2019.8.6(火) 井田 透視度1~12m 水温27.4℃
世の中が21世紀になる頃、一番初めのライセンス、
オープンウォーターを取ったユウコさん。
そこから約20年後、母になり、
再び海の中へ。
その当時の海がどれだけ凄いのか、面白いのか、
正直僕には分からない。
それでも今日の井田は負けていないと誇る事が出来る。
それだけ今日の海は、凄かった。
浅い所は透視度1mにも満たなかった。
入って早々、『大丈夫か?』と心配になるほど。
急いで、斜面の方へと移動する。
久々のユウコさん、OWライセンス取って初のケイコさん。
どこかに視界が良いとこはあるのではないかと、
前へ前へと突き進む。
ようやく斜面へと到着。
するとそこには、めちゃくちゃ良いとは言えないけど、
なかなか良いエリアだった。
難しい浮力練習をしながら、スーッと泳ぐ。
・・・なかなか上手。
久々とは思えない動き、少しびっくりしながら、
井田の奥の方へと進んでいく。
『これがクロホシイシモチだよー。』
『これはタカベだよー。』
『ソラスズメダイだよー。』
なんて言って、生物を見ていると、
急に目の前がアナログテレビでよく発生した砂嵐のように。
ビックリして辺りを見渡すと、そこにはイワシの大群が。
何万匹というイワシが、次から次へと目の前を去っていく。
中にはパニックになっているイワシまで。
恐らく何かに追われているのだろう。
しかしその何かは見当たらない。
分かるのは1つ。
ケイコさんとユウコさんがぐるぐるぐるぐる回っていること。
そして、浮いていっていること。
ただそれだけ。
ビックリする気持ち、テンションが上がる気持ちも、
よーく分かります。
ただ、浮いて行かないでください。
カメラを構えながら、1人を捕まえ、降ろし、
ちょっと落ち着いたと思ったら、
また1人が浮いていき、捕まえ、降ろす。
忙しいじゃないですか。
次はもうちょっとレベルアップして、
ゆーっくり見ましょう、お互いに。
ユウコさん、今度は家族3人で今日のような景色を
堪能しましょう。
ケイコさん、スーツ着る時顔なぐってごめんなさい。
仕返しはいつでもお待ちしております。
ゆきや