2019年12月16日(月) 安良里 透視度18m 水温19.8℃
店に続々と人が集まる。計4人。
1年半ぶりのヤジマさん、久々のアツシ。
ここまでは非常に平和な1日が過ごせそうな感じがする。
それなのに・・・・
ワタクさんが来てから、怪しい雰囲気が。
急に騒がしくなった。
それでもワタクさん1人なら大丈夫。
抑え込める。
若干賑やかになってきた店内。
最後に現れるフルキさんによって空気はガラリと変わった。
前回一緒にツアーに行っていたワタクさんとフルキさん。
この2人が揃うと僕にはもうどうにも出来ない。
やること成すこと邪魔をされる。
車内で週刊少年ジャンプを読むワタクさん。
約1年ぶりに雲一つない富士山を見るフルキさん。
その2人に挟まれるヤジマさんとアツシ。
さぞうるさかったことでしょう。
心中お察しします。
ブリーフィングでは、話す度に
『ホントに~?またまた~。言い過ぎじゃないですか??』
と止められ、なかなか先に進まない。
こっちは早く潜りたいというのに。
まるでそれを阻止するかのように、茶化してくる。
途中から少し無視をすると、
やっと水中に行くことが出来た。
真っ青な海を堪能しながら、
砂地にいる小さな生き物たちをじっくりと観察。
見終わったら次へ行き、また観察。
カエルアンコウに、ニシキフウライウオ。
チンアナゴに、トビエイ。
そしてカミソリウオ。
多種多様な小さめの生き物を見ている道中、
はるか彼方に何か大きいナメクジみたいなのが。
近寄ると、見た目はウミウシみたい。
でもウミウシにしてはあまりのもデカすぎる。
直径約40㎝ほど。
しかも移動もやたら速い。
きっとこれは珍しいに違いない。
でも全然感動しないのは何故・・・。
帰ってから、調べるとこれは
コバンウミウシという種だった。
あまり見ない種とは分かっても、
感動の無さは変わらず。
きっとデカいのがいけないんですね。
珍しいウミウシ、そして生物を見終え、
器材を洗っていると急に、
『うわあぁぁぁぁーー!』
という叫び声が。
皆びっくりして、声の方に顔を向けると
そこにはワタクさんの姿が。
しかも、口から色々と出てる。
出し終えたワタクさんがこちらを見る。
『ワタクさん大丈夫ですか?気持ち悪いんですか??』
皆一応心配してみる。
『いや全然気持ち悪くないよ。急に出てきた。』
本人もなぜ吐いたのかよくわかっていない。
あまりにも面白すぎて、器材洗いどころではない。
いつもいつも邪魔ばかりするなぁ、この人は。
上の写真はその嘔吐があった場所を指さしている集合写真。