2020/8/20-22 北川・川奈・八幡野 透明度5-12m 水温19-25℃
あなたはもう忘れてしまったでしょうか?
カメに逢いたくて、
泳ぎつかれた記憶だけが残っているのでしょうか?
小指の爪ほどの小さなカイカムリが、
薬指の爪ほどの海面を被って私たちを虜にしたことを
忘れないでいてほしい。
あなたはもう忘れてしまったでしょうか?
可愛いヨコシマエビを求めて、
探しつかれた記憶だけが残っているのでしょうか?
もう二度と逢えないかもしれない
サメと言うにはエイすぎる、ウチワザメに狂喜したことを
忘れないでいてほしい。
オオセと言う希少なサメに出会えたことも。
2泊3日の東伊豆を周る旅は、
就職活動を内定をもらって終えた大学生の「モナコ」:通称
を交え、そのお祝いも兼ねて。
今年の就職活動は言わずもがなの厳しさだったろう。
本当によく頑張ったと思う。
この日のメンバーの中にも、
今までたくさん海に潜りに来てくれていたうちのメンバーにも
その勤め先の苦戦の影響を受けている方たちが多いと聞く。
海に出れなくても、
窓を開け放ったお店でおいしいコーヒーの1杯や2杯飲みましょ。
海に出れるようになるその日のためにも、
いつだっていい海のリサーチは欠かさず準備しとこう。
一日目の夜。
テーブルごとに仕切りを作って僕らを待っていてくれた
城ケ崎の「だいちゃん」は、
以前同様、涙が出る程料理がうまかった。
ニ日目の夜は広い庭でのBBQ。
真っ赤な炭火、蚊取り線香のにおい、
手持ち花火に浮かぶ女の子達と、
おっさん達の笑顔・・・(笑)
庭の外灯に集まるカブトムシ、
大はしゃぎする地元の子どもたち、
2020年夏の記憶は激しく愛おしいこの3日間の情景。
「オシオツキさん」:通称 が差し入れてくれた、スモーキーな
アイラ島のスコッチで大人の夏が更けていく・・・。
大盛の焼きそばを憑りつかれたように完食し、
翌朝の「もたれ」にうめき声をあげていた「ゆか」:通称 も、
2日連続で通った伊豆高原のアイス屋さんで
溶けだすソフトクリームに苦戦する「もなこ」もね、
2020夏の思い出として・・・。
六人東伊豆旅行。
あんなに泳いだのにカメに逢えなかったこと。
あんなに探したヨコシマエビが見つからなかったこと。
そんな些細な事、
それはわすれてしまっていい。
まさ