2020.12.4 井田 透視度12~15m 水温20.8℃
『さー、いくよー!!』
10か月ぶりくらいに、
総重量20㎏ほどの重たい器材を背負う。
彼女たちが、訪れた約1年前とは
格段に歩きやすくなった井田のエントリー口。
そこを、とぼとぼと歩きながら、思う。
『上手く泳げるかなー。』
『楽しみだなー。』
ワクワクとドキドキが込み上げながら、
いよいよ海の中へ突入。
『ボールペン入ってたよー。』
そうそう、この感じ。
今から入っていくっていうのに、
突然『なんで⁉』ってことをぶっこんでくる、この感じ。
懐かしい。
原因を考えたって、分かりやしない。
彼女たち自身、無意識でそうなってしまったのだから。
ボールペンを、砂地の潮が当たらない場所に置き、
気を取り直して、入水。
久しぶりの海はどう?
変わらず心地いいでしょ?
おまけに、ここ数週間でぐーんと水が綺麗になったもんだから、
なお心地いい。
生活とか、仕事とか今年は色々変化があったろうけども、
この3人自体は変わらず、元気が良く仲良し。
スナオさんチームに呼ばれ、近寄ってみると、
何やら巨大な物体が。
約3mくらいの長ーい物体。
得体のしれない物体に、皆なかなか近寄らない。
興味があるけど、奇妙過ぎる。
僕自身恐る恐る触れてみると、
それはもうなんとも言えない感触が。
ブツブツして、堅そうだけど、柔らかい。
なんか危険そうだけど全然平気。
僕は、今でもこういうことしているんだよ。
ねっ、変わらないでしょ。
環境が変化したり、
生活が変化しても、
3人は仲の良さは変化しないでね。
僕も変わらず、変なことしてますんで。
ゆきや