2020.6.12(金) 江之浦 透視度5~8m 水温19.8℃
ぼくは、江之浦に行ってきました。
海の変化を感じなかった65日間、
この2か月強の期間は水中にどんな変化をもたらしたのか。
2か月前までは、海藻が生え始めたばかりで、
これからどんどん伸びていき、
いずれ水面にまで達するのだろうと思っていました。
いざ入ってみると、ほとんどの海藻はとうに無くなっていた。
代わりにあったのは、無数のアオリイカの卵塊。
あっという間に春が過ぎていた。
おそらく、産出してから2週間程でしょう。
とうに母親イカの姿はなく、あとは孵化までの2週間を待つのみ。
ちなみに・・・、
アオリイカの卵ひとつひとつは、
直径1㎝の粒状になっているのですが、
それがサヤエンドウのように4~5個ずつ包まれています。
産むのは、200個~8000個。
最初は白く透明な状態で産出され、
しばらくすると中に粒状のが見え、
茶色になっていき、孵化し始める。
そこまで約1か月ほどかかる。
たとえ最大8000個孵化したとしても、
無事でいるのは何匹なのか。
きっと来週か再来週には茶色になって、
その翌週には孵化を始めるんでしょうね。
その瞬間が早く見たい。
写真も撮りたい。
ただ、卵の周りには、すでにウツボが待機していた。
きっと腹を空かせて待っているのでしょうね。
たま