を
保護します。
「ふえーっ、変わってる」
って思うかもしれません。
しかしながら、
陸上生物のほとんどがそうであるように
「殻」は骨で外套膜が皮膚だと思えば、
むしろこっちの方が普通と思えるんじゃないでしょうか。
そしてこの皮膚(外套膜)が種によりさまざまで、
妖艶な紫や、ファンキーな配色、可愛らしい水玉、
ロックなブラックetc、ほんといろいろ。
でも今日のこの貝は初めて見る。
そしてみればみるほど綺麗。
写真拡大すると・・・
外套膜がない隙間に殻の一部が見えていて、
つるりとした殻が光を反射して、
薄い外套膜の美しさを際立たせていることが分かります。
名付けて、「オシャレガイ」。
誰か本名ください。
シオツキさんの新兵器、
オリンパスOM-D E-M1 Mark IIがその力を見せつけた
処女作。「オキゴンべ」
ユカ作「ガラスハゼ」。
オリンパスTG-6
ゆきこ作「ニシキフウライウオ」。
オリンパスTG-6
ツグミ作「クマドリカエルアンコウ」
ソニーMX-100Ⅲ
マチャヒコ作「シマウミスズメ」
オリンパスTG-6
こんなに、皆で真剣にカメラに向き合った2日間。
初日の初島の3本で、マクロもワイドもすげー勉強しましたよね。
宿に帰ってからも・・・
1、カメラの設定
2、構図やアウトフォーカス(背景)に何をいれるか?
3、手ブレしないシャッターの押し方
4、拡散版の位置を意識して
如何に被写体に効率よく光を当てるか
5、半押しでフォーカスロックからの構図ずらし
など、話は初級編から中級編くらいまで。
これだけみっちり勉強したんだから、
二日目の熱海ではさぞいい写真が撮れたことでしょう。
という事で、その熱海でシオツキさんのカメラを奪い、
僕が写した「ベニカエルアンコウ」でお別れです・・・。
「結局どうすればいいのか全然わかんなかったー」
とわらう皆。
「も一回やってー、写真練習ツアー」
とわらう皆。
前夜の僕の講義は”意味無しほういち”ってことですよね。
いーんですやりましょ。何度でもっ。
マツイさんもカメラ買っといてくださいー。
まさ