2020.9.21-22 本栖湖 透視度8~12m 水温13℃~22.8℃
今年もやってきた、モトスコ。
自由が丘から100キロ離れた山の中に、
山梨県側の富士山麓にある5つの湖。
山中湖、河口湖、西湖、精進湖、そして本栖湖。
過去に何度も発生した、富士山の噴火。
これによって、姿を現した5つの堰き止め湖。
その中で唯一潜る事ができる、それが本栖湖。
湖を囲っている深い森の中にある山荘で、向かえた朝。
長袖を一枚羽織れば、ちょうど良い気温の中、
前夜のことを思い出す。
ブドウが美味しかったこと。
ワインが美味しかったこと。
チーズフォンデュが美味しかったこと。
バーベキューには、わさびが必要なこと。
そもそもあの空間が楽しかったこと。
もう一度戻りたい。
そんなことを考えながら、各々朝食の準備を。
火の番をするミヤキさん、
見事なチームワークが区割り分担する女性陣。
何かをしている他男2人。
その頃、僕は持参したコーヒーミルで豆を挽く。
僕の右前腕に全神経を注ぎ、挽かせてもらいました。
豆が、どんどん木っ端微塵になっていくにつれ、
香り始める、豆のにおい。
標高900mの大自然から溢れ出る美味しい空気と相まって、
贅沢な朝を僕たちは迎えることができた。
出来ることなら、もう半日ほど、潜らずにあそこにいたかった。
そう思わせてしまうほど、最高な朝。
普段の海で味わうことが出来ない特別感。
僕は、来年もやりたいと心に誓いました。
次回もミルを持参するのは、言わずもがな。
山荘の事ばかりだけど、
ちゃーんと潜っていました。
普段潜っている海とは、
全く違う環境を潜ってみて、
それぞれどう思ったのか。
『やっぱり海が良い』
『生き物がもっと見たい』
『山もありだな』
人それぞれ、本栖湖に対する感想は違うはず。
ちなみに僕は、本栖湖あり派。
また、山に遊びに行きましょう。
ゆきや