2018/11/11 ・ 井田 透明度13m 水温21℃
そうそうこの子。
黒いクマドリカエルアンコウ、略してクロクマね。
この子の目撃情報をききつけて、
今日のポイントを井田にすることに迷うことはありませんでした。
ですが、わずか8mm程の産まれたばかりの「この子」を
この大海原から探し出すことは、ひじょうに難しい。
現にあの時、あそこで現地のガイドが通りかからなければ
間違いなく見過ごしていたことでしょう。
現地ガイドが指さすその先に、岩に付着している黒い点が見える。
それが生き物であるという確証を得るには、
顔を20cmくらいまで近づけなければならない・・・。
と、言うことは・・・だ
老眼の人にはどうしたって見えない生き物、ということになる。
この日僕が紹介した生物は、そのほとんどが極小だったり
透明だったり、老眼泣かせな生き物ばかりだった。
その方たちの撮った写真を確認させてもらうと、
何も映ってないものが多数あった。
見えない敵に、あてずっぽうにカメラを向けシャッターをきった芸術、
「岩肌」「サンゴの茎」「砂」とかいう作品が積みあがる(笑)
かく言うぼくも・・・
11月11日は「お1人様の日らしいよ」と説明してくれたあけもさんの話を
「おっとり様シーラン」
と聞き違えていた僕は ”老耳” なのだと思う。
1年ぶり?2年ぶり?
ハガパパさんの愛娘みのりの成長に驚いた。
もう大人じゃんっ。
でも、お寿司はさび抜き。
ログブックに顔を近づけて字を書く癖とか、
まだ中身子供です。
みのりとチナミがいなければこのツアーは
近いものは見えず、耳は遠い
それでも愉快な人たちの集い
というタイトルになるところでした・・・。
まさ