2020.7.25(土) 神子元 透視度8~20m 水温25.8℃
7. 26(日) 雲 見 透視度2~8m 水温21.0℃
神子元に行く時の緊張感は、未だに変わらない。
①出船出来るのか。
②激流なのか。
③透視度は良いのか。
④ハンマーヘッドシャークは見れるのか・・・。
などなど。
緊張する要素は沢山だ。
その中でも最近では、④ハンマーヘッドシャークが見れるのか。
ここへの緊張度合いが増え始めている。
連日続いた大雨の影響の濁りと、
南方から押し寄せてくる黒潮の影響で、
移動するごとに透視度が変わっていく。
強い流れに立ち向かいながら、
根にしがみつき、腕の力でゆっくりゆっくり進んでいく。
『よし、ここでハンマーを待とう。』
たまに来る強烈な流れに飛ばされないようにしっかりと掴む。
『カンカンカンカン』
近くにいたおじさんがタンクを叩き始めた。
周りにいた人は、一斉にきょろきょろ頭を動かす。
・・・いない。
見えたかどうか確認する為、
後ろにいた2人に聞こうと振り向くと・・・、
なんという事でしょう。
神子元でこんなにリラックスしながら、
ハンマーを待った人は今までいたでしょうか。
いいや、いなかったと思います。
この人に流れなんて関係なかったんでしょうね。
その後も『カンカン、カンカン』鳴らすおじさん。
2度目鳴らすも、見えず。
3度目も見えず。
周りにいた人がこのおじさんを疑いだす。
それでも気にせず、再び鳴らすおじさん。
『懲りない人だなあ。』と内心疑っていた。
しかし、今回は正しかったようだ。
遠くに幽かに見えるサメの群れ。とりあえず一安心。
今回は10匹ほど。
見れないよりかはマシだけど、納得がいかない・・・。
そして、カンカンおじさんよ。
むやみやたらに鳴らすものではないですよ。
見えるまで、完璧に疑われてましたからね。
初日の神子元も結構緊張してましたけど、
2日目の雲見は入ってからの方が緊張したかも。
だって、全く見えないんだもん。
こういう時はカンカンおじさんいてほしいもんです。
また、あの『カンカン』が聞きたい。
ゆきや